Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

メカゴジラ明日発売です!!

2011年02月28日 | 新作商品情報


メカゴジラ
スタンダードカラー


明日より通販受付開始です!!

 明日3月1日より新規造形商品「メカゴジラ スタンダードカラー」の通販受付を開始致します。ご希望の方は弊社までお電話にてお申し込みください。

 明日昼12時から電話にて「メカゴジラ スタンダードカラー」の予約受付を開始致します。
「メカゴジラプロジェクト」第一弾のカラー、初代メカゴジラをこだわりにこだわって「カッコかわいく」新規造形、劇中スーツの色をイメージしたバージョンとなります。メカゴジラ好きの方はもちろん、ゴジラファンの方々もぜひお求めくださいませ。

 購入ご希望の方は、弊社までお電話にてお申し込み下さい。
 他の業務に影響いたしますので、お申し込みのお電話は、おそれいりますが昼12時以降にお願いいたします。
 
TEL 03-5802-4316

 急いで申し込まないとなくなってしまうんじゃないかと心配されておられる方々がいらっしゃるようですが、たくさんいただいている反響を考えていつもより若干多めに用意できるようにするつもりでおりますので、お電話の際には慌てなくても大丈夫かと思います。もし受付開始頃に電話がなかなかつながらない場合は、お手数おかけ致しますが、少し時間をおいて改めてお電話くださいますようお願い致します。3月1日は比較的夜遅くまで受け付ける予定です。
 たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。
 お申し込みの際に、ご意見、ご感想等ございましたら、お寄せいただけると今後の参考にさせていただきます。よろしくお願い致します。

■3月1日通販受付商品

G メモリーズセレクション
「メカゴジラ スタンダードカラー」

●ソフトビニール製 彩色済みの完成品
●全高約19センチメートル ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 4620円(税込み)
●登場作品 東宝映画『ゴジラ対メカゴジラ』1974年作品
 TM&(C)1974,2011 TOHO CO.,LTD.

※商品の詳細は2月8日の記事を、こだわりは2月24日~(継続中)の記事をご覧下さい。



■通販希望をされる方へ
 通販希望の方は、商品代金の他に別途都道府県別に送料をいただく事になります。同時発送での他商品との同時購入も可能です。(同時購入4個以上で送料をサービスさせていただいております。)
 お申し込みをされた方は、申し込まれた日よりできる限り2週間以内のご入金をお願い致します。入金後の報告のお電話は必要ありませんが(確認は弊社の方で行ないます)、不安な方はご連絡いただいても構いません。
 電話でのお申し込み後、入金前のキャンセルや入金が遅れる場合は必ず連絡して下さい。もし入金が遅れる場合は、事前におっしゃっていただければ、取り置きしておきますのでお申し出下さい。
 入金は銀行振込み、郵便振込み、現金書留の中から、お客様のご都合のよろしいものを選択してお願いします。代金引き換え、後払いでのお求めはできませんのでご了承下さい。
 配達時間、日付けの指定を希望される方は、お申し込みの際にお知らせ下さい。
 発送は入金確認順に行う予定です。入金後いただいても1週間ほど時間がかかる場合がございます。あらかじめご了承ください。

●銀行振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
 口座名儀 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
●郵便振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 記号10090 番号13066541
 加入者名 ユ)クリエイティブデザインハザワグミ
●現金書留での送金を希望される方(お申し込み後、以下に送金願います)
 〒113-0033
 東京都文京区本郷1-33-19グリーンハイツ本郷103号
 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
 TEL/03-5802-4316

■その他のソフビ商品について
 現在発売中の他の商品と同時購入を希望される方は、通販情報をご覧いただき、ご希望の商品をご確認下さい。
 中には一部数が少なくなってきたものもございます。あとわずかの物はなくなってしまう可能性もありますのでご注意下さい。今日現在、残りが少ないものは以下の商品です。

