Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「三原山出現バージョン」明日予約受付開始

2009年11月30日 | 新作商品情報


「ビオゴジ 三原山出現バージョン」
明日より通販予約の受付を開始致します!!


 明日12月1日より新商品「ビオゴジ 三原山出現バージョン」の通販受付を開始致します。ご希望の方は、弊社までお電話にてお申し込み下さい。

 3つ目となる「ビオゴジ」の新規カラーです。通販による発売は12月10日ですが、明日より予約受付けを開始致します。ご希望の方は、明日昼12:00以降に弊社までお電話にてお申し込み下さい。他の業務に影響が出ますので、12:00前のお電話はご遠慮下さい。ご協力をお願い致します。

 TEL 03-5802-4316

 たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。

Gメモリーズセレクション
「ビオゴジ 三原山出現バージョン」



●東宝映画『ゴジラVSビオランテ』(1989年)より
 TM(C)1989,2009 TOHO CO.,LTD.
●全高約18cm
●ソフビ・塗装済完成品
●4620円(税込)

 平成ゴジラVSシリーズ20周年を記念して、劇中の爆発する三原山からの出現シーンをイメージしました。
 商品の詳細は当サイト11月5日の記事、11月26~29日の「こだわり」をご覧下さい。

■商品をお申し込みの方へ
 商品代金の他に都道府県別の別途送料をいただきます。
 お申し込みをされた方は、申し込まれた日より2週間以内のご入金をお願い致します。入金後の報告のお電話は必要ありませんが(確認は弊社の方で行ないます)、不安な方はご連絡いただいても構いません。
 電話でのお申し込み後、入金前のキャンセルや入金が遅れる場合は必ず連絡して下さい。
 もし入金が遅れる場合は、事前におっしゃっていただければ、取り置きしておきますのでお申し出下さい。
 入金は銀行振込み、郵便振込み、現金書留の中から、お客様のご都合のよろしいものを選択してお願いします。
 代金引き換え、後払いでのお求めはできませんのでご了承下さい。
 配達時間、日付けの指定を希望される方は、お申し込みの際にお知らせ下さい。
 商品の発送は、入金確認後12月10日以降2週間以内にゆうぱっくでお届け致します。

●銀行振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
 口座名儀 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
●郵便振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 記号10090 番号13066541
 加入者名 ユ)クリエイティブデザインハザワグミ
●現金書留での送金を希望される方(お申し込み後、以下に送金願います)
 〒113-0033
 東京都文京区本郷1-33-19グリーンハイツ本郷103号
 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
 TEL/03-5802-4316

■その他のソフビ商品について
「ビオゴジ 三原山出現バージョン」以外の他ソフビ商品につきましては、通常通り通販受付しております。
 中には一部数が少なくなってきたものもございます。あとわずかの物はなくなってしまう可能性もありますのでご注意下さい。今日現在、残りが少ないものは以下の4商品です。

●「ミレゴジ スタンダードカラー」あと2個
●「ミレゴジ グリーンバージョン」あとわずか
●「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」あとわずか
●「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」あとわずか

 上記以外の他の商品はまだございますが(詳細は「通販情報」をご覧下さい)、全体的に少なくなってきましたのでご注意下さいませ。あとわずかになったものはここ数日でまた変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
 現在合計4個以上の同時購入の場合、送料をサービスさせていただいております。こちらのサービスもぜひご利用下さい。
 ではたくさんの皆さんのお求めをお待ちしております。
 お申し込みの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。
(2010.7.28更新)
「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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「三原山出現バージョン」のこだわり その4

2009年11月29日 | 新作商品情報


もうすぐ予約受付開始です!!

