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難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

【ふくしまFMの手話・字幕化放送お知らせ】#jimaku #syuwa_yobo

2011年04月25日 21時00分53秒 | 東北地方太平洋沖地震


【ラジオの手話・字幕化放送実施お知らせ】
東日本大震災の被災地では、FMラジオ局が身近な地元の生活情報を放送しており、これは携帯ラジオやカーラジオで広く聴かれています。

「目で聴くテレビ」では、ラジオ放送の文字化要望が多かったことに応えて、手話と字幕で放送することしました。放送は随時拡張していきますが、当面1週間の放送を計画しています。地元放送局と協議をして、随時増やしていきます。

4月25日(月)午後4時11分~21分、ふくしまFMが放送する「ライフインフォメーション」という現地の災害に関する情報発信番組を、エフエム福島との共同で、手話と文字放送にしてお送りします。


ラビット 記

「あおもり大会、開催を満場一致で再確認!」

2011年04月25日 20時54分21秒 | 東北地方太平洋沖地震
今年の全難聴の福祉大会は青森県で開催の準備が進められていたが、東日本大震災の影響で開催をどうするか懸念されていたが、17日の青森県難聴者協会総会で満場一致で開催が確認された。

青森県大会実行委員会工藤実行委員長のお知らせと協力依頼が発表された。
http://blog.goo.ne.jp/zennan_saigai/e/db465643c25c6f7313c11fe4de0c3211?f=m

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「第17回全国難聴者・中途失聴者福祉大会 in あおもり」は予定通り開催します

大会実行委員長 工藤 文紀
(青森県難聴者・中途失聴者協会会長)

この度の東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)により被害を受けられた方々に、心からお見舞いを申し上げます。
地震による津波や原発事故などのため、岩手県、宮城県、福島県の東北3県に加え、被害は茨城県や千葉県やその周辺と広い範囲に渡り、目を覆うほどの甚大な状況となっております。青森県でも八戸市を中心に津波により大きな被害を受けました。

青難聴は昨年4月に大会開催を決定し、同年6月から実行委員会を中心に準備を進めてまいりました。しかし、このような広範囲の災害は過去に例がなく、しかも東北の半分以上が被災県となっている状況の中で、復興に相当の時間がかかることが容易に想定されます。このような状況の中で果たして開催してよいものかどうか、会員共々非常に悩みました。

しかし、4月17日(日)に行われました青難聴定期総会では、こんな大変な時期だからこそ青森での大会が「被災された方々や全国のみなさんが元気を取り戻せるきっかけになり、復興の礎になるのであれば!」と会場にいたみんなの心が一つになりました。
そして、満場一致で大会開催準備を続行することが決まりました。総会のあと、「震災シンポジウム」を開催したのですが、「NHKろうを生きる難聴を生きる」で放送された八戸で避難生活を送った会員の声を紹介したこともみんなの気持ちがひとつになった強い動機になったと思います。

本大会では、開催要綱の一部を変更し、「障害者権利条約」に加え、「復興」もキーワードにします。
そして、障害者(難聴者・中途失聴者)福祉の観点から将来の日本のあり方を軸に据えながら真摯に討論していきたいと考えております。
分科会もこれらのキーワードを念頭に再構成し、近日中に公開する所存です。

震災や大きな余震などの影響で開催準備が1ヶ月以上滞っておりますが、青難聴や実行委員会のメンバーと共に、その遅れを挽回すべくがんばっていきたいと思いますので、全国のみなさまのご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
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都難聴例会、福祉のまちづくり東京都条例

2011年04月24日 18時06分42秒 | 東北地方太平洋沖地震
東京都福祉保険局生活福祉部福祉のまちづくり担当課三浦課長から、東京都の条例の聴覚障害者部分を説明いただいた。

限界もあることも説明された。
新築、大規模な改築の場合に限るとか、磁気ループの設置場所も全席とも言ってない、前の方の席とも決められていない。
しかし、きちんと集団補聴席があること、利用方法など説明し、利用されるよう案内することは当然。

「イベント等開催時のユニバーサルデザインチェックリスト」も紹介された。会場選定編に「会場に集団補聴設備はありますか?」、事前準備編に「参加申し込みにインターネット、FAX、電話など多様な手段を」、か「要約筆記、手話通訳を用意していますか」、「会場に集団補聴設備はありますか?」などのチェック項目がある。

大震災でこうした聴覚障害者へのバリアフリーが一般の人にも重要なことが浮かび上がってきた。

ラビット 記

有楽町駅前で、NPO法人「あさがお」販売中!

