昨日はNHKの「懐かしのメロディ」を字幕放送で見た。これは生放送だったが、字幕が出ていた。
生放送の字幕制作方式は三つある。ひとつは、コンピューターによる音声認識方式だ。基本的に入力された言葉を蓄積された音声データベースから探してマッチングするので、新しい言葉はお手上げになる。
二つ目は、オペレーターが聞いて入力する方式だ。速記技術を用いた方式だ。聞こえた言葉をそのまま入力する。
三つ目は、オペレーターが入力するが普通のキー入力を用いる。連携入力することが多い。
どの字幕制作方式も音声をそのまま文字に置き換える技術として、発展している。テレビ画面は映像というとても情報量の大きなものがあるので、さらに多量の文字を付加することが、聞こえない人に対する情報保障になるのかを考える必要がある。話された言葉が文字化された場合も理解できる文章かどうかという問題もある。
ラビット 記