●「ミレゴジ ファイアーバージョン」あと2個
●「GMKゴジラ クライマックスバージョン」あとわずか
●「GMKゴジラ 熱戦ダメージバージョン」あとわずか
●「大戦争ゴジラ ブルーバージョン」あと3個
●「ギドゴジ ギドラ撃退バージョン」ラスト1個
●「ギドゴジ 電撃拘束バージョン」あとわずか
●「モスゴジ ブルーグリーン」あと3個
●「キングギドラ シャイニングゴールド」あと5個
●「キングギドラ 出現バージョン」あとわずか
●「5周年メモリアルセット」(「ビオゴジ サイキックバージョン」「モスラ幼虫 メタリックブラウン」「ファイナルゴジラ(シルバー)」の3組の限定セット)あとわずか


 上記以外の他の商品はまだございますが(詳細は「通販情報」をご覧下さい)、全体的に少なくなってきましたのでご注意下さいませ。あとわずかになったものはここ数日でまた変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
 現在合計4個以上の同時購入の場合、送料をサービスさせていただいております。こちらのサービスもぜひご利用下さい。「5周年メモリアルセット」込みでこのサービスをご利用の際、「5周年メモリアルセット」は2個分として計算して下さいますようお願い致します。
 ではたくさんの皆さんのお求めをお待ちしております。
 お申し込みの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。

■特典プレゼント実施中
 現在3種類の特典プレゼントを実施しております。こちらもぜひこの機会にご利用ください。

1『モスラ対ゴジラ』ミニポスタープレゼント
 「モスラ幼虫 誕生バージョン」もしくは「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」を計2点以上お求めの方に、非売品特製ミニポスター(A3プリント出力)をプレゼントしおります。
 詳細は2010年6月8・9日の記事をご覧ください。

2『GMK』ミニポスタープレゼント
 「GMKゴジラ クライマックスバージョン」「GMKゴジラ 熱戦ダメージバージョン」を同時購入の方に、非売品特製ミニポスター(A3プリント出力)をプレゼントしおります。
 詳細は2010年8月23日の記事をご覧ください。

3「5周年メモリアルセット」購入特典プレゼント
 「5周年メモリアルセット」を購入の方に、もれなく非売品特製2011年カレンダー(7~12月・A3プリント出力・3枚組)、特製GMS-EXカードをプレゼントしております。
 詳細は2011年2月17・18日の記事をご覧ください。

(2011.3.12更新)
「ギドゴジ ギドラ撃退バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2011.5.13更新)
「モスゴジ ブルーグリーン」は完売致しました。ありがとうございました。

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メカゴジラのこだわり その4

2011年02月27日 | 新作商品情報


Part.4 姿勢とポーズについて(1)

 今日は「メカゴジラ」の姿勢やポーズについての造形上のこだわった所について書きます。


▲このぐらいの角度で尻尾を浮かせて2本足で立ちます。

■ゴジラと向かい合った時の2つのポーズ

 今回の「メカゴジラ」もこれまで発売してきた「キングギドラ」や「モスラ幼虫」同様、Gメモリーズセレクションのゴジラ達と並べて楽しんでいただける事を前提として企画しました。
 姿勢やポーズは、第一に「ゴジラと向かい合ったときのメカゴジラ」を意識しています。

 劇中での各シーンでもわかりますが、ゴジラとやや離れた位置に立っている時は、手の先をゴジラに向け、脚をどっしりと広げて身構えます。そのためややガニマタ気味の脚となり、いつでも各ビームやミサイル等の発射体勢となっています。胸を張っているせいで、尻尾も地面について浮いてはいません。メカゴジラの戦闘態勢の基本ポーズと言えるでしょう。
 弊社商品でもこの時のポーズが基本となるように造形しました。
 秘密基地内の時のシーンのように脚をまっすぐにし、直立不動の方がかっこいいとは思うのですが、これではゴジラと向かい合った時のようなポーズにはなりません。身構えた時の方が雰囲気は出ます。
 ですから真横の写真で見ていただければわかりますが、通常は弊社商品でも尻尾で支えるように、足がやや前気味にして立つような姿勢になっています。

