Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ゴジラ、お台場上陸

2007年03月31日 | Gフォトギャラリー


 雑感でお台場の話をしたら、ウチのゴジラをメガギラスとの戦いの場に立たせたくなってしまいました。
 ちょっと無理矢理ですが、また合成でのお遊び写真です。使用しているのは4月29日発売のミレゴジブルーバージョンです。急いで作ったので、わずかな素材しかなく、風景が良く見えなくてあまり意味なかったかな…。時間がある時にもうちょっとかっこいいのを作ってみようと思います。

(08.4.7更新)
 「ミレゴジ ブルーバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。


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ゴジラの舞台 その1

2007年03月30日 | 代表羽沢のG雑感
お台場編

 長年に渡ってたくさんのゴジラ映画があれば、全国(世界も)各地の場所で戦いや名場面があります。今日はその中から「ゴジラ×メガギラス」の劇中の舞台となったお台場の事を少しだけ(4/29に「ゴジラ×メガギラス」のイラストポスターをイメージした「ミレゴジ ブルーバージョン」を発売する事もあって…)。
 ゴジラファンならゴジラの名場面の場所に実際に行くと、その場所でのシーンを思い出す事が多いと思います。私もその一人です。お台場に行くとやはりゴジラとメガギラスの戦いを思い出してしまいます。
 お台場からすぐ隣の有明地区までを臨海副都心と呼ばれているようですが、今では観光スポットとして有名になりました。休日はいつも人がいっぱいです。ちなみに有明には各種イベントでお馴染みの東京ビッグサイトがあり、このすぐ側でデスゴジがメルトダウンを起こしたのはみなさんご承知の通りです。
 新橋から出ているゆりかもめに乗るとレインポーブリッジを通り、お台場を一望しつつぐるっとお台場を回り、ビッグサイト方面に行くので、丁度良くゴジラとメガギラスが戦った場所をひとまわりできます。劇中ゴジラは船の科学館の横から上陸し、フジテレビとテレコムセンタービル間で戦った事になります。映画公開当時、このスペースはまだ空き地と駐車場だったのですが、現在は公園になっており、いくつか新たにビルが建っています。メガギラスが上に止まったパレットタウンの観覧車や2匹の戦いで壊されたヴィーナスフォートのビルはちゃんと実在するのですが、劇中にあったフジテレビの斜め隣の黄色い立方体が目立つビルやさらにその隣のタワーは実在しません。
 現在もこの地区はどんどん新しく大きなビルが建っています。1年もするとすっかり雰囲気は違う事に気がつきます。特に近未来的なビルがあったりして夜景もかなりきれいです。余談ですが、ドライブデートにはおススメです(特に浦安方面から羽田方面へ、有明~東京湾トンネルまでの高速湾岸線の景色はかっこいいです)。
 都内近郊にお住まいの方は、比較的お台場に行く機会が多いとは思いますが、そうではない方はもし行く事があった時にちょっとだけでもゴジラとメガギラスの戦いを思い出すお手伝いになれば幸いです。「ああ、ここでゴジラとメガギラスが戦ったんだ…」と。

(08.4.7更新)
 「ミレゴジ ブルーバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

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ガレキ制作裏話その2

2007年03月29日 | 制作裏話
モスゴジ


?ガレージキット「モスゴジ」完成見本 現在発売中です

 ガレージキット「初代ゴジラ」を制作後、すぐに作り始めたのがこの「モスゴジ」です。
 羽沢組の第一回イベント販売が「初代ゴジラ」だけでは寂しい事もあったのですが、「初代ゴジラ」で原型を作る楽しさを覚えて、次まで待ち切れなくて作った覚えがあります。
 ですから「初代ゴジラ」同様2005年8月のワンダーフェスティバルから当日版権で販売し、翌年から一般版権で販売しております。
 人気の高いゴジラなので、好評をいただいておりますが、買われた何人かの方から「顔の造型がいい」とお誉めをいただき嬉しく思っています。私にとってもアイドル的存在のゴジラなので、思い入れのあるゴジラです。だから2作目はこの「モスゴジ」にしようとすぐに思いました。
 ご承知の通りモスゴジの体は、初代ゴジラやキンゴジ等に比べて寸胴に近いです。リアルならたぶんそんなに悩まないだろうと思いますが、ディフォルメだと体の微妙な曲線は以外と難しかったです。顔は似せるのが大変でしたが、その分作っている間は楽しく充実感がありました。
 「初代ゴジラ」もそうですが、この「モスゴジ」も完成品の販売とソフビ化を希望されるお客さんの声が多いのです。私にとっても大事なゴジラなので、技術を磨いてからソフビにはチャレンジします。それまでしばらく待ってて下さいね。

