熱線ダメージバージョンのこだわり その4

Part.4　彩色のこだわり(2)

■背びれと傷部分の塗装について
　今回のテーマで彩色のポイントとなるのは、傷ついた左肩の部分と、背びれです。この表現でどれぐらいイメージできるかが決まると言っても過言ではありません。
　画像を見ていただければおわかりかと思いますが、塗装部分において最初に告知した画像と変更になったのはこれらの箇所です。
　当初はメタリックブルーにホワイトをスプレーしたグラデーションで考えていました。
　が、「熱線放射」と言う事をもう一度考えてみれば、すでに「GMKゴジラ」では2つの「熱線バージョン」(どちらも完売)を発売しております。この２つの「熱線バージョン」では、彩色で特に背びれ発光にこだわって手間をかけて複数の色でグラデーションでスプレーし、テーマ的統一間を重視するために近い色に仕上げました。そしてそれは、嬉しい事にお求めいただいた多くの方に喜んでいただきました。
　シチュエーションは違えど、同じゴジラでの熱線放射時のイメージである事にかわりはありませんので、このクオリティや配色は「熱線ダメージバージョン」でも生かすべきだと考え直す事となりました。
　そこで今回のシチュエーションから外れないまま、前回の「熱線バージョン」での背びれ発光に近くするべく、塗装色を変更しました。
　メタリックブルーをやめてライトブルーのメタリックに変更しました。さらにホワイトの前にシルバーを間に挟む事で、発光をより明るく見せる表現となります。ですから地色、メタリックライトブルー、シルバー、そしてツヤありのホワイトでの多重グラデーションとなります。
　必然的に左肩の傷部分もそれに合わせるように同じグラデーションで塗装しています。
　作業自体とても時間がかかるものではありますが、お求めいただく皆さんにあの「GMKゴジラ」のラストシーンを思い浮かべていただければ……という思いでの変更となりました。

熱線ダメージバージョンのこだわり その3

Part.3　彩色のこだわり(1)

■ちょっとだけゴジラとしても深みをプラス
　昨日書いたように「熱線ダメージバージョン」は、成型色をできるだけそのままに生かしたままで、シチュエーションテーマを表現しようと企画したものです。ですからボディ部分にはほとんど塗装していません。細かな微妙のラメと内蔵モールによる反射具合で変化する色を楽しんでいただきたいと思っております。
　が、ほんのちょっとだけ実は塗装しております。このまま全く成型に何も塗装しないままでもいいのですが、仕上がり全体がどうしてもライトな感じの印象になりがちです(モールが内蔵されているためという理由もあります)。
　その対処として、少しだけゴジラとしての重み、深みを加えるために、成型色に近い色のメタリックパープルを頭部の眉にあたる部分、鼻、傷ついていない方の右肩、両膝だけに少しばかりスプレーしています。
　近い色ですし、塗装箇所も少しなので、言われてみなければ気がつかない方もいらっしゃるかもしれませんし、必要ないんじゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれません。が、これがあるとないとでは実は大きく印象や存在感が変わるのです。ある意味今回の商品で一番配色にこだわった所でもあります。
　ぜひ実物で確かめていただきたいと思います。

　目、キバ、爪は統一してシルバーで塗装しています。テーマ的に熱線放射時の雰囲気にするためと、成型色をできる限り見ていただきたくそれを殺さない色としてのチョイスです。

熱線ダメージバージョンのこだわり その2

Part.2　発売のきっかけ


▲光の加減でこれだけ色の見た目の違いがあります。もちろん特別な画像処理はしておりません。
モールを内蔵しているのもわかります?

■成型色をそのまま生かしてモールを内蔵
　この「熱線ダメージバージョン」は、先に紹介した「クライマックスバージョン」と同時発売です。
　成型色は「クライマックスバージョン」と全く同じで、塗装を変え、この「熱線ダメージバージョン」のみシルバーのモールが内蔵されています。

　実は当初「クライマックスバージョン」のみの発売を企画していました。
　シルバーとブルーの細かなラメを入れたクリアパープルの成型は、企画の段階である程度の仕上がりは予想していましたが、できあがったサンプルを見ると思っていた以上の面白い感じの色合いになりました。
　クリアとなっているパープルの色と細かなラメの影響で、見る時の光加減で色合いが微妙に変わるのです。明るいマゼンタパープルにも見えたり、全体が少しブルーで覆われた感じに見える時もあったり……。試しにキラキラモールを入れてみるとさらに面白い色合いになります。
　予定している「クライマックスバージョン」は、全体的にガンメタブラックをスプレーし、モールは内蔵されません。
　せっかくなので、できるだけ塗装を抑えて成型の色合いを生かし、さらにモールを入れたもので、何か別のバージョンを企画できるのではないかと考えたのがきっかけなのです。