 それともう一つこだわったのがゴジラと組み合った時、接近戦の時の姿勢です。この時はやや前屈みになってゴジラと格闘するのですが、尻尾は浮いた状態で地面にはつきません。これもどうしてもできるようにしたいと重心を調節して造形してみました。
 実はこの少しだけ前屈みになって尻尾が浮いた状態と言うのは、5頭身のソフビでは難しい所でした。
 他社さんのレトロタイプのように尻尾が短く作られていれば、尻尾が浮いた状態で簡単に2本脚で立つ事ができます。逆に尻尾が長く作られているものではかなりの角度で前屈しないと、2本脚だけで立たせられないのです。
 このバランスの取り方は弊社商品の「キングギドラ」でも経験してましたが(詳細は2008年2月16日の記事を!)、やはり何度も原型を調整して実現できる位置を探って造形できました。
 ぜひお求めいただけましたらこの2つのポーズを試してみて下さい。

 続きはまた後日。

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メカゴジラのこだわり その3

2011年02月26日 | 新作商品情報


Part.3 造形のディフォルメについて(2)

 今日は「メカゴジラ」の造形上の細部のディフォルメ部分について。各部分のアレンジした所を説明します。


▲写真は原型です。

■「かわいさ」重視のディフォルメアレンジ
 実物の頭部は共演のゴジラに比べればやや小さめ、面長ですっきりした顔になっていますが、弊社商品では5頭身のため、やや大きめの印象になるように作っています。
 比率的には全体的に前後の幅を縮め、かわいくなるように圧縮したイメージにアレンジしました。一番強調したのは目の部分のサイズで、実物の率に比べて約1.5倍ぐらいになるように大きめにしております。

 ボディ部分は全体的に、横の比率を維持したまま、縦だけを縮めるようにアレンジしました。細部の立体箇所は強調する部分と抑えて小さめにする部分と分けて、違和感のないように調節しました。形状が複雑な所もありますが、可能な限り省略する事のないように心がけました。
 背びれの形状もイメージからはなれない程度に、実物よりやや丸みを加えてかわいくなるようにアレンジしています。
 尻尾は実物の約70~80%ぐらいに縮めた長さにしています。他社さんのメカゴジラソフビの多くは尻尾が短いのですが、実物はそれなりの長さがあります。尻尾の長さで印象はずいぶん変わるものです。ゴジラ同様、長い尻尾の怪獣は、ソフビでもできるだけ長くありたいものです。

 手足はさらに実物の比率より下げて、より短くなりました。かわいく見せるためです。手も足も実物と比較してほぼ60%ぐらいの長さにしています。手首から先だけは小さく見えないよう80%ぐらいの比率です。
 手足が短く作ってあるため、細部の立体箇所はボディのそれよりもさらに極端に強調する部分と抑える部分とを極端に造形しました。特に腕のMGマークは比率的には逆に大きく作ってあります。
 手足の関節部分にはそれぞれ蛇腹になっているところがありますが、実物はいずれも鋭角で薄いものが重なった形状になっています。弊社商品でこれを再現するとリアルな方向になってしまう恐れがありますので、それを一切やめて鋭角部分は作らず丸みを帯びたやや厚めの形状にアレンジしました。
 また足はあえてガニまたになるように作ってあります。弊社商品のゴジラと並べた時に、ゴジラと戦う時の構えをイメージしたのもありますが、かわいく見せるためでもあります。この辺のポーズの話はまた後日。

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メカゴジラのこだわり その2

2011年02月25日 | 新作商品情報


Part.2 造形のディフォルメについて(1)

