Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

幸伸展弐

2022年06月19日 | お客様のコーナー


幸伸展弐




 昨日に続いて本日も三重県・山口さんの情報です。
 昨年に続いて、今年も山口さんの個展「幸伸展弐」が開催されています。
 羽沢組のGメモリーズゴジラや他作品に合わせて、山口さんがデフォルメ造形されて作られたジオラマなどを多数展示している催しです。
 いつもこの「お客様のコーナー」で詳細させていただいている多数の作品が一堂に見られるのですから、嬉しい開催です。
 昨年の紹介記事も参考にされてください。
 https://wave.ap.teacup.com/applet/hazawagumi/20210714/archive

 以下山口さんのコメントです。

 個展の場所は去年と同じく、津市美里ふるさと資料館で会期は6月5日~8月28日になります。
 内容としては、前半6月5日~7月15日までは初お披露目と去年好評だったジオラマの展示、後半7月16日~8月28日までは全初お披露目、新作ジオラマの展示です。
 個展の開催の目的としては、沢山の方に見て、ジオラマを知っていただき興味を持って頂けるのが目的です。
 個展前半は昭和羽沢ゴジラが展示してあり、後半は昭和と平成羽沢ゴジラを展示する予定です。なので後半は8割羽沢ゴジになります(笑)。要するに今年は羽沢ゴジのジオラマが2/3占めてます。


 前半の昭和のゴジラのイメージのジオラマ写真を山口さんからいただきましたので紹介いたします。ご覧いただいてわかるように、各展示が昨年よりもグレードアップしていますね。
 これまでにここで紹介させていただいたものもありますし、初お披露目のものもあるようです。
 




















 たくさんの初代ゴジラの名シーンがこれだけ並ぶと壮観ですね。
 各ビルや橋の細かな部分や出現したゴジラから逃げる人達など、こだわりも多々感じられます。
 お近くの方は足を運んでいただき、ぜひ生でご覧ください。

 山口さん、ありがとうございました。
 開催おめでとうございます。
 後半の報告もぜひ楽しみにしております。

幸伸展弐
●会場/津市営美里ふるさと資料館
●住所/三重県津市美里町北長野1445
●開館時間/9時~16時 月曜定休日(祝日場合は翌日)
(展示期間6月5日~8月28日)
●入場無料
●紹介ページ/http://www.zd.ztv.ne.jp/ti66twpq/tennji.html


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92式メーサー出撃!

2022年06月18日 | お客様のコーナー


92式メーサー出撃!



 Gメモリーズセレクションのゴジラに合わせて、デフォルメでジオラマなどを制作しているおなじみの三重県・山口さんの新作の紹介です。
 Gメモリーズのビオゴジに合わせて、『ゴジラvsビオランテ』(1989年)から登場した人気メカ「92式メーサービーム戦車」をカッコかわいく作ってくださいました。
 このメーサーが好きだというファンも多いのですが、撮影時の関係者の方々からは通称「カメ」と呼ばれて、スタッフ間でも人気のあったメカですね。
 サンダーコントロールシステムも一緒にかわいく作られて、ジオラマの写真をいただきましたので紹介いたします。











 以下山口さんのコメントです。

 メーサーは羽沢ゴジラに合う、対G兵器が以前から作ってみたく、まずはメーサーをと思い作ってみました。いずれは、他の兵器も作ってみようとは思ってます。
 サイズは5cmほどです。






 若狭シーンも札幌のシーンも、メーサーがあることで劇中のシーンを思い出して雰囲気が増しますね。
 冷凍メーサー(95式冷凍レーザータンク)やツインメーサー(93式自走高射メーサー砲)も欲しくなっちゃいますね(笑)。
 もしこれらも揃ったらぜひ「ゴジラ須賀川に現る」の初代ゴジラとの対決シーンが見たいです(わがまま言ってすみません…笑)。