■ビオゴジはビオゴジらしく
 今回の「ビオゴジ」は三原山の爆発の中から現れると言うイメージがテーマでしたので、塗装につきましてはその表現をどうするかでいろいろ考えました。(決めたテーマで考えるのは毎回同じ事ではありますが……)
 その名の通り「三原山出現バージョン」なので、爆発の光や炎の照り返しをボディに塗装表現する事を第一に考えました。炎の部分をより強くするには、スプレーしたオレンジゴールドの部分にさらに赤、もしくはオレンジ系の色を部分的に重ね塗りするとより近くはなります。
 が、それをしてしまうとデスゴジにも近くなってしまいます。誤解も招くし、正直な所、多くのソフビメーカーさんの商品で何でもかんでも違うゴジラでデスゴジっぽい塗装にしてしまう風潮が今でもあるので、それを避けたかった所もあります。
 そのためオレンジゴールドのスプレーの際は、強弱をつけて行ない、あくまでビオゴジらしく、デスゴジを思わせるような塗装にならないように心がけました。
 今回の商品ではその辺も特に感じていただきたい所です。

■予約は12月1日から!
 今回の商品は、企画からPR、商品発売までの間にいつも以上に多くの方々にご協力をいただきました。
 川北監督、「平成ゴジラ復活祭」担当者様と出演者・関係者の皆様、銀座シネパトス様をはじめ、たくさんの皆様に感謝しております。この場を借りて厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
 おかげさまで雑誌掲載告知の前から、購入希望のお問い合わせもいくつかいただいております。
 中には今回初めて弊社商品をお求めいただく方もいらっしゃるでしょう。
 今回のこの「こだわり」につきましては、塗装部分だけを書いてきました。造形についての「こだわり」につきましては2009年2月18~22日の記事をご覧いただき、参考になさって下さい。

●「ビオゴジ 三原山出現バージョン」は、12月1日より通販の予約受付を開始致します。ご希望の方は弊社までお電話(昼12時以降)でお申し込み下さい。たくさんの皆様のお電話をお待ちしております。

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「三原山出現バージョン」のこだわり その3

2009年11月28日 | 新作商品情報




細部の塗装のこだわり

■ツメと背びれの先端の色
「ビオゴジ 三原山出現バージョン」のツメと背びれの先端は同じ色で塗装しています。
 当初は肌色とイエローの中間的な色、いわゆる濃いめのクリーム色に近いものを考えていました。ボディがダークブラウンにオレンジゴールドをスプレーしているので、それとのバランスを考えて決めた色です。
 ライトゴールドも考えましたが、ボディのオレンジゴールドに近くなる事になり、全体の印象がメタリック系となってしまい、爆発の中から現れるイメージからやや離れた感じになってしまいます。

 川北監督にサンプルを見ていただいた時に、実際のビオゴジの劇中スーツの背びれの先端の色を教えていただきました。ほんの少しだけ赤味を感じさせる薄めのイエローでした。象牙色に近いのかもしれません。
 後に試しでその色を作って塗ってみたのですが、ダークブラウンにオレンジゴールドを塗ったボディでは、色的にそれに負けてしまいそのツメや背びれの先端の色は白っぽい印象になって弱いのです。
 ですからそれをベースにし、イエローを強くしてみて最終的に確定したのが商品の色です。実際のスーツの色よりも、イメージである爆発の中から現れる雰囲気の方を重視しました。
 ちなみに全体のバランスを統一するためにキバも同じ色にしています。

「ビオゴジ」ではまだ劇中スーツをイメージしたカラー、いわゆる「スタンダードカラー」というバージョンはまだ作っていませんので、いつか作る時には、教えていただいた色を再現して塗ってみようと思います。
 
■目の色について
 目の色はメタリックオレンジです。
 爆発の中から現れると言う事で、赤系を考えましたが、やはりそれではビオゴジらしくありません。
 ですから全体のパランスも考えた上で、ちょっぴり前回の「芦ノ湖戦バージョン」(完売)の色より赤味の強いメタリックオレンジにしています。

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「三原山出現バージョン」のこだわり その2

2009年11月27日 | 新作商品情報


爆発の中から現れたイメージのボディの色

■ダークブラウン成型にオレンジゴールドをスプレー
 爆発する三原山から現れたイメージの「ビオゴジ 三原山出現バージョン」。
 これを表現するべくチョイスした配色は、成型色をダークブラウンにし、ボディの凹凸を強調すべく爆破の炎の照り返し等を全体的にオレンジゴールドでスプレー。
 これを基本としています。