 新規造形第一弾の商品ですので、今日から「メカゴジラ」の造形そのもののこだわりについて書きます。まずはディフォルメとしての「メカゴジラ」について。


▲写真は原型です。

■Gメモリーズならではのディフォルメ
 これまで初代メカゴジラは、数多くのソフビメーカーさんから塗装済み完成品のソフビとして発売されてきたキャラクターです。ほとんどがレトロタイプと呼ばれるものに含まれてしまうと思いますが、元が細部に渡って複雑な形状部分があるために、簡略化されていたり、省略されているものは少なくはありません。
 それでもレトロテイストの中で、キャラクターの特徴を捉えているものが多く見受けられます。中にはディフォルメでありながらも頭身が実物とさほど変わらないものもある上、造形的クオリティの高い商品もいくつかあります。発売されているメーカーさんの数が多い事からも人気がある事がよくわかります。
 今、弊社から発売するという事はかなり後発ですので、同じテイストで造形・制作する事はあまり意味はありません。
「カッコかわいく」というGメモリーズセレクションのディフォルメテーマをさらに強調する事で、これまでにないイメージのディフォルメ「メカゴジラ」にすべく造形してみました。
 もちろんアレンジしながらも本物に似ている事はいつものように大前提です。その中でのディフォルメです。

 実際のメカゴジラはほぼ8頭身なのですが、弊社商品の場合は約5頭身にディフォルメしているものです。
 これまで発売してきた弊社商品のゴジラたちと並べて違和感のないサイズとテイストを維持するためですが、各パーツ、細かく造形されている立体部分等は、全体的にぎゅっと縮めた感じで作りました。
 ただし大きな特徴である部分だけは逆により強調すべくあえて縮める部分を抑えたり、目立つようにアレンジしたりしています。
 ゴジラと違い、細部のラインがはっきりしているメカもののため、そのバランスは見ていただければすぐにわかっていただけるものと思います。書籍やムック本等に掲載されている実物と比べていただければ一目瞭然です。
 つまり単に頭身を変えて縮めたディフォルメではなく、パーツや細部毎に縮めるパーセンテージを変えてアレンジを加えたディフォルメにしているのです。
 これらは「カッコよさ」と同じぐらい「かわいさ」を絶対的に重視するためです。
 これまで発売してきた弊社のゴジラ達でも同様のアレンジはしていますが、今回の「メカゴジラ」は最もそのアレンジを極端にした商品と言っても良いでしょう。
 かわいくなければGメモリーズセレクションじゃありませんから。

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メカゴジラのこだわり その1

2011年02月24日 | 新作商品情報


Part.1 発売の理由

 今日から3月1日発売予定の「メカゴジラ スタンダードカラー」についての詳細、こだわった所等を聞いていきます。購入の際のご検討の参考にして下されば幸いです。
 まずは制作・発売の理由、きっかけについて。




■3つめの対戦怪獣キャラクター
 今回の初代メカゴジラは、お客様方からの発売リクエストをかなり前からいただいていたキャラクターです。
 おそらくですが、日頃弊社商品をお求めいただいているお客様達で一番多いと思われるのが40代前半から後半にかけての方々。この世代というのは、初めて見た、もしくは夢中になった時期がそれぞれ違えど多くが「チャンピオンまつり」世代と言っても良いでしょう。
 つまり1960年代後半から1970年代のゴジラ映画をきっかけにゴジラファンになったと思われる方達であると思われます。
 そんな方々にとって、子供の頃のリアルタイムで見ていた当時のゴジラ映画に登場した怪獣達は思い入れが深い事でしょう。
 中でも「メカゴジラ」「メカゴジラ2」は、昭和シリーズのラストを飾るだけではなく、敵怪獣としての代表的なキャラクターである事は言う間でもありません。現在でも人気があるのは皆さんご承知の通りですし、リクエストを下さるのも頷けます。
 弊社にとっても大事な中心世代の皆様が好きなキャラですから、作らないわけにはいかないでしょう。
 意外に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、Gメモリーズセレクションにとっては初の70年代キャラクターでもあります。

 Gメモリーズセレクションはゴジラ中心です。これまで発売してきた「キングギドラ」や「モスラ幼虫」はあくまで対戦するゴジラありきで企画を考えてきました。今回の「メカゴジラ」も同様です。
 弊社としてもゴジラ商品を作る上では、対戦怪獣として欠かせない存在である事は初期から考えていた事ですが、なにしろロボット怪獣ですから、これまで作ってきたゴジラ達とは作り方が大きく変わる事は予想しており、形にするまでの模索を繰り返していました。

