難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者による聴覚障害の自己評価

2010年03月29日 23時16分26秒 | 補聴器
自己評価の質問用紙は欧米で開発されており、日本でもいくつかの大学で検討されていると聞いていたがもう数年前になる。

「聞こえ」についての自己評価か、聴覚障害全般についての自己評価か、論文を読んでみたい。

難聴は、自分で客観的にとらえることの出来にくい障害だ。
聞こえないことが周囲にどのような影響を与えているのか、自分でどのくらいそれを理解しているか自己評価質問用紙で分かるのだろうか、知りたい。


ラビット 記

買ってから4年目の水耕栽培の鉢の花が芽を出してきた。渡米直前の3/10の写真。


=== 「難聴者」の Google ウェブ アラート ===
CiNii 論文 -
難聴者による聴覚障害の自己評価 :
「きこえについての.難聴者による聴覚障害の自己評価 :

「きこえについての質問紙」の解析
Self-Assessed Hearing Problems :
an Aanalyis of the Self-Assessment Scale for Japanese Hearing impaired.

鈴木 恵子 SUZUKI Keiko; 北里大学医療衛生学部
Kitasato University ...
http://ci.nii.ac.jp/naid/50000720612

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3 コメント

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何を自己評価するか (風紋)
2010-03-30 00:31:05
 何を評価するかを特定するのが先決でしょうね。
 例1、自分の聞こえる力(純音により測定された聴力レベルとは異なる)の評価。
 例2、現在就いている仕事について、現在現実にある情報保障(または情報保障の欠如)の状態における能力の発揮に係る評価。
 例3、現在就いている仕事について、あり得べき情報保障が行われた上での能力の発揮に係る評価。
 例4、聞こえない・聞こえにくい者として、対人交渉能力の評価。
 例5、文章の読み取り、書き取りの能力の評価。

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評価関連で比較 (ゼン)
2010-04-01 12:05:43
健常者と聴覚障害者で、互いに聞こえによる評価の比較を出すと面白いかもしれませんね。

健常者の思い込みや、聴覚障害者の思い込み、
比較した時の差分が明らかになると色々な意味で材料になりそうです。

欲しいなあ。
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自己評価の内容 (ラビット)
2010-04-04 23:15:48
風紋さん、ゼンさん、コメント、ありがとうございました。

難聴は自己評価がしにくい理由の一つに、自分の聞こえどの程度か、どのようにとコミュニケーションの障害があるのか、自分で分からないことがあります。

大学病院で、生活、就労に及ぼす影響が検討されているなら難聴者の障害の研究に大きな貢献をします。

鈴木ドクターに文献を求めてみます。
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