言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

I miss you

2006年05月15日 | Weblog
いつだって一緒にいたい
手を繋いで歩いていたい
その願いは叶わないから
僕は目を伏せて祈るだけ

君が今日も幸せでありますように

寂しさは癒えることない
君じゃなきゃダメなんだ
切なさは消えることない
だって君を愛してるから

君が今日も笑ってられますように

足音

2006年05月13日 | Weblog
幼い頃から 僕は 酷く足音に敏感だ
母親が家に近付いてくると玄関まで走り
父親が夜中に起き出すと寝返りを打ち
誰かが訪れてくると 緊張して耳を澄ました

僕は臆病すぎるほどに怖がりだったから
足音が聞こえるたびに耳を塞ぎたかった
けれど足音の主が分かるまでは 決して
張った気を緩めることなど出来なかった

それは今でも変わることなんてできなくて
僕は足音が聞こえるたびに恐怖の狭間で揺れる
いっそ耳を塞いでしまいたいのに 叶わず
一歩 一歩 近付いてくる影に 怯えるのだ

I know, but...

2006年05月11日 | Weblog
凹んで立って仕方ないって分かってるけど
だからって落ち込まずに済むわけもなくて

溜め息は自然と洩れちゃうし 心は悶々としちゃうし
こうして悩むことも糧になるんだって思い込んでは
自分の優柔不断を正当化してる気がするよ

どこをどう間違って ここに辿り着いたのかな
もう後戻りなんて出来やしないのかな
ましてや やり直すなんて無理なのかな

分かってても足掻いちゃう僕は バカみたい?

口は災いの元

2006年05月09日 | Weblog
傷つけていることは分かっていたのに
この口から次々と溢れ出す言葉は
君に刃を突きつけ続けていたね

ごめんね ごめんね ごめんね

口は災いの元なんて よく言ったよね
ナイフよりも鋭利かも知れないね
ほんと よく言ったもんだよね

傷つけたくなんてなかった ほんとだよ
もう信じてもらえないかもしれないけど
本当に本当に愛してたんだよ ごめんね

どうしようもないとき

2006年05月08日 | Weblog
新緑が綺麗で、それを彩る花水木も綺麗で
我が家の庭ではモッコウバラが綺麗です。

心癒されるなぁと思いつつ、それでも、
やっぱりイチバン癒されるのは君の笑顔で
でも君の笑顔は今ココにないんです。

どうしようもないとき、人間って
自然に溜め息が出ちゃうものなのね。
どうしようもないことに変わりはなくても。

かなしい眼

2006年05月07日 | Weblog
あなたの睫毛は長いから
少し伏し目がちにするだけで
その頬に 影を落とすのね

そこから 涙なんて毀れたら
もう哀れで哀れで仕方ないのよ
抱きしめて 離したくないの

ねえ あなたは弱くはない
けれど 弱さに縛られている
守られることに 慣れてるから

本当は きっと羽ばたけるのに
「守ってあげる」なんて甘言で
縛り付けている私は・・・酷い?

それでも あなたの眼を見ると
私は あなたを閉じ込めたくなる
それほどに かなしい眼をしている

I'm really really happy

2006年05月05日 | Weblog
幸せって何だっけ?と 君が尋ねる
そのたび 僕は 笑って答えるんだ
幸せって今こうして君といることだ
2人で手を繋いでいられることだよ

君は笑って そうだね と頷くんだ
ほら その行為だけで 僕は また
とっても幸せに満ちていけるんだよ
これが 幸せ以外の何だと言うの?

僕は とても とても 幸せなんだ

For what

2006年05月02日 | Weblog
何のために 言の葉を 綴っているのか
醜い欲に邪魔されて 分からなくなった

自ずと零れていた言の葉が 出てこずに
余計な欲に塗れた邪心ばかり 溢れだす

言の葉は我が儘で残酷で好き放題して
だけど どうしたって必要なものなんだ

優しいものばかり あるわけじゃないから
傷ついたり 傷つけたりも するけれど

これからも私は私の言の葉を愛し続ける
私の内から出て行く言の葉を奏で続ける