　シチュエーションとして、劇中の肩からの熱線放射時のゴジラをチョイスしたのは昨日書いた通りです。
　熱線放射のためのエネルギーが異常をきたしながら身体全体をめぐっている表現として、このラメ入りでモール内蔵の成型はぴったりだと考えました。
　劇中のシーンの色合いとして、「クライマックスバージョン」のシチュエーションでの時間帯は夜なので、ガンメタブラックを塗装する事で、ゴジラそのものを黒ベースの印象にしています。
　しかしこの「熱線ダメージバージョン」のシーンは、夜が開けた時間帯と考えられます。ですから絶対的に黒ベースの塗装にこだわる必要はないと考えました。あくまでイメージと言う事にはなりますが、むしろ、ゴジラの熱線放射時の異常な様子の表現として、成型色そのままで表現できると思った訳です。
　と、言う事で、そこでせっかく同じ成型色で企画できるので、当時発売する事になったのです。(春に発売した「ギドゴジ　ギドラ撃退バージョン」と「同　電撃拘束バージョン」と同じパターンですね……笑)

熱線ダメージバージョンのこだわり その1

Part.1　シチュエーションイメージ

　今日から9月1日発売予定の「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」の詳細、こだわった所について書きます。購入の際の参考にして下さいれば幸いです。

■羽沢組では珍しい「傷ついたゴジラ」
　ゴジラ映画の中のゴジラそのもののラストシーンの定番と言えば、敵怪獣を倒したところで終わるか、海に帰っていくのが多くあります。しかし、そうならないパターンももちろんあり、特に平成になってからの作品でいくつか存在します。
　その中でも『ゴジラ　モスラ　キングギドラ　大怪獣総攻撃』でのラストは衝撃でした。

　横浜港にてキングギドラを粉砕したゴジラに立ちはだかるのは、立花准将の乗る特殊潜航艇「さつま」。その「さつま」を飲み込んだゴジラは、再び海上に姿を現します。が、体内で「さつま」に搭載していた推進式削岩弾D-03を発射され、左肩から貫かれて被弾。ゴジラは、熱戦を放射しようとしますが、左肩にダメージが残り、体内の放射能の流れに異常をきたし、熱線は口ではなく肩から放射してしまうのです。

　弊社としてはこれまでGメモリーズセレクションのテーマである「カッコかわいく」から外れるものとして、痛々しいゴジラの表現になるような商品は極力避けてきました。敵怪獣に攻撃されて傷ついた状態のゴジラや骨になった時のゴジラ等、複数リクエストもいただいてきましたし、特にテスゴジではそういった表現のアイディアもお客様方からいただいてきました。でも、申し訳ないのですが、それは「やりたくないです」と言ってきたのです。
　痛々しいゴジラより、かっこいいゴジラやかわいさがあるディフォルメの方が作る方としても、遊んだり飾る立場として考えても楽しいからです。
　
　しかし、今回熱線放射時のダメージを受けてしまったゴジラを商品化したのは、あまりにも劇中でもインパクトのあるシーンである事と、ゴジラの「生きている怒り」の表現の１つである事、むしろ痛々しさより傷ついてもなおも攻撃をしようとするゴジラの強さ(ある意味カッコよさ)が現れているからだと言う事です。そしてゴジラソフビとしては「カッコかわいく」の範疇ギリギリで、珍しいシチュエーションの配色で表現できると判断したためなのです。
　そういった事もご理解いただき、弊社としては(ゴジラソフビそのものとても)珍しい「傷ついたゴジラ」でありますが、コレクションに加えていただければ嬉しく思います。