2011年04月24日 11時51分39秒 | 東北地方太平洋沖地震

有楽町駅に着いた。交通会館前で、NPO法人あさがおは東北大震災支援と銘打って、野菜や豆製品など販売中!大勢の通行人も購入していた。#jishinn #hukushi

NPO法人あさがおは福島県南相馬市鹿島区鹿島で就労継続支援B型きぼうのあさがお、共同生活介護援助いやしの家123、地域活動支援センターいっぽいっぽあさがおを運営している。

西みよ子理事長にも会えました。
JA全農福島の野菜も仕入れた。

ラビット 記

大震災・原発事故、まちづくりについて学ぶ & 災害支援フリーマーケット

2011年04月24日 08時51分30秒 | 東北地方太平洋沖地震
大震災・原発事故、まちづくりについて学ぶ & 災害支援フリーマーケット
(東京都中途失聴・難聴者協会 4月例会)
★日時:2011年4月24日(日)
    13:30~16:30(受付13時から)
★東京都障害者福祉会館 A1・2
 JR田町駅から徒歩7分、都営三田線三田駅から3分。
★参加費: 会員無料、非会員500円

第一部 13:30~15:00 
「原発事故・放射能汚染について正しい知識を持とう」
福島の原発で起きた放射能漏れ問題は、テレビや新聞で見ても素人には非常に分かりにくいものです。知識がないことは余計怖さや不安を倍増させます。
水や野菜の安全性も含めて、専門家の方に分かり易く解説していただきます。

第二部 15:15~15:45 
「東京都の福祉のまちづくり条例について」
お話:東京都福祉保健局生活福祉部地域福祉推進課福祉のまちづくり係。
協会は昨夏、歌舞伎座改築に関して、磁気ループや文字情報設備に関する要望書を提出。株式会社松竹へは説明に出向きました。
一方、今回の震災に伴って、様々なバリアが見えてきました。地震でエレベーターが止まりました。地震当日文字情報を探すのは困難でした。計画停電でエスカレータが止まっています。
私たちにとってバリアフリーなまちづくりはまだまだ道険しの感があります。条例を学び、今後、私たちにできることを考えます。

16:00~16:30 
「災害支援フリーマーケット」
家に眠っているもの、手作りのもの等に値段をつけてお持ちください。そして売り子も担当してください。
売る人、買う人のコミュニケーションを大事にしたいフリーマーケットです。
売り上げの一部は災害支援義援金として募金箱に入れてください。なお、保管場所がないため、売れ残った品物は各自お持ち帰りいただきます。

★問合せ先 東京都中途失聴・難聴者協会事務局 
F)03-5919-2563   

ちょっとまったあ。その費用はどんだけえ!緊急放送に字幕を!

2011年04月23日 15時07分24秒 | 東北地方太平洋沖地震
NHKが英王室結婚式を4時間半も生中継するという。NHKは前もって予定された生放送の字幕放送が出来るので字幕放送が付くのだろう。しかし、予定されない突然の首相官邸や保安院、気象庁、東電の記者会見は出来ない。突然の地震が起きても字幕放送が出来ない。#jimaku @NHK_PR #JISHIN #syuwa_yobo
聴覚障害者団体た繰り返し、緊急時放送や記者会見に字幕放送を実施して欲しいと要望しているのに対し、NHKは技術上の問題と予算の問題を上げてできないとしている。この4時間半の番組にどのくらいの経費を使うのか。

ラビット 記
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「英王室結婚式」NHK4時間半生中継。日テレは櫻井翔司会で特番
http://bit.ly/dQ2qqG
日本の皇室と親しい英王室の慶事だからということなのか、NHKが4月29日(2011年)に行われるウィリアム王子とケイト・ミドルトン嬢の結婚式を4時間半近くも生中継する。「全部見せます!英国ロイヤルウエディング」とタイトルもハシャギまくりで、午後5時30分から9時50分まで「BS1」で放送する。