(2009.3.20更新)
ガレージキット「初代ゴジラ」は完売しました。ありがとうございました。
(2009.6.3更新)
ガレージキット「モスゴジ」は完売しました。ありがとうございました。

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ガレキ制作裏話その1

2007年03月27日 | 制作裏話
初代ゴジラ


?ガレージキット「初代ゴジラ」完成見本  現在発売中です

 ガレージキットの「初代ゴジラ」は羽沢組のフィギュア第一号です。2005年の夏から販売を開始しました。初めはワンダーフェスティバルでの当日版権でしたが、翌年から一般版権に切り替わりました。
 初めにどのゴジラから始めようかと考えた時、真っ先に思い浮かんだのがこの初代ゴジラ、通称初ゴジです。前にも話しましたが、紙粘土を使って遊びで作った後に本格的に始めたいと言う気持ちが湧いたゴジラであるし、何と言っても大好きなゴジラのファーストですから自分もファーストから始めたいと言う気持ちからです。
 ガレージキットの作り方を知らなかった当時は、いろんな本を見たりサイトで検索したりで覚えなくてはならない事がたくさんでした。プロの原型師さん達が使っている粘土だってみなさんそれぞれ違うので、自分に合うものがどれかすらわかりません。いろいろ試しながら写真を見つつ「カッコかわいい」を目指して作った思い出深いゴジラです。
 今から見ると造形的に未熟な点もありますが、個人的にかなり愛着のあるゴジラになりました。
 もっと腕をあげていつかソフビでもチャレンジしたいと思っております。

(2009.3.20更新)
ガレージキット「初代ゴジラ」は完売しました。ありがとうございました。
(2009.6.3更新)
ガレージキット「モスゴジ」は完売しました。ありがとうございました。

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ゴジラのイメージカラー

2007年03月26日 | 代表羽沢のG雑感

?左・キンゴジグレーバージョン、右・グリーンバージョン

 前にも書きましたが、ゴジラファンそれぞれにそのゴジラをイメージする色と言うものがあると思われます。ソフビ商品を企画する上で、私はその皆さんが持っているイメージカラーと言うものは意識します。作る側がイメージする色と購入される側がイメージする色が一致、または近ければ両方にとって大いなる喜びです。たぶんリアルな造型であればあるほどその色へのこだわりは強くなるのではないでしょうか?
 レトロタイプやディフォルメタイプのソフビとなれば、必ずしもそれにこだわらず造型やキャラクターに似合っていれば気にならない場合があります。
 ウチのキンゴジ初回の時はグリーンとグレーを意識されるファンが多いだろうと言う事でこの配色にしました。ディフォルメで約4頭身なので、リアルでちょっと暗めなグリーンとグレーではなく、パっと明るい感じでかわいいトイらしさを出そうと思いました。
 最初に販売した時は、どちらかというとややグリーンの方が人気がありました。「グリーンが人気があると言う事は買う人はオモチャオモチャしている色の方がみんな好きだって事だよ」とどなたかがおっしゃっていましたが、はたしてどうでしょうか?
 単品で買われる方々に少し聞いた所「キンゴジはやっぱりグリーンですよ」「キンゴジはグレー以外は考えられない」等とそれぞれにみなさんその色にこだわってらっしゃるんです。中にはゴジラだから…という理由だけで買われた方々もいらっしゃると思いますが、多くの方はみなさんそれぞれのキンゴジのイメージカラーと言うものを持たれているという事がわかりました。これは大きな収穫でした。
 それがわかって作り手としても同じゴジラファンとしても嬉しく思いました。「やっぱり本当にゴジラが好きな人はこだわるんだなぁ」と。
 と同時にこれからも多くの皆さんがイメージするカラーリングのバージョンの必要性を強く感じました。うーん、ゴジラの色もファンのこだわりも奥が深い。
 