 成型色のダークブラウンは、「GMKゴジラ 箱根決戦バージョン」で使用したものとほぼ同じです。黒に近い焦茶色と思っていただければ間違いないと思います。
 ボディにはオレンジゴールドをスプレーしているため、どうしてもデジタル写真では陰影の影響で、スプレーしていない部分が黒に近い色に見えてしまうのはご了承下さい。商品は間違いなくダークブラウンです。以前「ミレゴジ ファイアーバージョン」でも同じくメタリック系の塗料をボディにスプレーしていたため、写真にすると成型色が違った色に見えてしまうことがありました。今回も同様でちょっと不思議な現象です。

 ボディにスプレーしたオレンジゴールドですが、何度も調合を繰り返してようやく確定した色です。基本的にオレンジ色と金色の組み合わせで作った色ですが、調合比の微妙な差で色合いが随分変わり、ダークブラウンにスプレーするとその都度印象が違ってしまうため、実は4度もサンプルを作って比較してようやく決まった色なのです。金色っぽくはならないように、やや赤味が感じられる色にして、爆発の炎の中から現れた感じや、その炎の照り返しをこれで表現しました。
 スプレーワークの際は、強弱をあえてつけて、濃いめにスプレーしている部分と薄めにスプレーしている部分とあり、とにかく彩色テーマの雰囲気を重要視しました。今回の一番こだわった所でもあるので、その部分もぜひ見ていただきたい所です。
 でも、人によっては、遠目に見るとちょっとブロンズ風仕上げにも見えてしまう所もあるかもしれません(笑)。

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「三原山出現バージョン」のこだわり その1

2009年11月26日 | 新作商品情報


平成VSシリーズの20周年を記念して!

 今日から12月10日発売予定の「ビオゴジ 三原山出現バージョン」の詳細、こだわった所をお知らせ致します。購入時の参考になさって下さい。

■VSシリーズゴジラ登場のファーストシーン
 今年でゴジラ平成VSシリーズの第一作となる『ゴジラVSビオランテ』が公開されて20年です。タイミングよく今年は弊社でもVSシリーズの「ビオゴジ」と「ギドゴジ」をリリースし、この20周年を記念する商品を作れないかと考えておりました。
 チョイスしたのはVSシリーズ最初のゴジラである「ビオゴジ」。どんな色にすべきか検討した所、イメージしたのはやはり最初のビオゴジの登場シーンです。
 ストーリーとして『ゴジラVSビオランテ』は前作『ゴジラ('84)』の続きとなっています。劇中の最初ではその前作のゴジラのシーンが見られますが、これはあくまでも84ゴジラです。ですからビオゴジそのもののファーストシーン(シルエットを除く)である登場の場面をイメージするのが相応しいと判断しました。

 爆発する三原山から出現するゴジラ。そのファーストシーンは、数多いゴジラの登場シーンでも強い印象が残っています。
 実際の三原山は公開前の86年に爆発しており、大きなニュースとなりました。映画ではその本物の爆発映像も使用しています。実際にこの映画のために撮影に行かれたのはゴジラファンの間でも有名なエピソードです。
 さらにゴジラ登場のシーンでも大きな爆発と炎、粉塵、黒煙が上がリ、実に迫力がありました。雄叫びを挙げてカッコよくゴジラの復活です。まさに平成VSシリーズゴジラの最初のシーンとして相応しい名場面でした。

 この時のゴジラをカラーリングで表現すべく企画したのが今回の「三原山出現バージョン」です。
 そして20周年記念と言う事で、今回は事前にサンプルの段階で川北紘一特技監督に見ていただきたいと思い、お忙しい所をお時間を取っていただきました。リアルではないディフォルメタイプですので、監修と言う事ではおこがましいと思い、一言感想だけでもいただけたら嬉しいし参考にさせていただきたいと言うつもりで見ていただいたものです。監督には全体の色を誉めていただき、商品の際は少しの微調整をする事になりますが、これでGOサインとなりました。

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「三原山出現バージョン」GMSカード

2009年11月25日 | 新作商品情報




「ビオゴジ 三原山出現バージョン」GMSカードデザイン完成!!