 企画自体は3年以上前からスタートしていました。初の敵怪獣商品として2008年に「キングギドラ」を発売したのですが、その企画、原型制作は2007年後半からです。その時同時進行で「メカゴジラ」の原型も実はスタートしていました。
 その時、形になったのは「キングギドラ」だけですが、現在に至るまで「メカゴジラ」は少し作って中断の繰り返しでした。中断と言ってもスケジュールの都合だけが理由ではありません。ロボットという事で、制作材料を変えたり造形の仕方を変えたりしての未経験部分による技術不足等も理由の一つです。ですから中断後、再開してもそれまで作ってきたものを破棄してのやり直しの繰り返しがほとんどです。
 何度も心が折れかかり、あきらめる事も何度か考えながらも、原型完成までに3年弱の時間をかけてしまいました。クオリティのための練りに練った3年ではなく、模索・中断・やり直しのための3年でした。
 いつものゴジラ達に比べれば、未熟な点も多々感じられるかもしれませんが、その分思い入れもたっぷり込めた商品になったと思っております。

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初代メカゴジラについて その3

2011年02月23日 | 羽沢組的怪獣見聞録


メカゴジラの劇中スーツ(2)

 今日も初代メカゴジラの劇中スーツの形状や全体の色、流れについての続きです。

 時系列から考察すると、玉虫色を塗られたスーツ(以下便宜上「玉虫スーツ」と呼称させていただきます)は、玉虫色を重ねる前、つまり全身シルバーの段階で、スチールやロビーカード、ポスターやプレス用の写真に使われています。その後に玉虫色が加えられ、秘密基地のシーンに使われたものである事がわかります。
 なぜそれがわかるかというと、劇中で主に使われたゴジラやキングシーサーと戦ったスーツ(便宜上「アクションスーツ」と呼称させていただきます)と玉虫スーツでは形状に違いがあるからです。
 一部分のリベットの大きさ、首から胸にかけての複雑な形状の流れに造形的違いがはっきり見られるのです。
 玉虫スーツは秘密基地のシーンだけではなく、アップ用等のほとんど動かない時のために用意されたものと思われますが、形状の違いから推測すると実際には秘密基地のシーンだけにしか使われていないようなのです。

 基本的に映像で見られているのはほとんどアクションスーツという事になります。
 ではアクションスーツの色はというと、玉虫スーツの玉虫色を加えられる前の色、つまり全体がシルバーで関節部分や陰になる所だけ薄くスミ入れされた色です。ですからある意味これが初代メカゴジラのスタンダードな色と言っても過言ではないでしょう。
 実際劇中映像でのアクションスーツは、首以外は硬質ウレタンなので、ゴジラ達との戦いでは当然ヨレ、しわ、傷等が見えるので、首と同じ色を塗られていたものではありますが、ややくすんだ明るくないシルバーに見えてしまっています。
 シルバー系の色だけに背景や埃、炎等の反射がどうしてもあるので、当時のフィルムのクオリティでは反射であるにも関わらず、その色がメカゴジラ全体の色として見えてしまうケースも多々あるようです。一例ですが、宣材写真やブロマイド等でよく見られる白っぽいシルバーのメカゴジラは、明るい空の背景画での撮影写真のためであることがわかります。

 弊社商品の「スタンダードカラー」は、基本をアクションスーツの色としています。その色についての詳細やこだわった所は多々ありますので、近日「こだわり」としてお伝えしたいと思います。


▲写真は弊社商品「メカゴジラ」原型です。

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初代メカゴジラについて その2

2011年02月22日 | 羽沢組的怪獣見聞録


メカゴジラの劇中スーツ(1)

 今日は初代メカゴジラの劇中スーツの形状や全体の色、流れについて。

 劇中スーツがどういった経過で作られたのか、形状や色等についていくつか調べてみました。以下は作品映像、複数のムック本や書籍等から弊社が独自に解釈、検証したものです。川北紘一特技監督(『ゴジラ対メカゴジラ』では本編助監督の他に中野特技監督の助手としても参加)にお話を伺ってお聞きした事も参考にさせていただいています。

