難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

鳥取市でも人工内耳装用児にFMシステム給付の事例。

2012年03月25日 11時02分38秒 | 機器について
「補聴器と人工内耳装用者に朗報!」で人工内耳装用者と難聴者に、FM送受信システムの給付について紹介した。
その後、鳥取市在住の方とコメント欄で給付の認可についてやり取りがされていたが、昨日、給付決定の連絡があったことが分かった。

ラビット 記
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http://bit.ly/szHPbQ
ご報告申し上げますあ。
先日、突然福祉課より連絡があり、FMが支給されることが決定しました。
それより数日前に福祉課に赴き、学校生活での必要性などを説明し4月に再申請をすると合意していたのですが、急きょ就学前の支給となりました。
というのも、私のこどもともう一人の方が同時期に申請されていて、その方の案件が更生相談所にのぼっていました。その子供さんは病院でFMをつけての語音明瞭度検査等をし、なおかつ主治医から人工内耳用も補装具として区別なく支給されるべきという意見が更生相談所に直接あったそうで、それが決め手になったようです。
ひとまずほっとしています。これで新入学を迎えた子供にも力強い見方ができた気分です。
今回は色々とご教示いただきありがとうございました。


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1 コメント

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Unknown (更生相談所の判定)
2012-03-25 13:26:48
 根本文子様、おめでとうございます。
 これで、親子ともども、安心して就学されることかと拝察します。

 コメントを再読して、質問に答えていなかったことに気づきました。すべての補装具が身更相で判定を受けるのか否か、という質問です。
 遅まきながら、ここで回答しておきますと、
 (1)市町村が判断し、身更相の判定を要しないもの。
 (2)身更相の判定を要するもの。

 この2つがあって、補装具ごとに決められています。(1)の例は、歩行補助杖です。聴覚障害関係でいえば、「修理」で交付される電池です。
 (2)の例は、車いすです。聴覚障害関係でいえば、補聴器です。
 以上の区分は、都道府県によって若干異なります。上記は、鳥取県の例です。
 要するに、お子さんに関係するものは、基本的には身更相の判定を受ける、と理解してよいでしょう。

 補足すれば、身更相は嘱託医の意見を聞いて判定します。嘱託医がどなたかは、市町村の窓口でもわかります。
 今回のように、ややこしいケースの場合、嘱託医に受診し、意見書を書いてもらうのも一つの方法です。
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