 12月10日発売予定の「ビオゴジ 三原山出現バージョン」にもれなくついてくるGMSカードのデザインができました。
 コレクションにぜひお加え下さい。

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「平成ゴジラ復活祭」中間報告

2009年11月24日 | ニュース


「平成ゴジラ復活祭」のこりあと1週間です!!

 東京・銀座で開催されている、平成VSゴジラシリーズ全6作のリバイバル上映「平成ゴジラ復活祭」もあと1週間となりました。
 お知らせしてありますように、上映劇場の銀座シネパトスでは12月10日発売予定の弊社新商品「ビオゴジ 三原山出現バージョン」を展示しております。同じく弊社チラシも配布中です。

 連日盛況の「復活祭」なのですが、特にゲスト出演のトークショーのある日は常にいっぱいの入場数です。
 初日のトークショーは11月14日の記事をご覧いただくとして、2日目(15日)は川北紘一監督とVSシリーズ全作出演の俳優・上田耕一氏のトークショー。上田氏は最初で最後のトークショーという事で出演されたそうです。ご覧になった皆さんは貴重でしたね。(私は行けなかったので残念です……悔!!)
 21日は大河原孝夫監督とコスモス役の女優・今村恵子さん。笑ってしまう裏話もあって楽しい内容でした。お二方には開演前に挨拶させていただいたのですが、今村さんの美しさ、話す仕種に思わず心の中で「惚れてまうやろー!!」と叫んでいた私です。「うっとり」というのはこういう時に使うのだと実感です。
 トークショーのラストは28日にゴジラのスーツアクター・薩摩剣八郎氏と川北監督です。楽しみですね。

 他にも実はサプライズがありました。
 上田氏と川北監督のトークには大森一樹監督が飛び入り参加、15日には川北監督が来場、22日には脚本家の三村渉氏のトークショーが急遽開催されました。これからももしかしたらスケジュールにないサプライズがあるかもしれません(なかったらごめんなさい)。
 
■貴重資料の展示もあります!!
 劇場では実際に撮影で使用された貴重な資料も展示されています。
 せっかくなので今日はその一部をちょっとだけ紹介します。実物をご覧になりたい方は劇場で!!



1 『ゴジラVSモスラ』で使用されたインファント島の地図。
2 『ゴジラVSモスラ』で使用されたコスモスの2人が入っていた籠。
3 『ゴジラVSキングギドラ』に登場した主人公が未来で書く予定の書籍「ゴジラ誕生」と資料の本。
4 『ゴジラVSビオランテ』に登場したゴジラ細胞、抗核エネルギーバクテリア弾、極秘資料とFD。
5 『ゴジラVSキングギドラ』での未来人のレーザーガン、エミーの使用したアンドロイドのディスク等。

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ソフビ制作裏話 その157

2009年11月23日 | 制作裏話

PART.4 今までの「デスゴジ」以上の物に!!

■仕上がりまでのハードワーク
 この「デスゴジ カウントダウンバージョン」は、クリアオレンジ成型のボディに黒をスプレーしているのですが、その黒の部分は塗装時間も塗料もいつものパターンに比べて倍以上でした。
 塗装時期は、年末進行の忙しい時でしたし、次の商品の「福袋」の準備もあり、スケジュール的には厳しかったのを覚えています。
 が、今までしていなかった塗装パターンだったので、難しさもあり、経験値は大きくプラスになりましたし、今後の展開にもまたやってみたいパターンです。ただ、モールを入れたりという事もあるので、予算的にも時間的にもある程度の余裕は必要な配色だったなぁ……と。ですからこれで大きな収入を、となると難しいのが正直な所。その分、仕上がりはかなりかっこいいゴジラになるので、その辺のパランスが難しい所です。