 最初に検討用として作られたスーツから後の劇中スーツまでは、ほとんど大きな変更はありません。ただし色について何度か変更が重ねられたようです。首から上の頭部はFRP樹脂で作られ、下は全て硬質ウレタンなのだそうです。
 検討時、最初の色は全身シルバーで統一されて塗装されて出来上がりました。これが最初のスーツになります。
 そのあとメカとしてのつなぎ目や縁を細かにスミ入れされ、かなりリアルな仕上がりになっています。これはリアルすぎるという事で再度変更されるのですが、このスミ入れのパターンは後の「メカゴジラ2」で生かされる事となります。このリアルな塗装の方が好きというファンも少なくはないようです。
 最終的には再びシルバーで塗装され、関節部分等や陰になる部分は薄くスミ入れされ、ほぼ我々がよく目にするメカゴジラの色となります。

 スーツの種類ですが、頭部は2つ作られたと思われ、1つはアップ用らしく、内部のギミックが多少違っていたらしいのですが、推測で書かれている書籍等はありますが詳細はわかりません。外見の違いはかなり良く比較してみないとわからないほどほとんど同じで、微妙に一部分の丸みが違うとか角度が違う程度です。
 頭部とは別にスーツ全体としてはおそらくは2体作られていると思われます。
 最初に作られたものは先に書いたような色で最終的に決まりましたが、その後にボディの一部分に薄く7色のスブレーが施され、玉虫色のような雰囲気を見せています。
 ただし、これは実際には劇中では、ブラックホール第三惑星人の秘密基地に立つメカゴジラのシーンにしか使われていません。「メカゴジラはシルバーの上に玉虫色が施されているのが正しい」と思っている一部のファンや特撮ライターさん、ソフビメーカーさんが多いようですが、確かに間違いではありませんが実際にはその秘密基地に立っているシーンやそれを撮影したスチール写真だけを見て判断されていると思われます。劇中ではほとんど使われなかったものなのです。

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初代メカゴジラについて その1

2011年02月21日 | 羽沢組的怪獣見聞録


メカゴジラあれこれ

 3月発売予定の「メカゴジラ スタンダードカラー」を前に、いくつかメカゴジラについて調べてみた事、思う事を書きます。


▲スケッチしてみたものに色をつけてみました。

 メカゴジラはゴジラのライバルキャラクターとして、キングギドラやモスラと並ぶ知名度である事は言うまでもありません。
 皆さんがご承知の通り、「メカゴジラ」と呼称されるものは複数存在します。

メカゴジラ……『ゴジラ対メカゴジラ』(1974)に登場。ブラックホール第三惑星人が侵略のために生み出したたロボット怪獣として現れる。
メカゴジラ2……『メカゴジラの逆襲』(1975)に登場。初代を改造したものとして設定。似てはいるが劇中スーツの造形は各部に渡って大幅に変えられている。
メカゴジラ……『ゴジラVSメカゴジラ』(1993)に登場。前作登場のメカキングギドラのテクノロジーを解明してのG対策センターが送り出した対ゴジラ兵器として登場。旧2体とは全く別物と言えるデザイン。
ハイパーメカゴジラ……同作品登場。形状の違いはメカゴジラ(93)の後部に巨大戦闘機ガルーダが合体したもの。攻撃力や機動性をアップさせた。
3式機龍……『ゴジラ×メカゴジラ』(2002)に登場。対ゴジラ兵器として開発された初代ゴジラの骨を組み込んだ生体ロボット。「メカゴジラ」という名は正式名称ではなく通称的に非関係者が主に使用していると思われる。バックユニットを外せば「機動型」。
3式機龍(改)……『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』(2003)に登場。前作で損傷した部分を修復したもので、形状では胸や腕等一部に変化が見られる。前作とは形状が大きく異なるバックユニットを外して同じく「機動型」として活動。