 実は羽沢組でも、Gメモリーズのゴジラに合わせてこの92式メーサーやスーパーXシリーズのデフォルメソフビ を作りたいとずっと思っているのですが、コスト面で未だに躊躇しているところです。いつか作ってみたいと改めて思わせていただきました。

 山口さんありがとうございます!!
 またよろしくお願いします。

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スーフェスEXvol.3不参加のお知らせ

2022年06月16日 | 新作商品情報


スーフェスEXvol.3不参加のお知らせ

 6月26日開催のスーパーフェスティバル エクストラvol.3に参加を予定しておりましたが、販売予定をしていた商品の成形生産が間に合わないことが確定しましたので、残念ながら今回は不参加とさせていただきます。
 楽しみにされていた皆様には申し訳ありませんが、次回にはぜひよろしくお願いいたします。

 次の参加出店イベントは7月24日(日)のワンダーフェスティバルの予定です。
 販売商品は情報が確定しましたらお知らせいたします。


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井上泰幸展

2022年06月10日 | ニュース


井上泰幸展

 特撮美術監督としてたくさんの作品に関わられた井上泰幸氏の個展が、東京都現代美術館で現在開催されています。圧倒されるほどの各作品の資料などが多数展示され、氏の功績を感じるとともに特撮ファンなら一度は見ておきたい催しとなっています。





 先日、拝観してきました。
 これまで弊社関連書籍などで幾度か井上泰幸氏の作品や資料を掲載させていただきましたが、初見のものも多数あり、その情報量の多さに圧倒されました。時間を忘れてひとつひとつじっくり見ていると、あっという間に3時間を超えていたのに我ながら驚いたほどです。
 東宝特撮を中心に、特撮美術の発展とそのお仕事の地位の確立に貢献されてきたのがよくわかります。

 氏が残されたたくさんの資料の中には、各特撮作品のセット図面などがあります。
 これまで弊社で多くのゴジラ映画などの書籍を編集させていただいてきました。その度にその作品の美術デザイナーの方々が手掛けられた美術資料などを多数拝見させていただくことが多いのですが(スペースの都合で掲載できなかったものが多々ありますが)、井上氏の残した資料を拝見すると、後々の多くの美術デザイナー・美術監督の方々が氏の影響を受け、教えを実践されているのがよくわかります。

 図面だけではなく、スケッチやデザイン画、絵コンテも多数展示されています。多才であることを感じるだけではなく、映画作りがお好きだったのだろうことが想像できました。
 写真撮影が可能なのは、展示されている『空の大怪獣ラドン』(1956)に登場した福岡市の天神岩田屋周辺ミニチュアセットの再現箇所だけですが、このミニチュアを見るだけでも充分見に行く価値があると思います。

 拝観中、たまたまこの展示開催の中心となられた三池敏夫さんに会場でお会いしました。三池さんには公私で日頃たくさんのお世話になっており、この日もいろいろお話をさせていただきました。
 実は数年前に、福岡市に取材を兼ねて三池さんたちと市内観光を少ししたのですが、その時に現在福岡PARCOとなっている岩田屋の跡を視察したのです。外装や内部はほとんど改築されていますが、福岡PARCOの中にはまだわずかに岩田屋の時の柱などがちらりと見えている箇所もあり、感激したものです。三池さんと再現された岩田屋のミニチュアを見ていたら、そんなことを思い出しました。

 若い特撮ファンの方々にとっては井上泰幸さんと聞くとおそらく「聞いたことがあるなぁ」ぐらいかもしれません。でもこの展示をご覧になると、特撮の作られる過程と井上氏への興味がもっと湧くと思います。
 開催は6月19日(日)までですので、まだの方はぜひ一度足を運ばれてはいかがでしょうか。















井上泰幸展
会期/2022年3月19日(土)-6月19日(日)
休館日/月曜日(3月21日は開館)、3月22日
開館時間/10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
観覧料/一般1,700円 大学生・専門学校生・65歳以上1,200円 中高生600円 小学生以下無料
会場/東京都現代美術館 企画展示室 地下2F
詳細/https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/yasuyuki-inoue/


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