福島・茨城の農家と障害者を支援しよう!有楽町駅前で直販。

2011年04月23日 13時05分01秒 | 東北地方太平洋沖地震
細かい報告はあとにして、あさがお(作業所名)では青豆からみそといった加工製品を作り、販売していますが、原発等の関係で風評被害その他、大きな被害を受けていらっしゃいます。
応援企画として明後日日曜まで東京の有楽町駅前の交通会館で、下記のようなイベントを開催しています。
ご都合のつく方、ふるってご参加を!

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「買い控えを吹き飛ばせ!福島・茨城の農家を応援しよう」

4月22日(金)~24日(日)の3日間、有楽町の駅前・交通会館マルシェにて、青ばた豆製品、販売します!
東日本大震災復興キャンペーン(キャンペーンは、4/1~5/8まで開催)の中で、福島県南相馬市にて、障がい者の自立支援をしている、NPO法人 あさがおの皆さんが、 自慢の青ばた豆のお味噌・豆腐・豆乳・油揚げや、地元でとれたお野菜や加工食品を販売します。

この企画は、株式会社東京交通会館さまと銀座農園株式会社さまが、東北関東大震災で被災した福島県、茨城県の農家、農業団体の皆さんが中心となって活動をしています。

津波被害と原発事故被害によって、福島県・茨城県といった被災地に近い地域では、摂取や出荷の自粛制限が出ている農作物以外について、流通市場で買い控えが広がっており、このままでは農業への被害は大きくなる一方です。そこで、今回、本来は安心・安全と証明されている産地の農作物を中心に農家、農業団体などが有楽町で直接説明しながら販売を行います。

今回、被災にあわれた、NPO法人あさがおの西さまが、銀座にあるヤマト福祉財団とスワンを訪ねて来て下さり、少しではございますが、販売にあたっての準備を、ご協力させて頂いております。
ヤマト福祉財団、スワンのスタッフ一同、心から応援しています。
ぜひ、皆さん、この機会をお見逃しなく、ご利用下さいね。

JDFのメーリングリストより

手話を含むあらゆる意志疎通の手段の選択の機会の保障だ。

2011年04月22日 21時47分56秒 | 東北地方太平洋沖地震
障害者基本法改正法案の情報・コミュニケーションの条文は手話だけでなく、それぞれの障害者に必要なコミュニケーション手段の確保を通じて社会生活の権利を保障するものだ。手話だけをクローズアップするのではこの条文の意義の矮小化になり、社会の支持も得られまい。

「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること。」


ラビット 記

昨日大震災後初の推進会議開催、本日午前閣議決定!

2011年04月22日 12時53分28秒 | 東北地方太平洋沖地震
本日午前に「障害者基本法改正案」が閣議決定され、衆議院に送付されました。
http://blog.goo.ne.jp/zennan_saigai/e/117270a2deb76dcc76e08d271c3fb8b2?f=m

「推進会議ニュース」No32、発行される。
http://blog.goo.ne.jp/zennan_saigai/e/86e455a20f9825d12658b62db020ce40?f=m

ラビット 記
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第31回「障がい者制度改革推進会議」が開催されました。

3月11日の未曾有の大震災、それに続く福島第1原発の問題で周りの風景がすっかり変わってしました。延び延びになっていた第31回障がい者制度改革推進会議が漸く4月18日に開催されましたが、何とも言いようのない気持ちのザラツキがあります。
天災であれ人災であれ、過酷な状況は真っ先に弱い人を襲います。高齢者、子ども、障害を持ったひと。障害者基本法の改正については10回以上に亘って議論してきましたが、災害は情報アクセスの中でしか議論をしてきませんでした。それに近い議論は少しありましたが、災害を含む緊急事態での障害者の問題を正面から基本法の議論の中に取り入れてこなかったのは、明らかに推進会議の手落ちと思っています。

