言の葉

気の赴くままに、ひたすら詩を綴っています。

любой

2018年03月31日 | Weblog

ふとした時に思い出す 何気ない言葉

あなたが「桜貝のような色をしている」と
褒めてくれた爪を 桜吹雪に かざす
あの日から 私はマニキュアをやめたの

そんな些細な変化を知らないでしょう?

溢れだす全てが ピンク色に染まる
そこかしこに鏤められて 視界を覆う

何もかもは 愛でした ひたすらに
何はなくとも 愛でした 直向きに