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海中の小さな怪獣達

2007年03月24日 | 代表羽沢のG雑感
 またダイビングの話です。
 海中には魚以外にいろんな生物達がいます。普段なかなか見る事のない珍しい形の物や意外な動きをするもの達を見つけた時は、まさに小さな怪獣です。
 また、伊勢海老の時の「エビラ!」以外にもイカを見た時は「バイラス!」、大きなカニを見た時は「ガニメ!」等と思ってしまいます。海外で大きなウミガメが泳いでいるのに遭遇した時は「おおっ、ガメラだー!」と興奮しました。
 ダイビングをおススメする訳ではありませんが、もしかしたら怪獣ファンはダイビングを経験したらはまってしまう人が多いのではないかと思います。ダイビングスポットは捕獲禁止の所が多いので、生き物達が人間を警戒しない場合があります。だから自然な動きをしているので、小さな怪獣達の自然な動きに遭遇できるのです。


?(左上)カワハギに餌付け (右上)蛍光色の魚達に合うとちょっぴり幸せな気分
 (左下)たまに見かけるナマコはまさに怪獣 (右下)カニはいろんな種類に遭遇


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エビラが好き!!

2007年03月23日 | 代表羽沢のG雑感


 私は年に一度だけですが毎年夏にスキューバダイビングをしています。もう15年になります。
 海中で生き物達の写真を撮ったり、餌付けをしたり、かなりの癒しになっています。
 何年前かは忘れましたが、一度だけ伊勢海老の大軍に遭遇しました。20~30cm大で30匹以上はいたと思います。写真はこの時の物です。
「おおおっ、エビラだー!! エビラの大軍だー!!」まさにそんな気分で興奮しました。
 元々エビラは東宝怪獣の中でも特に好きな怪獣の部類です。この事がきっかけでよりエビラが大好きになりました。
 この出来事以前に購入していた他社さんのソフビエビラが、より愛おしくなったのは言う間でもありません。もちろんこの後に購入したものもです。
 いつかウチでも作ってみたい怪獣の一つであります。

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ソフビ制作裏話その3

2007年03月21日 | 制作裏話
配色シミュレーション

 前回の続きです。
 ソフビシリーズ「Gメモリーズセレクション」第一号のキンゴジの色をどうやって決めたのかを話しましょう。
 ゴジラは基本的にどのゴジラも着ぐるみ(スーツ)は、ダークグレーなのだそうです。映像で見ると照明、効果、フィルムの劣化等のせいで違う色に見えたりします。映像以外にもムック本等では印刷の状態で色が違って見えたりする場合があります。
 キンゴジと聞いてイメージする色は、みなさんどんな色を思い浮かべますか? 多くの人がおそらくダークグリーンと言うのではないでしょうか? 私もそうです。
 たぶんこれは映画ポスターやスチール写真、宣材等の印刷物がキンゴジをグリーン系で彩色しているからではないでしょうか? 映像だとほとんどグレー系に見えますが、そう言ったイメージが強くてキンゴジはダークグリーンという印象を持ってしまったのだろうと思います。ですから多くのメーカーのリアルなガレージキットの完成品写真を見ても、ダークグリーン系で塗られていると納得できるカッコ良さがありますもの。
 もちろん中には「ゴジラはグレーだ!」と言い切る方もいらっしゃるでしょう。
 そういった事をいろいろ考えて、キンゴジの一発目はグリーン系とグレー系の両方を作ってみようと言う事にしたのです。
 とは言っても他社さんではこれまでにキンゴジソフビはいろいろ作られ、グリーン系は特に多く存在します。他ではやらないグリーン、しかもウチの造型にあった色を考えなければなりません。「カッコかわいく」のテーマに合う明るい雰囲気を出せるグリーンをいくつか考えました。
 ソフビ商品の色を決めるのは初めてとあって、たくさんサンプルを作る余裕はありません。特に当時、雑誌告知のために〆切りに間に合わせるべく時間がなかったのです。
 そこで取った方法がパソコンの画像ソフトで原型写真に色をつけてみる事にしたのです。これなら簡単に修正も可能ですし、何パターンも作る事ができます。



 左が原型。中央が色をつけてみたものです。右が後の完成商品です。
 グリーンと言ってもCMYK指定にしてもRGB指定にしても1パーセント変えるだけで別の色になります。つまりグリーン系だけでも無限の種類を作る事ができる訳です。
 もちろん本来は弊社が見ればいい画像です。決定イメージを作れればいいだけの目的ですから、画像としてのクオリティはちゃんとしたものではありません。
 とにかくこうしてグリーンのイメージは作ったのです。ビリジアン系のグリーンを成型色に明るめのグリーンを調合して彩色、これが基本ボディの色になりました。