障害者基本法の議論に戻れば、偶然としか言いようがありませんが地震当日3月11日の午前、障がい者制度改革推進本部で今国会に上程される障害者基本法の改正案が了承されました。
本来はそのあとの閣議で改正案の閣議決定をして、国会へ提出の予定でしたが、震災の影響で閣議決定は延びており、今のところ法案の国会提出は行われていません。
第31回の推進会議は、推進本部で了承された改正案について内閣府の説明を聞き、それについて質問する形で進められました。また、緊急テーマとして今回の震災と基本法との関連を1時間ほど議論しました。

【第31回推進会議の議論】
障害者基本法改正案は既に制度改革推進本部の了承を得ているとのことで、法案文言の変更を求めるのではなく、法案文言の解釈を聞く形で議論が進みました。
総則、各則、推進体制と分けて内閣府の説明を聞き、その解釈を聞いていきましたが、やはり議論が始まれば、法案文言を変えるべし、という意見が多く出ました。

内閣府の説明では、①障害者が権利主体、②地域で生活する権利、③障害の社会モデル的な規定、③合理的配慮の欠如は差別、③インクルーシブな教育など重要な項目は趣旨として改正案に盛り込んだ、とのことですが、文案を読む限り到底そのようには読めません。

特に改正案第3条第3項の「全て障害者は、可能な限り、言語(手話を含む。)その他の意思疎通のための手段についての選択の機会が確保されるとともに、情報の取得又は利用のための手段についての選択の機会の拡大が図られること」の「可能な限り」はどのように理解するのでしょうか?私たちは自由なコミュニケーション、情報アクセスを「可能な限り」しか許されないのでしょうか?

今後は、推進会議の第2次意見を国会審議でどれだけ反映出来るのかということになりますが、法案成立までの限られた時間の中、やれるだけのことはやりたいと思います。改正案は分量が少ないです。皆さま、是非読んでご意見を下さい。
(新谷)

基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラムに400名

2011年04月22日 00時21分47秒 | 東北地方太平洋沖地震
「めざす会」のニュースが届いた。
昨日開かれた「基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラム」に400名も参加したとのこと。
震災と総合福祉法の両方を課題にして、取り組む。


ラビット 記
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◆1◆ 基本合意と総合福祉法を実現させる!4.21全国フォーラムに400名
「今日のフォーラムの熱気はいつもと違うものでした。
 一大事こそ、本当に必要なものや正しいものだけが見えてきますね」とさっそく参加者からのメール。

会場の参議院議員会館講堂に用意した300席+椅子50脚は満席。
座りきれない人も、会場からあふれた人も。多めに用意した資料も足りなくなり、ごめんなさい。
(本日の資料は、近日中にホームページに掲載します)

まず、400名の熱気あふれるフォーラムを写真でみてください(^_-)
○4.21全国フォーラム写真集
 https://picasaweb.google.com/sonobe.hideo/20110421?authkey=Gv1sRgCLn8t4ungrDWCw&feat=directlink
 
つづいて、迫力の竹下弁護団長のあいさつを動画で(^_-)
○竹下弁護団長あいさつ(4分)
 http://www.youtube.com/watch?v=AcTyywTr_Os

━━━MEZASU━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会◆
  ニュース 2011.4.21 第124号(通巻232)
   http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━MEZASU━━━

東日本大震災: 被災高齢者、介護難民に

2011年04月20日 22時39分23秒 | 東北地方太平洋沖地震
うーむ、介護「難民」と言うのだろうか。一番の弱い人たちが介護を受ける権利が保障されずに亡くなってしまう。
災害の時でも人権は保障される必要がある。#kaigo

ラビット 記

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東日本大震災: 被災高齢者、介護難民に
 東日本大震災で、長引く避難生活が介護や介助の必要な高齢者の命を直撃している。特に津波の被災地域では、介護支援施設やそこで働くケアマネジャーらも一度に被災した。支援の仕組みが崩れ、命綱を失った多くの高齢者が「介護難民」化している。災害時要援護者が十分に援護されない現状を追った。【関谷俊介、水戸健一】

 今月8日、岩手県大槌町の三浦昭三さん(83)が、同県宮古市の病院で亡くなった。心不全だった。三浦さんは震災後、高齢者施設を2カ所回った後、死亡する3日前に救急車で病院に搬送されてきた。