 今回弊社が発売するものは、初代「メカゴジラ」です。
 メカゴジラは当然ゴジラがモチーフとなったロボットなだけに、ある意味最初の「ゴジラ対ゴジラ」を実現させたキャラクターと言えます。(他に『ゴジラ対メカゴジラ』ではメカゴジラが化けた「偽ゴジラ」も登場しているので、それをより印象付ける効果になったと言えるでしょう。)
 また、ストーリー的にもゴジラより主点が置かれている事を思えば、映画の中ではむしろゴジラより主役と言われても過言ではないかもしれません。それだけに初公開当時をリアルタイムで劇場で見られた当時の子供達にとっては印象の強いキャラクターであると言えます。

 余談ですが、スーツ制作時に武器や性能等の説明のためのラフな設計図を川北監督も実は書かれていたそうです。パンフレットや資料、数多くのムック本等に描かれている線画のイラストがありますが、それの元となったものらしいのです。今はそれがどこにあるのか不明で、未だ世に出ていません。一度見てみたいものです。

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「メモリアルセット」雑誌掲載報告

2011年02月20日 | ニュース


「5周年メモリアルセット」雑誌掲載!

 現在発売中の「5周年メモリアルセット」に関する情報が、雑誌に掲載、紹介されましたので報告致します。

 ハイパーホビー 3月号(徳間書店)

 担当様ありがとうございました。


「5周年メモリアルセット」は現在発売中です。ご希望の方は弊社までお電話でお申し込みください。

(2011.4.30更新)
「5周年記念メモリアルセット」は完売致しました。ありがとうございました。

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雪ゴジラ!

2011年02月20日 | お客様のコーナー


雪が降ったら「雪ゴジラ」!?



 今日もお客様のコーナー。雪の上でのゴジラの写真を送っていただいたのは、お馴染みの大阪府のWATさんです。

 今年の冬は全国各地で雪の多さが伝えられておりますが、2月14日から東京でも雪が積もりました。
 大阪でも久しぶりの積雪という事で、WATさんが羽沢組ゴジラをその雪の上で撮影し写真を送って下さいました。使用しているのは、羽沢組ゴジラで「雪」と言えば「ファイナルゴジラ 南極戦バージョン」!

 ご本人のコメントです。
「出勤途中に、家の近所の公園で撮影してきました!(笑)あいにく雪がほとんど残っていなかったので、ロケーションがイマイチなうえ、撮影アングルも限られる(ちょっとカメラを振ると雪がない)ので、あまりいい写真は撮れなかったんですが……。もっと、見渡す限り一面の雪!ってな感じならよかったんですけどね…」との事。

 東京にもせっかく積もったので私もやれば良かった(笑)です。
 他にも「ファイナルゴジラ エリアGバージョン」「キンゴジ 氷山出現バージョン」でも面白いかも。
 WATさんありがとうございました。またひらめいたらお願いします。

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お客様のリペイントゴジラ その4

2011年02月19日 | お客様のコーナー


リペイントビオゴジ登場!!



 久しぶりのお客様のコーナー。今回紹介させていただくのは、三重県・大村さんによる「ビオゴジ」のリペイント作品です。

 2月6日のワンダーフェスティバルで「羽沢組ゴジラの生みの親である羽沢さんにぜひ見てほしくて……」と持ってきていただいたのが、お馴染みのお客様の大村さんがリペイントした「ビオゴジ」。
 以前紹介させていただいた松浦さんのリペイントゴジラ(2010年7月14日の記事をご覧下さい)に触発されて挑戦してみたそうです。
 大村カラーと言ってもいいほどの独特のグレー彩色。ドライブラシの効果がリアルな雰囲気を出しています。ツメや背びれも劇中スーツの色に近く、一方で目はイエローを中心に独自の配色でオリジナリティも感じられ、かなりカッコいいゴジラになっています。
 平成VSゴジラが大好きな大村さんの愛情がたっぷり感じられる仕上がりです。
 試しに……と「ビオゴジ サイキックバージョン2」(5周年メモリアルセット」在中)に付属した岩石ベースを尻尾の下に敷いてみたら、さらにリアルな雰囲気を出し、よりカッコよく見えました。ちょっとびっくり!!