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ソフビ制作裏話その2

2007年03月20日 | 制作裏話
キンゴジ グリーンバージョン
キンゴジ グレーバージョン



?(左)キンゴジグリーンバージョン、(右)グレーバージョン
 現在はどちらも完売しております。ご了承下さい。


 ソフビシリーズ「Gメモリーズセレクション」の第一号はキンゴジでした。今日はその話をしましょう。
 ソフビをスタートさせるに当たって、第一号をどのキャラクターにするかは大きな問題です。ソフビファンも怪獣ファンも弊社の事はほとんど知りません。後々続けていくために売り上げ的にもある程度見込めるもの、人気やインパクトのあるものをチョイスしようと候補をいくつか考えました。
 すでにガレージキットで「初代ゴジラ」と「モスゴジ」を発表していましたので、それ以外のゴジラでいこうと思ったのです。元々「キンゴジ」は、ガレキの第3弾として考えていたのですが、人気等の理由を考えるとソフビの第一候補です。それに何よりもテーマである「カッコかわいく」にしやすく、ディフォルメ向き(私が勝手に思っているだけですが)の造型のゴジラです。
 こういった理由で第一号は「キンゴジ」に決定しました。
 そして前にも話しましたが、できる限り他社さんにない大きさやディフォルメ具合、カラーリングを目指すべく詳細をひとつひとつ決定していきます。
 一番の問題は基本中の基本、制作方法です。恥ずかしながら発売1年前まではソフビがどうやってできるのかも知りませんでした。それ以前にどうやって原型を作ったらいいのかもわかりません。
 多くの方々のご協力とアドバイスでひとつひとつをクリアでき、本当に今でも感謝しております。
 迷ったり失敗部分もありますが、2つのカラーリングを企画し、昨年2月のワンフェスで発売できました。直前の1月にPR目的でスーフェスに参加し、お披露目できた事もあって多くの方々に購入していただき、お誉めもいただきました。ありがとうございました。
 ソフビ作りの事はもちろん、ソフビ業界のいろんな事等、今でもわからない事は山ほどありますが、初心を忘れずにこれからも勉強と向上心を持ちながら続けていきたいと思います。
 次回はそのキンゴジのカラーリングの話をしましょう。

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ソフビ制作裏話その1

2007年03月19日 | 制作裏話
「Gメモリーズセレクション」のきっかけ



 東宝怪獣(主にゴジラ)のフィギュアを自分で作りたいと思った時の話は前にしましたが、もう一つ進んで「Gメモリーズセレクション」が具体的に形になるまでの話をしましょう。
 最初に発売したのはガレージキットの「初代ゴジラ」と「モスゴジ」です。この時点で「カッコかわいく」というテーマはすでにありました。そしてソフビを作る上で、このテーマは変わらず続けていこうと思いました。
 第一の理由は簡単です。私が欲しかったからです。

 ウチがフィギュア事業を始める前まで、私も一個人として東宝怪獣のコレクターでした(もちろん今もです)。ガレージキットに比べてソフビは買いやすいし、集めやすい。長年集めて気がついたのですが、いろんなメーカーさんがそれぞれ規模は違えど同じようなジャンルに集中していると思ったのです。特にレトロタイプと呼ばれているキャラクターソフビです。
 原型師さんが共通で作られている所もあるのかも知れませんが、M1号さん風、マーミットさん風に思えてしまう商品が多く感じます。ファンとしてはいろんなメーカーからいろいろ発売されるのは嬉しいのですが、似たものが多く感じるようになってきました。大きさや価格はもちろんレトロ具合やデイフォルメ具合、カラーリングに至るまで、どうして似たようなものをみんな作るんだろうと疑問がわいてきました。不思議だし、同じキャラクターがあちこちで続くとお腹いっぱいです。そして今でもその傾向は多いようです。
 だったらウチは大きさもディフォルメ具合も頭身もカラーリングもなるべく他社さんがやらないものを作ろう! と決めたのです。各メーカーさんの同じようなレトロタイプのものにほんのちょっぴり飽き始めた人達に刺激を与えれば…という気持ちが湧き、私自身が欲しいかわいいタイプのゴジラを作りたいと思った訳です。
 手に持ちやすい大きさで気軽に触りたくなるデザイン、レトロとは言い切れないし、かと言ってリアルでもない。ウチだけのディフォルメタイプ。そしてコレクションしやすいイメージを作ろうと思い、この「Gメモリーズセレクション」をスタートさせたのです。
 まだまだたくさん作りたい怪獣は山ほどあります。他社さんのようにリリースのペースは早い方とは言えませんが、遅くとも半年に一度は新作原型を発表していきたいと思っています。マイペースで作っていきますので、のんびり皆さんもご自分のペースでおつき合いいただければ嬉しいです。