 お陰さまでこれは、発売前から好評をいただいた商品です。完売後の今も時々、もうないのかと言うお問い合わせをいただいております。
 嬉しい事に、お求めいただいたお客様から「今までのデスゴジで一番好き」「一番劇中に近い」と多くの方におっしゃっていただきました。
 カラーバリエーションを企画する際は、どんな商品に対しても安易な配色はしないようにいつも心がけているつもりです。弊社の「デスゴジ」に関しては、この時すでに多くのカラーバリエーションを展開していましたから、特にそういう気持ちは強く感じていました。
 そしてリクエストをいただいてると言う事は、ある程度「デスゴジを作れば売れる」という流れは確かにありました。だからこそ逆にそれに甘えるような商品展開は弊社では絶対にできません。
 続けてお求めいただいてる皆さんには、安易な配色展開をしないからこそ羽沢組のゴジラを買っているんだとイベントや電話口で何人にも日頃言われています。仮に安易な配色にしても、日頃お求めいただいている皆さんにはすぐ気がつかれちゃいますし、私自身も楽しくないし欲しくありませんもの。自分の商品には常にプライドを持っていたいですから。
 デスゴジはデスゴジらしく、それでいて今まで作ってきた「デスゴジ」以上の内容にして、喜んでいただける企画にしなくてはならないと、いつも以上に強く思いながら作ったのがこの「カウントダウンバージョン」です。(もちろんこの後の「スタンダードカラーバージョン3」「メルトダウンバージョン3」もです。)
 そういう意味でも、この「デスゴジ」も思い入れの強い商品になりました。

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ソフビ制作裏話 その156

2009年11月21日 | 制作裏話

PART.3 ファイアーパターンの表現その2



■オレンジクリアと金モール
 この「カウントダウンバージョン」は、皆さんのリクエストに応えるべくして予定より早めに発売する事になったのは、一昨日書いた通りなのですが、いただいたリクエストの中にあった「オレンジ系のデスゴジ」「メルトダウンバージョン以外のクリア系」「今までになかったパターンのデスゴジのカラバリ」等の希望にまとめて応える事ができるバージョンであると判断して決めたものでもあります。

 アイディアそのものは早くから決めていたとは言え、成型発注前にその配色の微調整は多少行なっています。
 ラメを入れるかどうか、クリアとは言え、オレンジの場合の色の濃度の違いでモールの色が効果的にどれだけなるのか……これらの確認が必要です。
 幸いだったのは、2006年12月に「デスゴジ シャイニングオレンジ」(完売)を発売していた事です。これはクリアオレンジ成型にラメを入れて発売した商品です。早速パーツを分解してモールを入れてみました。
 これはこれで実に効果的で綺麗な仕上がりです。これだけでももしかしたら新たに発売しても喜んでいただけるんじゃないかと思いました。
 が、ボディには黒の塗装をする事にしていましたので、塗装をしないクリア部分が見えている所を想定すると、ラメがない方がイメージに近いと判断。黒の塗装が薄く塗られる部分も当然ラメは見えるので、全体的にうるさい感じになると思ったので、ラメは入れない事にしました。
 もし黒の塗装をしない、もしくは塗る面積が少ない場合は、ラメ入りでもモールの効果は面白い感じになって、これはこれで違う雰囲気のデスゴジらしい商品になったと思います。
 成型色としてのオレンジとしての濃度は「シャイニングオレンジ」とほぼ同じで、中の金モールの効果がバッチリ出ていたので色そのものは「シャイニングオレンジ」と同じ程度で行く事にしました。
 ちなみにモールはいくつか他の色でも試してみましたが、最初の予定通り金が最も適した色でした。

 予想していたとは言え、オレンジの部分から見える金モールの輝きは、デスゴジのファイアーパターンの雰囲気を出すことができました。時には自ら発光しているわけではないのに、わずかな部屋の明かりの反射で光っているようにも見えます。「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」でもそうでしたが、部屋の明るさや、光を当てたり当てなかったリの違いでその反射具合は雰囲気を変えます。
 手前味噌ではありますが、デスゴジの表現としては劇中のファイアーパーターンの部分を発光させメルトダウンに向かって行くゴジラのイメージ通りで、他のゴジラソフビにはない面白いゴジラになりました。

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ソフビ制作裏話 その155

2009年11月20日 | 制作裏話

PART.2 ファイアーパターンの表現



■クリアと内蔵モールの組み合わせて……
 この「カウントダウンバージョン」のテーマとなったのは、ゴジラの劇中終盤の暴走する状態、その名の通りメルトダウンに向けてのカウントダウンが始まった様子です。
 オレンジクリア成型に黒ベースの塗装を施し、中には金モールを内蔵しているのですが、全体の配色や彩色部分等、詳細や表現理由は以前書きました「こだわり」をご覧下さい(2008年12月10~13日掲載)。

