株式会社葉月の社長ブログ 『うちは技術屋です』

飯塚市嘉麻市(筑豊福岡全域)で塗装・塗替え・防水改修などをやっています。

コンクリート打放し仕上げの高圧洗浄

2012年06月20日 | その他工事
昨日の日記に引き続き、今日もまた高圧洗浄ネタです。

コンクリート打放し仕上げの改修の場合ですが、

今までだと新たに打放し風に塗り替えるしか方法がありませんでした。

これは塗装というよりデザイン的要素が強くなり、単価もかなり高くなります。

高級な場所の玄関ホールとかはそれでいいでしょうけど

外部の塀や階段、擁壁などの場合はそこまでお金をかける必要があるのか?

何かちゃっちゃっとキレイになるような方法はないのか?と聞かれた事ありました。


今回テスト的にやってみました。

今回のテストは施工6年目のコンクリート打放し仕上げです。

撥水効果もなくなり黒い雨だれが見られます。

まずは軽く水で濡らし、ある薬品を噴霧して30分以上放置します。

そして25Mpa(250Kg/㎡以上)の水圧で洗います。




乾くと





コンクリート打放し仕上げの場合、そのまま撥水剤を塗るか、濡れ色防止クリヤーを塗るかでしょうけど

圧倒的に撥水剤仕上げの方が多いと思います。

しかし撥水剤はメーカーや種類によって撥水効果がまちまちで

3年以上もつのもあれば1年で撥水効果がなくなる材料もあります。

撥水効果がなくなればあとは汚れるばかり・・・・

またこの汚れは通常の高圧洗浄機15Mpa以下(150kg/㎡以下)で洗ってもキレイになりません。


テスト前







25Mpaでの高圧洗浄後(ただ洗っただけです)




かなり満足のいく結果になったと思います。

コンクリート表面の汚れをほとんど落としたので、これに撥水剤を塗布すればまた何年かは大丈夫でしょう。


欠点としては、圧力が強すぎて新築当時に補修した箇所(ジャンカやセパ跡など)が剥がれます。

また、ピンホールが水圧で大きくなる箇所もありました。

しかしコンクリート打放し仕上げというものは、そもそもそういう部位も含めた上での

打放し仕上げではないでしょうか?

セパ跡がキレイ、ピンホールがない打放し仕上げというのは本当の打放し仕上げではないように思えます。

それを建築屋や設計屋が隠そうとして補修をするから改修の時に困る結果になると思います。


本当の打放しは、ピンホールや欠けがあっていいんじゃないでしょうか?

そういう意味でこの高圧洗浄による改修は有効的だと思います。









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