最近オープンした回転寿司店の視察に行った。
受け付けは自分でパネルを操作して、大人、子供の人数、カウンター、テーブル席の希望を入力すると番号札がプリントアウトされてくる。
ずいぶんと合理化されたものだが呼び出しがマイクだ。
迷わず受け付けの男の人に番号札を示して聞こえないので呼んでくれるように頼んだ。
カウンターに着くと目の前にスピーカーがある。回転している皿が希望のがない時にそれに向かって話すらしい。
これは迷って、近くの皿を片付けていたアルバイトらしい女性に希望のネタを書いた紙を渡して頼んだ。
「これを頼むのですか。」
「聞こえないので何を言われているか分からないので、代わりに頼んでくれますか。」
「これを頼むのですね」
「・・・・」
ラビット 記
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