難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

全難聴、JDFに支援施策の要望 3/15

2011年03月18日 13時02分14秒 | 東北地方太平洋沖地震
全難聴は、3月15日、JDFに以下の難聴者支援の要望をした。

ラビット 記
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(要望事項)

1.報道・広報
・災害情報、避難情報、記者会見・ニュース・関連番組などに対して字幕付与を完全実施する。

・政府機関の災害関連インタネット動画への字幕付与を完全実施する。
その他民間インタネット動画への字幕付与を奨励・助成する対策を講じる。

・行政、テレビ局、その他関係機関のファックス番号を公開する、
あるいは専用ファックス番号を設ける。

・エリアメールや要援護者への個別災害通知メール機能を充実させる。

・広報車の音声案内はゆっくり明瞭に話す。なお広報車等による避難情報は聴覚障害者には伝達されていないことを前提に、メール・ファックスでの連絡や個別の避難確認を行う。

・電話リレーサービスの実施を施策として進める。

2.避難
・避難情報(避難準備、避難勧告、避難指示)に対応した避難形態、避難行動を明確にする。

・一時避難場所、避難所、避難経路を明示した防災マップを整備する。・聴覚障害者は聞こえないことを自己表示しないことを前提に一時避難場所、避難所での音声情報は原則すべて文字表示する。

・一時避難場所、避難所での筆談対応は聴覚障害者のみならず高齢者、その他円滑なコミュニケーションが困難な人に対して非常に有効である。
避難所スタッフ、ボランティアに対する教育やマニュアルで筆談の重要性を強調する。

・避難所については、携帯電話やワンセグなどの情報が入りやすい環境配置に配慮する。携帯電話の充電対応も重要。
補聴器利用者に対しては補聴器販売店協会等と連携して補聴器電池補充の対策が必要。

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