クライマックスバージョンのこだわり その3

Part.3　彩色のこだわり

■燃えるような背びれの発光表現
　今回のテーマとなる劇中ラストのゴジラとキングギドラの戦い。横浜湾の海中と海上で激しい戦いがありました。夜と言う事で絵的には暗い表現がなされていますし、ゴジラそのものも暗めの色、まして夜の海中となると本来であれば真っ暗で何も見えないはずです。
　しかし、千年竜王と化したキングギドラが全身金色に輝き、光線攻撃や噛み付き等でゴジラを攻撃する際にはその箇所も金色に発光します。モスラやバラゴンの魂(祈り?)まで背負ったと思われるキングギドラの表現は、理屈では表現しにくいものとなっていました。暗い画面の中でひときわ金色の表現が目につくのが皆さんも感じられた事と思います。
　ラスト、ゴジラはそのキングギドラの攻撃を全て受け、それを逆に自らのエネルギーに変えてしまったかのような強力な金色の熱線放射をキングギドラに浴びせます。これまでになく、背びれを燃えるように金色に輝かせ、一気に強力な熱線を放射するゴジラ。キングギドラの全ての攻撃、パワー、背負ったものを凌駕してしまった瞬間でしょう。

　この「クライマックスバージョン」は、ラメ入りのクリアパープルにガンメタブラックで全体にスプレーし、各所をゴールドで塗装、スプレーしています。ゴールドは劇中シーンのこれらのキングギドラとの戦いの様子を表現するためにチョイスした色です。
　元々「GMKゴジラ」が派手な色の似合わないゴジラと言う事もありますが、パープルをベースにした成型色に黒系の塗装なので、他にたくさんの種類の色を使うとうるさいだけで、ゴジラそのものからも「カッコかわいく」からも離れてしまいます。そのため爪、目、キバ、背びれをゴールドで統一しました。

　ただし、背びれのみゴールド以外にオレンジゴールドもスプレーし、より燃えるような金色発光を表現しています。
　最初に告知した画像と比較していただければ一目瞭然ですが、これらは当初予定になかった表現です。劇中でのキングギドラへの最後の燃えるような金色の熱線攻撃時の背びれ発光を表現すべく、変更する事になりました。
　背びれは、地色、オレンジゴールド、ゴールドとグラデーションになるように塗装していますので、その辺のこだわりも商品で感じていただければ幸いです。

クライマックスバージョンのこだわり その2

Part.2　全体の配色について


▲細かいラメがたくさん入っているのがわかります?

■クリアパープルとガンメタブラック
　シチュエーションテーマとなる対キングギドラとのラストバトルのシーン。攻守を繰り返した海中、そしてギドラを倒した海上、どちらも夜のシーンです。
　つまり暗い夜の中での海中、海上の雰囲気を表現するゴジラでなくてはなりません。しかもキングギドラの攻撃による金色の発光が随所に見られます。
　そしてシーン的には続きですので、「横浜激戦バージョン」とつながるような雰囲気も持たせたいと考えました。

　これらを効果的に見せるために選んだのが、クリアパープル(半透明)での成型です。
　そしてキラキラと光っている……というよりは、良く見れば光っていると言う事にしたかったので、細かいラメを入れる事にしました。大きめのラメですと、今回の配色ではバランス的にうるさくなってしまうからです。使用しているラメの色はシルバーとブルーです。シルバーだけでは明るすぎて軽い印象になってしまいがちですし、ブルーだけですと今一つラメが感じられません。ですからシルバー2、ブルー1の比率で成型に入れています。
　もちろんこれだけでも、明るすぎて夜の雰囲気からは離れてしまうし、「横浜激戦バージョン」の続きとしても見えません。
　そこで全体的に一部分を残してメタリックブラック(よく言われるガンメタブラック)をスプレーし、夜の海中、海上での雰囲気を表現しました。ノーマルなブラックですと、海中、海上の雰囲気は出ませんし、レトロタイプソフビのようなアバウトにスプレーした感じに見えてしまいます。軽くならず、それでいてシーンをイメージしつつも独特な雰囲気の色になったと思います。
　成型でクリアパープルを使用したのもそうですし、ガンメタブラックの色を使用するのも弊社商品では初めての事です。

クライマックスバージョンのこだわり その1

Part.1　シチュエーションイメージ

　今日から9月1日発売予定の「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」の詳細、こだわった所について書きます。購入の際の参考にして下さいれば幸いです。

■その名の通り劇中でのラストバトルがイメージ
　これまで発売してきた「GMKゴジラ」のシリーズは、第一弾カラーの「ブラックバージョン」を除いて全て劇中シチュエーションのイメージでバリエーションを作ってきました。
　箱根山中でのバラゴンとの戦いをイメージした「箱根決戦バージョン」、強力な熱線放射を表現すべく企画した「熱線バージョン」(&「バージョン2」)、横浜みなとみらい地区でのモスラやキングギドラとの戦いをイメージした「横浜激戦バージョン」です。
　今回発売する「クライマックスバージョン」も「横浜激戦バージョン」の続きとも言えるシチュエーションカラーです。その名の通り物語のクライマックスである千年竜王と化したキングギドラとの最後の戦いの時のゴジラがイメージです。

