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難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

障害者権利条約の合理的配慮

2008年11月29日 14時19分05秒 | 権利
081129-103640.jpgJDFフォーラム(東京)で、ティナ・ミンコウィッツさんの基調講演があった。彼女は、障害者権利条約の成立の過程で大きな力を発揮した世界精神医療ユーザー・サバイバーネットワークの共同議長だ。

彼女が強調したのは「合理的配慮」と「法的能力」だった。合理的配慮は、これまで障害者が社会に参加する、生活する場合に必要な措置と理解していた。
しかし、ユニバーサルデザインとの関係の説明を聞いてその本当の意味が分かった。
合理的配慮は、個人に対応する対応のことだ。ユニバーサルデザインは社会に一般的な障害を持っている人もいない人も利用できる施設、サービスの提供を表しているが、合理的配慮はそれをさらに個々のニーズに合わせる(調整)ことを言う。

障害者の障害を持っていない人との平等な権利を教授するためには、個々の障害者の状況にあった配慮が必要になる。その合理的配慮は環境側が相手が一方的に押しつけたりしてはならない。

視覚障害者が飛行機を利用するとき航空会社がサービスを提供するのに窓側が良いといっても視覚障害者が認めなければ実施してはならないという例が出された。

精神障害者にとって第12条の法的能力の問題は大きいが、難聴者にも似た問題と感じた。

その後のシンポジウムでも新しい理解が得られた。


ラビット 記




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