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カードファイル

2007年03月18日 | 代表羽沢のG雑感


 ソフビシリーズ「Gメモリーズセレクション」には現在、GMSカードが付録についています。
 これはその商品をカードとしてコレクションしていただこうと言うつもりでつけています。あくまでオマケです。カードのみの販売は考えておりません。
 カードをつけようと思ったきっかけですが、子どもの頃、別に集めている訳ではないのに玩具等を買った時にかっこいいカードがついていたりすると、何となくオトク感が嬉しかった事を思い出して、それで企画したんです。
 もしお客さんが「Gメモリーズセレクション」をいくつか購入された後に、それまで集めたそのカードをまとめて見ると、自分が持っているゴジラがすぐわかる訳です。番号もつけていますので、どれが抜けているかも確認できます。
 弊社としては、ソフビ商品は購入後の開封を推奨していますが、カードももちろん開封しないと直接手にする事はできません。一般のトレーディングカードと同じサイズにしてありますので、市販のカードファイルに入れていただくとより嬉しいです(上の写真・参照)。
 中には「カードなんかいらないからその分、価格を下げてくれ」とお思いの方もいらっしゃるかも知れません。商品代金にはカードの制作代金は含まれていません。ですから本当にカードは弊社からのサービスなんです。もし、カードを入れなくなっても価格は変わりませんので、ご理解下さい。
 だからという訳ではありませんが、このGMSカードは市販のトレーディングカード等より印刷面で耐久性はそう高いものではありません。商品を長期間密封したまま保管していると、湿気や強い圧力に弱いのでカードがビニールにくっついたり、カード表面のコーティングが剥がれやすくなったりします。その点はお気をつけ下さい。カードファイルに入れていただきたい理由の一つでもあります。

 また、ウチの商品は現在トイイベントで商品を販売する事が多いのですが、その際はそれまでに作られたカードをファイルに入れて持っていっています。単純にカードをまとめて見たいという方はもちろん、ウチの商品リストとしても利用できますので、言って下さればどなたでも閲覧できるようにしています。商品を購入するしないにかかわらず、ご覧になりたい方はお気軽におっしゃって下さい。今の所、「Gメモリーズセレクション」のすべてにカードはつけましたので、まとめてご覧いただけます。
 それで、せっかくお客さんに見ていただこうと思ったので、その毎回持っていっているファイルの扉ページには下の写真のようなデザインを作っちゃいました。
 今後もできるだけソフビそのものにも負けないように「カッコかわいい」カードを作っていきたいと思います。



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ポスターイメージ

2007年03月16日 | Gフォトギャラリー


 4月29日に発売する「ミレゴジ ブルーバージョン」は、「ゴジラ×メガギラス」のイラスト版ポスターのブルーをイメージして企画しました。
 そこで、そのポスター風に遊び写真を作ってみました。使用するウチのゴジラに合わせて複数の合成素材を集めてみましたが、今回はかなり苦労しました。ゴジラ自体がディフォルメだし、ポーズが限られているので、かなり無理なアングルになってしまいました。なかなかポスターのようにはいきません。
 特にメガギラスはポスターでは実際の物とはデザインが違うし、ぼろぼろに傷ついた姿です。こう言った素材(玩具類)はないので、既製品を使うしかありません。見た目やポーズがかなり違うその点は深く突っ込まないで下さい。
 そのメガギラスは尻尾が唯一(たぶん)内側にひねっている食玩の青いメガギラスを使用。画像処理で色を変え、拡大してゴジラが捕まえているように数カ所変形させています。尻尾の丸いオレンジ部分は書き込みました。
 その他の細かいものはバンダイさんのセット物を利用して散りばめました。色はほとんど変えていません。
 戦いの舞台となったお台場の画像は運良く見つけられて良かったです(船だけがなかった)。

 時間があればもっと近付けたんでしょうが、お遊びと言う事でこのぐらいでヨシとしました。
 結構羽沢組のソフビらしく、画像全体もかわいい感じになったのではないかと思うのですが、いかがでしょう!?

