難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

ろう文化に関する本の発売 「ろう文化」の内側から

2009年08月01日 13時36分51秒 | 生活
090721-071550黄色の花.jpg友人の森壮也さんと森亜美さんの翻訳になる本が本日発売された。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4750330272/ref=pe_2102_13816512_snp_dp
# 単行本: 304ページ
# 出版社: 明石書店 (2009/8/1)
# 言語 日本語
# ISBN-10: 4750330272


ラビット 記
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「ろう文化」の内側から (単行本)
キャロル・パッデン (著), トム・ハンフリーズ
(著), 森 壮也 (翻訳), 森 亜美 (翻訳)
ろう学校や活動写真、アメリカろう者劇団、手話辞典の登場といった歴史的に重要な瞬間の光と影を映し出し、現代との関連性も論じる。また人工内耳などの科学技術に対するろう者の不安にも向き合い、未来を展望。名著『「ろう文化」案内』の議論を掘り下げた続編。

『「ろう文化」案内』
キャロル・パッデン、トム・ハンフリーズ、森 壮也、
森 亜美 (単行本 - 2003/11/1)
内容(「BOOK」データベースより)
手話を用いる人びとが、何世代にもわたって受け継ぎ、豊かにしてきた「ろう文化」。本書はカルチュラル・スタディーズや最新言語学の成果も取り込んだ「ろう文化」入門の決定版である。そもそも、耳が聞こえないってどういうことだろう?笑い声やトイレでの音。からだが出す音にも、よい音と恥ずかしい音があることを学ぶ。ろう者が共有するコミュニティ、伝えあう教訓―。古いフィルムやろう演劇、手話によるジョークや歌、詩など、思いがけない資料を手掛かりに、ろう者の生活文化を内側から描きだす。アメリカでは手話を学ぶ際の必須文献として、教科書にもなっている本。
内容(「MARC」データベースより)
コミュニケーションに手話を用いる「ろう文化」は、ひとつの豊かな世界だ。ろう演劇や映画、手話によるジョークや歌、詩などを使用し、カルチュラル・スタディーズの成果も取り込んだ、ろう者自身による「ろう文化」への招待。