 三浦さんは要支援の介護認定を受け、昨年春から週2回、日中入浴などをするデイサービスと、掃除や買い物の家事ヘルパーを利用していた。震災で自宅は流されたが、発生時は比較的高い場所にあった高齢者施設でデイサービスを受けていたため助かった。

 当初はベッドのある居室に入っていたが、自力で歩くことができたため、施設内のホールに避難中だった親族の元に移った。だが、みるみるうちに弱り、寝たきりになった。親族も被災者。付ききりの介護は難しかった。

 入所定員96人の施設に、数百人の避難者がいた。介護スタッフらの中には自宅が被災した人もいたが、避難者のために食事を用意しながら入所者や他施設から運ばれてくる重症者の対応に追われた。事務長は「スタッフはほとんど眠れなかった。精いっぱいやったが、数が多く、すべてに対応することは難しかった」と吐露する。

 親族の三浦美智子さん(47)は介護予防サービスを担う町の地域包括支援センターに相談しようとした。だが、以前から世話になっている三浦さんのケアマネジャーは津波で行方不明になっていた。

 美智子さんが町職員に頼み込み、三浦さんは3月28日、町内のグループホームに移ることになった。だがホームのケアマネジャーによると「動きは良くなったが、呼吸がゼイゼイいっておかしかった」という。近くの避難所に詰める医師に往診してもらったが手に負えず、「救急車を呼んでくれ」と言われた。救急搬送3日後、宮古市の病院から「容体が変わった」と親族に連絡があり、そのまま息を引き取った。

 夫婦で食堂を経営していた三浦さん。子供はおらず、寝たきりとなった妻イシさんを10年間、介護し続けた。そのイシさんは3年前に亡くなった。

 美智子さんは三浦さんの死について「生活のリズムが崩れたのが一番の原因だったと思う。皆さんには精いっぱい良くしてもらったと思うが、せっかく津波で助かった命だったのに残念」と話す。

 ◇自宅離れ寝たきりに

 正常圧水頭症を患い、足腰が弱っていた宮城県石巻市の山口春夫さん(84)は要介護認定されて市内の介護施設に通い、週2度のリハビリを受けていた。

 だが津波で自宅だけでなく介護施設も全壊。山口さんは妻こと子さん(78)と一緒に自身が管理するアパートに避難していた。4月に入り、自宅跡地に残したメモを見たケアマネジャーがアパートを訪ねて来たが、ケアマネジャー
は契約の打ち切りを告げただけで立ち去ってしまった。

 山口さんは病気の症状でトイレが近く、失禁の恐れもあるため、こと子さんは「避難所で暮らすことにためらいがあった」と打ち明ける。だがアパートには自宅のように歩行の支えとなる手すりを付けておらず、山口さんは徐々に寝転んでいる時間が増え、自立歩行が困難になった。

 ケアマネジャーが来て以降、施設の関係者はもとより、行政からの連絡もない。住み慣れた地域を離れたため、顔見知りもほとんどいない。運動能力が低下して一日中、布団にくるまったままの夫を見ていると、こと子さんは不安と悲しみがこみ上げる。「何とか拾った命だけれど、先が見えない。誰にどうやって助けを求めたらよいのか分からない」

2011年04月20日 12時05分
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http://www.cybozu.net/news/national/20110420k0000e040070000c.html

コミュニティFM局の文字送信と著作権

2011年04月20日 12時47分49秒 | 東北地方太平洋沖地震
アメリカでは、こうしたコミュニティFM局が音楽専門局、宗教その他の局とともに無数にあるが幾つかは字幕放送が行われていることを聞き、全難聴もラジオの字幕放送を提唱している。

ツイッターのアカウントもパーソナリティのと情報のとまぜこぜで良いのか、分けた方がいいのか、放送をツイッターするアカウントを分けたほうがいのか。

著作権法上は聴覚障害者に情報提供する社会福祉法人、NPO法人等は著作権の許諾なく発信可能だ。個人や団体は文科大臣の認可が必要となっている。
こうした緊急時にはこの規定によらず公衆送信することは了解されてきたが。


ラビット 記