 私個人グレーの「ビオゴジ」はイメージになかったのですが、こうしてみるとグレーバージョンの「ビオゴジ」もいいなぁと思ってしまいました。
 大村さん、ありがとうございました。大いに刺激を受けました。ぜひまた次も挑戦してみて下さいね。

 余談ですが、この時一緒に彼がバッグから取り出したのは、2010年10月21日に記事を紹介したマンガ「4コマランド ゴジラワールド」。「子供の頃、買ってたんですよー!!」と。
 まだ20代の彼がこれを持っていたのには驚きでした。この日一番動揺した私です。

 他の方もぜひ機会がありましたら、羽沢組ゴジラ達を使用しての自分だけのオリジナルリペイント作品を紹介させて下さい。お待ちしております。

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メモリアルセット購入特典その2

2011年02月18日 | 新作商品情報




「5周年メモリアルセット」にも
GMS-EXカードがつきます!!



 弊社のセット商品恒例のGMS-EXカードが今回の「5周年メモリアルセット」にもつきました。お求めいただいた皆様にもれなく同封されております。

 デザインは1月発売の「新春ゴジラ福袋2011」(完売)にもれなくついたEXカードのものと連動したようにアレンジしました(内容は1月20日の記事をご覧下さい)。5周年の記念という事で、あえて揃えてみました。2枚でこれまで発売してきた弊社の全キャラクターとなります。
 ですから今回使用しているキャラクター(ゴジラばかりですが)は、弊社商品の中で平成作品に登場したものだけを集めてみました。
 コレクションにぜひお加え下さいませ。

 いつものようにカードだけの販売はありません。「5周年メモリアルセット」がなくなり次第終了となります。


(2011.4.30更新)
「5周年記念メモリアルセット」は完売致しました。ありがとうございました。

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メモリアルセット購入特典その1

2011年02月17日 | 新作商品情報




「5周年メモリアルセット」購入特典は
7~12月カレンダー!!



 現在発売中の「5周年メモリアルセット」の購入特典は、2011年7~12月のカレンダーでした(告知はしていなかったのですが、もしかしてネタバレ想像してました?)。お求めの皆様にもれなくつきます。
 A3サイズ、プリント出力タイプのものです。非売品の今回だけの限定ですので、これだけの販売はありません。
 1~6月までのものは、1月に発売したの「新春ゴジラ福袋2011」(完売)につけましたので、その続きとなる同タイプのものです。(1~6月のものは1月19日の記事をご覧下さい。)

 7・8月は「ファイナルゴジラ 南極戦バージョン」。
 9・10月は「GMKゴジラ 横浜激戦バージョン」。
 11・12月は「デスゴジ カウントダウンバージョン」。
 それぞれのイメージ画像をアレンジして作成致しました。

 お求めいただいた皆様、よろしければぜひご利用下さい。
 このカレンダーも「5周年メモリアルセット」がなくなり次第終了となります。ご了承下さい。

(2011.4.30更新)
「5周年記念メモリアルセット」は完売致しました。ありがとうございました。

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配付チラシ改訂版

2011年02月16日 | その他


 2月10日から使用しているチラシです。前回のものの改訂版となります。
 通販購入者の方々に同封させていただいております。
 発売中商品の確認にご利用下さい。

 あとわずかのものの中にはかなり数の少ないものもありますので、ご注意下さい。
 それらの個数の変動につきましては当サイト「通販情報」にて随時更新しておりますので、気になる方はそちらでご確認下さい。


(2011.4.30更新)
「ミレゴジ ファイアーバージョン」「5周年記念メモリアルセット」は完売致しました。ありがとうございました。

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メカゴジライメージ画像

2011年02月15日 | Gフォトギャラリー


 3月1日発売予定の「メカゴジラ スタンダードカラー」のイメージ画像です。
 商品にもれなくつくGMSカードはこれを元にデザインする予定です。

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