“元” 日立市立塙山小学校 大地の会 会長日記

“元”おやじの会会長が勝手に綴る日々のたわごと集 塙山以外のみんなもあつまれ~ヽ(^o^)丿

万引き防止キャンペーン

2011年10月29日 | 関係団体
去る10月25日(火)に日立市立小・中学校PTA連合会の第三回母親委員会が開催されました。


小生も数年ぶりに参加させていただきとても有意義な時間を過ごさせていただきました。


その中でグループディスカッションがあり、小生から少々当初の議題からははみ出したのですが、昨今の中高生の万引き増加に対する青少年関係団体の動きや対策について意見を求めました。


するとさすが各学校でPTA活動を切り盛りしているお母さん方ですいろいろと意見をいただきました。


以下が一例です。


子供が万引きする場合、本当にひもじくて、貧しくて困ってやる場合もありますが、心理的にに「見つけて欲しい」と思ってやる子がほとんどです。


自分の孤独感、不満、危機感、恐怖、等をアピールする手段です。


もちろん、悪ぶってステータスにしたり、スリルを味わうのも理由でしょうが、それにしたって自分をわざと悪者に仕立てているわけです。


そして、見つかって捕まった時の大人の態度を彼らは良く見ています。


例えば、親に連絡がいった場合、ろくに子供を叱りもせず、代金を払って済ませてしまうという話をよく聞きますが、これは、親が子供とまともに向き合うのを避けて、楽をしている、ともとれます。


また、事件を揉み消してしまうような場合は、我が子より、世間体を気にしているのでしょう。


子供は自分の親が、自分を取るか、世間様を取るか、よーく感じとります。


心の底で自分をしっかり受け止めて欲しいと切に願ってます。


だから繰り返し、繰り返し、親や回りの大人を試します。


私たち大人は試されているのです。


自分の子供が何かやらかした時、冷静にスマートに対処するのが大人などと思っている親が多いのではないでしょうか?


時には慌てふためいて右往左往したって、子供を心配するあまりの態度だったら恥ずかしいことありません。


子供に、世間体や見栄をかなぐり捨てて子供のために奔走する親の姿を見せてもいい。見せるべきです。


子供は親に、世間体からではなく、本当に自分のことを思って叱ってほしい、と思っていると思います。


しかし、我々自身が、世間体を第一番にしてきた親に育てられている場合が多く、自分が真に親に愛された経験が無い(寂しい)まま子育てをしています。


親自身の問題も多いのですが、まずは、PTAとして万引きする子供の裏の声を聞く、受け入れる用意を各自自覚することが大切だと思います。


万引きの件は、取り締まりや親の倫理観やしつけばかりが強調されているようなので、心配になりした。


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