　炎上する横浜のベイエリアでモスラを倒したゴジラは残るキングギドラとの戦いとなります。横浜港、横浜ベイブリッジ付近の海中、海上へと戦いを移した両者の激闘。全身金色に輝き、ゴジラに攻撃をかけるキングギドラ。これらのバトルの随所には、ゴジラが金色に覆われるシーンが数多く見られます。キングギドラの攻撃による光線を全身に浴びたり、最後の力で熱戦を放射する時も背びれを中心にゴジラは金色に発光します。
　まさにゴジラとキングギドラの最後のバトルシーンです。

　2年以上前になりますが、一番初めに「GMKゴジラ」を商品化する際に、企画した4つのシチュエーションカラーのいよいよ4つめがこの「クライマックスバージョン」です。
　ぜひ劇中でのあのGMKラストの戦いのシーンをイメージして楽しんでいただければ幸いです。

GMKゴジラ2種発売について

「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」
「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」
一部彩色変更と発売日について

●9月1日発売予定の「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」ですが、どちらの商品も先に告知していたサンプル画像と比較して一部彩色箇所の変更がございます。
　具体的には近日「こだわり」としてお知らせ致しますが、どちらの商品もモチーフとなったテーマをより効果的に表現するために、当初の予定より色数を増やして皆さんに喜んでいただけるよう「カッコかわいく」する予定です。大きな変更ではありませんが、当サイトやチラシ、これから発売される雑誌告知画像の物とは一部色が違う事になります。予めご了承下さい。

●発売日ですが、彩色変更箇所の作業が予定よりもかなり時間がかかる事や、その他の弊社業務の諸事情により若干遅れる可能性がございます。
　9月上旬よりご予約・ご入金いただいた順に発送する予定で作業を進めておりますが、9月第一週に発送が難しくなっております。商品が完成次第すぐに発送致しますので、ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。
　また、ご予約いただいた方の中で、ご入金がまだの方はご確認をよろしくお願い致します。

●昨日お知らせした特典ポスターは、「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」の2種を同時予約・購入された方のみです。1種のみ、もしくは他の商品にはつきませんのでご了承下さい。
　7月23日にお知らせした特典バッジ(2個以上購入でプレゼント)の方は、どの商品でも対象となります。
　誤解のないようこちらもご理解いただきますようお願い致します。

●「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」は、現在予約受付中です。ご希望の方は弊社までお電話でお申し込み下さい。

GMK ポスタープレゼント!!

「GMKゴジラ」2種同時購入で
特典ポスターをプレゼント!!

　9月1日発売予定の「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」を同時購入・ご予約された方への特典を検討中とお伝えしてきましたが、内容が決まりました。
　上記のミニポスターをもれなくプレゼントさせていただきます。

　これまで発売してきた5つの「GMKゴジラ」とこれから発売の2つを加えてデザインしてみました。
　いかがでしょう!?　感想・ご意見等ございましたらぜひお寄せ下さいませ。

　このポスタープレゼントは、先述の「GMKゴジラ」新規カラー2種を同時購入、ご予約された方のみの対象となります。どちらの「GMKゴジラ」も少数発売となりますすが、商品発売中のうちはもれなくプレゼントさせていただく予定です。
　なお、他の商品は対象となりませんのであらかじめご了承下さい。

　ポスターはA3サイズ、プリント出力の物です。印刷ではありません。
　ポスターのみの販売もございません。
　対象商品発送時に同封させていただきますので、発売までお待ち下さい。

●ポスタープレゼントの対象商品である「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」9月1日発売です。現在予約受付中ですので、ご希望の方はお電話でお申し込み下さい。

(2012.1.10)
　こちらのポスタープレゼントは終了致しました。ありがとうございました。

モスゴジ 倉田浜出現バージョン

モスゴジ　
倉田浜出現バージョン

9月26日スーフェス54先行発売!!
9月27日より通販受付開始!!

