難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者の聞こえない社会の音~車内放送って

2006年12月05日 22時42分41秒 | 生活
061205_2236~001.jpg電車の車内放送は何を言っているのか、補聴器では聞きにくいので頭から聞かない(これが本当の「聞く耳を持たない」)。
事故や遅延の時は文字とか何か見て分かる情報を探して不安を解消しようとするが、普段でも次の停車駅は車窓の外や駅名を見ることにして、放送を聞くという意識がそもそもない。
しかし、知人からのメールではいろいろな放送がされているらしい。
これが文字でひっきりなしに表示されたら正直「ウザイ」。
視覚障害者には音声による情報が必要だがこれではうるさいのでは。

車内と言えば車内広告も大学や化粧品、食品など車両全部が同じ広告の時がある。前は広島のお好み焼き用の「お○ふくソース」だった。よだれが出て困った。

ラビット 記
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毎日有楽町まで電車で通ってます。
ところで電車って車内放送が結構あるんだね。
私は有楽町まで各駅停車に乗るんですが、遅延のときは各駅ごとに「遅延理由(○駅で事故があった、等)」とか、ちょっと駅じゃない所で止まるたびに、「前の電車がホームにいるので、それが出発次第、発車します」とか。
空調を入れるときも、「車内の湿度50%、温度22度になりましたので、空調を入れます」って。
京浜東北線はほんの数分で次の駅に着くから、新しい乗客のために、また「只今~~なので空調を入れております」って。
こりゃ聞こえない人には、何が新しい情報で、何が繰り返しの放送なのか、気になるわ。
私には、寝てる人のイビキまで聞こえるけど。





要約筆記関係の研修等相次ぐ

2006年12月05日 09時40分04秒 | 要約筆記事業
061103_1602~001.jpgこのところ、要約筆記関連の研修などが相次いでいる。
11月初めには、現時点での要約筆記の重要なポイントを学ぶ全要研の要約筆記指導者養成講座が名古屋で開催され、260が参加した。(写真)
11月25日26日は横浜市で全国要約筆記問題討論集会が開催された。

12月2日、3日は通訳課程のカリキュラムに基づく要約筆記指導者養成講座の一回目が開催された。

それぞれ、開催の趣旨も募集の方法が異なり、対象者も異なっている。

コミュニケーション支援事業で要約筆記者派遣事業が実施されることになり、これまでボランティアに担われていた要約筆記が明確に市町村の派遣になることから、要約筆記の専門性の確立が求められていることが感じられて来たのだろう。
ラビット 記