難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の集いの補聴システム

2007年01月29日 22時09分13秒 | 機器について
070128_0900~001.jpg070128_0901~001.jpg1月28日の「東京都中途失聴・難聴者集い」の補聴システムは磁気ループの他にFM補聴システムが用意されたので、利用してみた。
今まではアナログ補聴器のT回路を利用していたがT回路のないデジタル補聴器に変えたのでオーディオインプット端子とアダプタ経由でコイルの磁気誘導を拾わねばならない。コードをいちいち接続するのが面倒になった上、アダプタもすぐ壊れるので使っていなかった。
久しぶりに生の音を聞いた感じがした。ノイズも入らずきれいに聞こえた。
司会を担当した同じ働く管理職の仲間に試聴を勧めたところ、半信半疑だった顔がイヤホンを付けるとパッと明るくなった。

まだまだ聴力は使えるかも知れない。適切な補聴器の選択と補聴器の徹底したチューニング、利用者の聞く意欲を引き出すコンサルティング、補聴器と補聴システムによるテスティングが関連しあって提供出来る場はないものか。
補聴器に人の耳を合わせるのではないことは当たり前だが、何故か補聴器で良く聞こえないままにしている難聴者は以外に多いだろう。

歯医者は駅の回りに何軒もある。こんなに近くにあって過当競争ではないかと思うくらいだ。
そのくらい、難聴専門医院やクリニックがあってもいいのではないか。難聴外来の治療や補聴器相談は保険点数が低いので少ないのだろうか。
無料で補聴相談のできる公的相談支援センターも身体障害者福祉センターに置くのではなく、公立の総合病院院内におくとかターミナル駅の中におくとかしたらかなりの人が訪れるのではないか。

ラビット 記

写真は(有)アイアシステムの補聴システム



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