　好評をいただいている「モスゴジ」の新規カラーの発売が決定しました。ゴジラ映画の中でも屈指の名場面の１つである『モスラ対ゴジラ』でのゴジラの出現シーンをイメージした「倉田浜出現バージョン」です。ぜひ劇中のゴジラ出現シーンの雰囲気を感じていただければ幸いです。


G メモリーズセレクション
「モスゴジ　倉田浜出現バージョン」
●ソフトビニール製
●全高約17センチメートル
　ノンスケール　ディフォルメタイプ
●発売日　2010年9月26日発売予定
●価格　4620円(税込)
●登場作品　東宝映画『モスラ対ゴジラ』1964年作品
　TM&(C)1964,2010　TOHO CO.,LTD.

　今回お知らせするのは、『モスラ対ゴジラ』に登場したゴジラ「モスゴジ」の新規カラー「倉田浜出現バージョン」です。
　モチーフとなった劇中シーンは、倉田浜干拓地の泥の中から出現するゴジラです。

　台風の影響で浸水していた倉田浜干拓地は、産業開発地区として復旧作業が行なわれていたのですが、放射能汚染の可能性があると思われていた矢先、地鳴りと共に地面が揺れます。泥をはね除けて巨大な尻尾が現れたかと思うと、地面からはゴジラの巨大な姿が現れました。
　全身泥をかぶって現れたその場面は、数多いゴジラ映画の名シーンの中でも代表的な「ゴジラ出現シーン」の１つでもあります。ファンの間でも「モスゴジ」の代表的なシーンといえば、このシーンを思い浮かべる方も多いでしょう。
　そのため、「モスゴジ」のカラーバリエーションを考える上では、ゴジラファンにとってはアイテムとしてほしいカラーリングの１つではないかと考えます。今回「モスゴジ」の新規カラーを企画するに当たって、この「モスゴジ」が出現するシーンをチョイスしました。

　成型色はダークブラウン(焦茶色)。全体的に強弱をつけながらツヤ消しでチョコレート色に近いやや明るめのブラウンをスプレー。さらには部分的に黄土色に近いライトブラウンをスプレーして、ゴジラが全身泥にまみれて現れる雰囲気になるように塗装しています。爪、背びれはやや汚れた感じの濃いめのクリーム色で塗装しています。
　全体的に「茶色いゴジラ」と言える商品ですが、単純に「茶色いだけのゴジラソフビ」にならないように、各色の塗装の位置やスプレーの強弱で、劇中の雰囲気を感じてもらえるように泥に汚れた様子を表現した配色としました。それでいてディフォルメらしく、暗い雰囲気にはならないように全体的には明るめの仕上がりとなっております。

　もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。

　この商品は、9月26日に開催されるスーパーフェスティバルで先行発売し、翌27日昼12時より電話にて通販の受付、販売を開始致します。

熱線ダメージイメージ

　9月1日発売予定の「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」のイメージ画像です。
　劇中のラストシーン、肩から熱線が出てしまった衝撃的な場面でした。

　商品にもれなくついてくるGMSカードはこれを元にデザインする予定です。お楽しみに!

●「GMKゴジラ　熱線ダメージバージョン」は現在予約受付中です。予約ご希望の方は、弊社までお電話で!!

クライマックスイメージ

　9月1日発売予定の「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」のイメージ画像です。
　劇中の横浜湾でのキングギドラとの最後の戦いのシーンです。

　商品にもれなくついてくるGMSカードはこれを元にデザインする予定です。お楽しみに!

●「GMKゴジラ　クライマックスバージョン」は現在予約受付中です。予約ご希望の方は、弊社までお電話で!!

ゴジラのたまご

特大のスイカ

　2年前に「ゴジラのたまご」と称した北海道産の巨大なスイカが発売されると言うのを聞いた事があったのですが、先日、スーパーで実物を初めて見ました。
　確かにでかい。30cmぐらいでした。
　相場は7～8千円らしいので、4千円ぐらいじゃ安い方なのかも。
　ちゃんと東宝さんの版権表記も付いていました。年号が2002年でしたから、「釈ゴジ」ですね。

　私は買う勇気はありませんでしたが、ネーミングだけで買ったゴジラファンの方はいるかもね。
　味はどうなんでしょう!?

G GRAPHIC GODZILLA'04

　日本全国猛暑の夏ですが、羽沢組の「ファイナルゴジラ」で気持ちだけでも涼んで下さいませ。

●「ファイナルゴジラ　南極戦バージョン」好評発売中です!!

夏!

暑中お見舞い申し上げます