 実はこのアイディアそのものは早くから企画していました。
 2008年1月に「デスゴジ メルトダウンバージョン」(完売)で、初めてクリア成型にモールを入れたゴジラを発売しました。これが予想以上のイメージ表現の効果となったと思いましたし、たくさんの好評もいただきました。それでその後にクリア成型にモールを入れるパターンで、もっといろいろゴジラのイメージを表現できる可能性が広がると感じました。
 その後すぐに2月に「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」(完売)を発売したのですが、この時はクリアグリーンに金モール内蔵で、オルガナイザーG1を表現しました。これも目的通りの効果が表現できたと思いますし、好評もいただきました。
 この時にデスゴジでも色付きのクリアにモールを入れる事で、ゴジラのファイアーパターン(デスゴジの体表の燃えている部分)がより効果的に表現できると確信しました。
 他にも別の色のクリア成型と別の色のモールでの組み合わせで、いくつかのアイディアは考えられましたが、オレンジクリアに金モール内蔵はすぐに最適だと思い、ファイアーパターン以外の部分を黒で塗装する事でかなりカッコよくなるのではないかと考えました。
 つまり、この時にはほぼ「カウントダウンバージョン」の企画アイディアは固まっていたと思います。
 ただ、当時は昨日書きましたように、しばらく「デスゴジ」の新規カラーの企画は時間をおいてからと思っていたので、発売するその時まで温めてストックしておこうと思っていたアイディアだったのです。

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ソフビ制作裏話 その154

2009年11月19日 | 制作裏話

PART.1 リクエストに応えて……

 今日から昨年12月に発売した「デスゴジ カウントダウンバージョン」の制作裏話をします。
 なおこちらの商品はすでに完売しております。再販はございませんのでご了承下さい。

■3つのリクエストデスゴジのうちの一つ
 発売のきっかけは昨年の1月まで遡らなくてはなりません。
 昨年1月に福袋在中商品として「デスゴジ メルトダウンバージョン」「デスゴジ ブラックバージョン」を発売しました。それまでに多数のカラーバリエーションを展開してきましたので、ある程度はデスゴジそのものの商品展開としては充分だろうと判断しました。次のバリエーションとしてはしばらく期間をおいてからにしようと思っていました。
 が、弊社の予想以上に好評をいただきすぐに完売。再販を望む声を多数いただいたために「福袋プラス」として「メルトダウンバージョン」の内蔵モールの色を変えて発売しました。それでもすぐに完売し、その後もリクエストは多くいただくようになります。
 皆さんの熱意に負けて予定外ではありましたが、昨年6月に「メルトダウンバージョン2」としてマイナーチェンジしたデスゴジでの新規カラーを発売しました。これは以前の「制作裏話」(2009年6月16~20日をご参照下さい)でも書いた通りです。
 これでしばらくはデスゴジに関してのリクエストは落ち着くのかなと思っていた所、逆にリクエストの種類は増えてしまいました。すでに完売したバージョンの再販をはじめ、黒成型のもの、赤やオレンジ成型のもの、夜光(蓄光)、メルトダウンイメージ以外のクリア成型、そして「メルトダウンバージョン(1)」をお求めできなかった方々からの再販もしくはそれに近いもの等いろいろです。ここ1~2年で弊社の存在を知り、すでに完売したデスゴジソフビに対してもっと早く知っていればよかったとおっしゃっていただいた方も多くいらっしゃいました。「クリアレッド」だけは少数再版しましたがそれもすぐになくなり、リクエストはまだまだ続きました。
 こんなにもデスゴジが好きな人が多かったのかと驚くばかりです。