(08.4.7更新)
 「ミレゴジ ブルーバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

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ゴジラ作りのきっかけ

2007年03月15日 | 制作裏話


「ゴジラ(フィギュア)を作ってみよう!」そう決めたのは今から2年半前でした。
 子どもの夏休みの自由工作で紙粘土を使い、それを手伝いました。残ってしまった紙粘土はほんの少しだったので、遊びでゴジラを作ってみました。
 粘土で何かを作るのは小学校以来、しかも子供用の粘土ヘラと爪楊枝だけが道具。資料や写真も何も見ずに記憶だけて作ったのが写真のゴジラです。似てませんが初ゴジのつもりです。色は子どもの水彩絵の具で塗ってあります。全高5センチほどです。
 本当に素人の工作レベルで、かなりヘタクソ。お見せするには本当は恥ずかしいんです。
 でもこれがきっかけでした。「もうちょっと本格的に作ってみたい」と。
 そこから気持ちが動くのは早かったです。ガレキでも、ソフビでも両方やってみたいと思うようになり、まずはガレキから始める事にしました。どんな粘土を使ったら良いのかすら知らないほど作り方は全くわかりませんでしたが、いろんな本を読みあさり、どうにか形になりました。
 そしてちょうど1年後、「初代ゴジラ」と「モスゴジ」を作り販売をスタートさせました。
 これがウチのフィギュア制作・販売事業の始まりでした。
 紙粘土の「初代ゴジラ」から1年後、ガレキ「初代ゴジラ」を作った事になりますが、いつかソフビでも作ってみたいと思います(もちろんモスゴジも)。もう少し経験と技術をアップさせてからね。

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ゴジラ×オルガ

2007年03月14日 | Gフォトギャラリー


 お遊び写真の第3弾です。
 バンダイさんのオルガと並べてみたウチのミレゴジグリーンバージョンです。
 大きさの比率は加工して変えてあります。
 建物等は今回も合成です。手ごろな新宿の写真、ありそうでなかなかないんで雰囲気だけです。
 本当は周りに炎を散らして街が壊れている所を出したかったけど、効果を足し過ぎるとデータが重くなるし、イラストっぽくなるのでこのままにしました。

 ウチもゴジラばかりではなく、対決する怪獣もほしいかなぁと思ったりします。

(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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ゴジラの背びれ

2007年03月13日 | 羽沢組的怪獣見聞録
ゴジラは背びれが命


?左デスゴジブルーバージョン、右ミレゴジブルーバージョン

「ゴジラは背びれが命」。昔から多くの原型師さんや雑誌編集さんが語っている言葉。キャリアの浅い私もいくつかゴジラを作るようになってより強く実感するようになりました。

 ゴジラの着ぐるみは、流用スーツは別にしてひとつひとつ背びれの形や位置が違います。
 昔から今に至るまでソフビを購入した時に、背びれがアバウトに作られているのを見ると残念な気持ちになります。レトロタイプやディフォルメだから何もそっくりに作る必要はないとは思うのですが、素人目でも「これ本物を見ないで作っているなぁ」と思えてしまうことがたまにあります。
 自分が作るようになって、全身のフォルムは背びれの形や位置で大きくイメージが変わる事がわかりました。

 例えば平成VSシリーズは着ぐるみが皆よく似ていますが、背びれは微妙に作品ごとに違っています。一番わかりやすい例ではデスゴジ。デスゴジは色は別にしてスーツそのものは前作のモゲゴジにそっくりです。しかし比べてみると背びれは全く違います。
 それまでずっと一番大きい背びれは背中の中心に配置してありますが、デスゴジだけは肩に近い上の方の位置にあります。発光装置等のためだそうで、いろいろ取り付けて重くなっているので全体的に猫背ぎみで、ちょっとくたびれた感じのどっしりとした体型になっています。背びれの影響で全体の姿勢が大きく変わっているのです。モゲゴジとは姿勢がまるで変わっています。
 だからモゲゴジを赤くしてデスゴジと称するのも、デスゴジを黒くしてモゲゴジと称するのも間違いだと思っております。

 今ウチでイチオシのミレゴジの原型を作る時は、元の背びれがいつものゴジラより大きいのでバランスでかなり考え込みました。でもその分作る楽しみをたっぷり味わいましたが…。
 ウチのゴジラは皆ディフォルメなので背びれもかなり簡略はしています。でもそのゴジラだけの背びれでありたいとこれからも心がけていくつもりです。ちょっとしたこだわりでした。

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