難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

藤井克徳さんの本、すごい頭脳明晰な人。

2010年12月23日 14時59分43秒 | 日記(つぶやき)
めざす会のニュースに紹介されていた。

藤井克徳さんという人はただ者ではない。
障害者自立支援法廃止の大フォーラムで、政権交代を果たして長妻厚生労働大臣が廃止を言明したときでも、藤井氏はその大フォーラムの各党議員によるシンポジウムで、民主党障害者プロジェクトチームの議員たちの介護保険法への組み込みのあいまいな姿勢に、「私は民主党を信用していない」と叫んでいたのを鮮明に記憶しているが、1年で実際にそのとおりになった。

年末で書店取り寄せは難しい。Amazonでは取り扱っていない。
どこで購入しようかと思ったら、下記のURLは[東京都] きょうされん書店だった。
これはクリックするしかない。


ラビット 記
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◆3◆ BOOK紹介 年末年始のお供に(^_-)

○藤井克徳(きょうされん常務理事)
『見えないけれど観えるもの』 やどかり出版
http://www.tomoichiba.jp/s_tomobook_1450.html

「困難が大きければ大きいほど運動は深く根を下ろす。深い根っこには美しい花が咲く。つながりをさらに強め、各地で多くの人たちと、しっかり腹を据えてがんばろう」。

自立支援法「改正」法案が可決・成立した日、国会前での筆者の訴えです。
雪国の盲学校を卒業した青年は、教師から、きょうされん、日本障害者協議会(JD)、日本障害フォーラム、そして障害者施策の方向を決する「制度改革推進会議」の大きな牽引者です。

本書は、1990年代半ばから自立支援法と対峙する2000年代半ば、社会保障施策をめぐってわが国が、世界が大きくゆれ動いた時期、きょうされんの月刊「TOMO」や新聞各紙掲載のコラムやエッセイを
つぎの8ブロックでまとめたものです。「わが国に生まれた不幸」「小規模作業所は小さな巨人」「障害者を締め出す社会はもろくて弱い」「対角線モデルの牽引者に」「非力な政治のひ弱な福祉」「自立と運動を考える」「交流で見えてくる日本」「背中を押してくれたあの人、あの時」。

そこからは、①当事者ニーズを基本に据え、②自由に主張し、③信頼性・存在感を高めるという藤井運動論がよく学べます。
また、秋元波留夫、調一興、丸山一郎、小倉昌男さんやたくさんの障害者との出会いが「エネルギー不滅の法則」とも。
(「みんなのねがい」より)

○「賃金と社会保障 1527号(2010年12月上旬号) 特集 第二次鈴木訴訟」
一冊丸々第二次鈴木訴訟の特集です。
判決文全文と行政法学者の評釈と裁判で証拠とした行政法学者の意見書、弁護団声明などが掲載されています。
判決文は、かなり難解で、一般向けとは言い難い面はありますし、不満な判示もありますが、支給量訴訟の障害者勝訴確定判決として、全国で是非、ご活用いただければと思います。(藤岡毅さんメールより) 


▽▲▽編集後記
今年最後のめざす会ニュースです(そのハズです)。
この1年、正月から始まり、いやはやジェットコースターのような情勢でした。
新法を実現させるまで、みなさんとしっかり手をつないでがんばりましょう。
では、メリークリスマス! よいお年を(に)!

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障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会メールニュースです。
事務局には syouri_mezasukai@nginet.or.jp  にメールください。

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