 いただくリクエストの一つ一つの案としての数は少数です。でも、トータルでおっしゃっていただいた人数は多いわけです。もうしばらくしない……と言ったものの、イベントやお電話で直接皆さんのお声を聞くと心が動きます。お求めいただく皆さんがあってこそ、弊社はゴジラソフビを作り続ける事ができるのです。リクエストを下さると言う事は、弊社のソフビを好んで下さっている事ですからできる限りそれに応えるべきだと思いました。
 作る側としてはこんなに嬉しい事はありません。リクエストを下さる事自体が幸せです。
 キングギドラへのリクエストで「シャイニングゴールド」を発売したわけですから、ゴジラでもやらないわけにはいきません。

 そこで皆さんからの複数のリクエストにできる限り多く応えるべくして考えたのが3つです。「カウントダウンバージョン」「スタンダードカラーバージョン3」「メルトダウンバージョン3」です。
 後の2つは後日また改めて裏話を書きますが、「カウントダウンバージョン」だけはかなり前から考えていたカラーリングです。
 当初はしばらく期間をおいてから発売しようと決めていた配色だったのです。予定を変更してこの機会に発売する事にしたのでした。

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配付チラシ

2009年11月18日 | その他


 先日掲載したチラシの改訂版です。13日より使用しております。
 現在、通販購入者の皆様に同封させていただいております。
 在庫確認にご利用下さい。

 現在開催中の「平成ゴジラ復活祭」の銀座シネパトス劇場内にも置かせていただいております。

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Webラジオ

2009年11月18日 | ニュース


川北監督、Webラジオに登場

 本日から川北監督がネット配信でのWebラジオに登場されています。
 平成VSシリーズ撮影時の裏話等を聞く事ができるそうです。
 Windowsだけのようですので、ご注意下さい。iPODでも可能らしいです。

http://www.harashow.net/

 ウチはMacオンリーなので……(泣)。
 可能な方はお楽しみ下さい。

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「三原山出現バージョン」ポスター

2009年11月17日 | ニュース




「ビオゴジ 三原山出現バージョン」劇場内告知ポスター

 現在、東京・銀座で平成ゴジラVSシリーズのリバイバル上映「平成ゴジラ復活祭」が開催されています(詳細は11月14日の記事を)。
 その銀座シネパトス劇場内では、弊社商品12月10日発売予定の「ビオゴジ 三原山出現バージョン」の商品サンプルを展示させていただいておりますが、一緒に貼られているA3版サイズの告知用ポスターがこれです。

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平成ゴジラクロニクル

2009年11月16日 | ニュース


「平成ゴジラクロニクル」出版記念パーティー

 昨日15日、東京・銀座で「平成ゴジラクロニクル」の出版記念パーティーが行なわれました。
 この本は20周年を記念して作られ、平成VSシリーズ6作の秘蔵写真や資料を掲載したゴジラファンには持っていたいと思わせてくれる本です。この厚さと内容は私自身ファンとして嬉しいし、造形の資料としてもありがたく思いました。

 パーティーにはゴジラVSシリーズの映画に携わった方々、出版関係者の方々、関連企業の方々等250人以上の参加で盛大なものでした。
 パーティーの主役でもある本の企画監修をされた川北紘一特技監督、ゲストの大森一樹監督と大河原孝夫監督。平成ゴジラを作られた3監督のスリーショットは見ているだけで嬉しくなります。

 パーティーでは富山プロデューサーにも挨拶をさせていただき、いくつかお聞きしたい事があったのですが、先に「(羽沢組商品を)買われる今のゴジラファンの反応はどうですか?」と逆に質問されました。
 日頃の弊社商品をお求めいただいている皆さんのゴジラに対する愛情をお伝えして、ぜひゴジラの復活、新作の製作をとお願いしてきました。
「私一人では決められないんですが、関連企業の皆さんやファンの皆さんの協力をお願いして作りたいと思っています」とおっしゃっていただきました。
 時間はまだかかるかもしれませんが、新しいゴジラをみんなで期待して待ちましょう!!

 パーティーは11月20日に今度は大阪市で開催されるそうです。こちらは一般の方も参加できますので関西方面の方には要チェックですね。川北監督と大森監督が出席されるのでサインや写真をお願いできるチャンスです。
http://www.dreamplanet-j.co.jp/gojira_20th.html


▲遠くから撮ったのでこんな写真でごめんなさい。

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