goo blog サービス終了のお知らせ 

難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

人工内耳と補聴器で聞こえるようになる過程。

2010年04月12日 20時39分14秒 | 人工内耳
人工内耳がどのように聞こえるか、聞こえるようになるかの記述は少ない。
医師やSTからも説明がない。ないというよりも出来ない。
患者一人一人聞こえ方も聞こえるようになる過程もまちまちだからという理由もある。

しかし、まちまちな聞こえるようになる過程を誰かが分析しようとして集積しているのだろうか。何でまちまちなのかその理由が分かれば知りたい。

患者が聞こえるようになるその過程、聴能発達過程を表現するときの共通言語が必要だ。
どのように聞こえるようになるかだ。
自分の場合で説明したい。

人工内耳と補聴器を併用しているので、両方の聞こえ方がそれぞれ別々なのと人工内耳は聴能がどんどん発達してくるが補聴器側は加齢とともに低下してくるので、バランスが取れていなかったりすると言葉は聞き取りにくい。

人工内耳は本当に聞こえる。小さい音、補聴器では聞こえなかった高い音も聞こえる。
例えば歩いている足音が聞こえるがかかとが道路に接地して擦れる音、足先が着く音とか違って聞こえる。
バイクが通れば遠心クラッチで徐々に上がっていくエンジンの回転音の変化が分かる。
今日は雨だったが頭上でパラパラ音がする。バス停のひさしに雨滴が当たる音だ。それのバラバラのようでリズムのある音だ。
みな生まれて初めて聞く音だ。


ラビット 記

最新の画像もっと見る

コメントを投稿