Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ゴジラな来年もよろしく!

2014年12月31日 | 代表羽沢のG雑感
2014年、ありがとうございました

 今年も最後ですね。毎年あっという間です。
 昨日も書きましたが、今年は生誕60周年のゴジライヤーという事でいろいろな事がありました。ゴジラ関連のお仕事もたくさんさせていただき、各方面の皆様には深く感謝致します。ゴジラで一年が忙しいという幸せな年でした。
 辛い事もありましたが、個人的にも羽沢組としても忘れられない一年となりました。

 今年はいろいろなゴジラ商品の発売やイベント等、各社からたくさん企画されて、ゴジラファンとしては実に嬉しい事なのですが、仕事最優先していたので、私個人としては行きたかったイベントや伊福部先生関連のコンサートには行けず、期間限定の商品等もほとんど買い逃し、その辺は残念でした。でも仕事でゴジラ三昧だったわけですから、贅沢はいえません。むしろ感謝しています。
『GODZILLA ゴジラ』の感想もここで書いていませんし、「大ゴジラ特撮展」の総括報告もまだしてません。いずれ時間を作ってここで書きますので。

 Gメモリーズセレクションにつきましては、販売商品がすべて完売、新規造形の「初代ゴジラ」も好評をいただき完売と、嬉しい事ばかりでした。
 お求めいただいた皆様には深く感謝致します。毎年言っていますが、お求めいただく皆様がいてこそ、Gメモリーズを続けられるのです。特に今年は初めてお求めいただけるようになった方々も多く、これからもごひいきにしていただければ幸いです。
 スーフェス、ワンフェス、「大ゴジラ特撮展」、随所の催し物、通販等のお電話で、例年以上に商品をお求めいただいたたくさんのゴジラファンの皆様と楽しい話をさせていただいたもの嬉しく、感謝しております。
 ただ、書籍やイベントの仕事がたくさんあったので、新商品の種類が少なかったのは申し訳なかったし、各種完売してしまったためその後の商品ご希望に応えられなかったのもごめんなさい。
 今後もできる限りたくさんの皆様に楽しんでいただけるようにがんばりますのでよろしくお願い致します。

 各業務でももちろんですが、今年もソフビ関連でもたくさんの皆様にご尽力、ご協力いただきました。東宝株式会社担当の皆様、金型屋さん、成型屋さん、塗料屋さん、シリコン販売業者様、告知掲載していただいた各出版社様、「大ゴジラ特撮展」実行委員会の皆様、「G博」「東京タワー展」主催・運営の皆様、「怪獣市場2」関係者の皆様、株式会社キャスト様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。

2014年Gメモリーズセレクション発売商品リスト
 (いずれも完売しております。) ※は追加生産したもの。
モスゴジ(未塗装版) 2月発売
メガロゴジラ(未塗装版) 2月発売
72ゴジラ(未塗装版) 2月発売
ファイナルゴジラ パワーアップバージョン 4月発売
74ゴジラ スタンダードカラー 6月発売
初代ゴジラ ブラックバージョン 8月発売※
初代ゴジラ スタンダードカラー 9月発売※


 来年も2016年新作公開に向けてゴジラ関連で賑やかな一年になりそうですが、弊社はワンフェス後からは特に大きな予定も入っていませんので、のんびりできそうなのです。その分Gメモリーズのソフビゴジラたちに力を入れて「カッコかわいい」ゴジラたちを提供できるようにはりきりたいと思います。

 ゴジラな一年の今年もお世話になりました。
 ゴジラな一年になるだろう来年もよろしくお願い致します。
 良いゴジラな年をお迎え下さい。


▲羽沢組の玄関壁。2015年もどこかで開催されたらいいね!

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羽沢組の2014

2014年12月30日 | 代表羽沢のG雑感
2014羽沢組重大TOPIC

2014年はとにかくゴジラな年でした。ファンの皆さんも忙しかったと思います。色々な事がありすぎて、おかげさまで羽沢組としては各業務で忙しい一年となりました。ちょっとだけ羽沢組にとっての大きな出来事を振り返ってみたいと思います。

1 川北紘一監督逝去
 個人的には一番ショックが大きく、今も心の整理はついていません。「お別れ会」の際にはちゃんとお別れと感謝をお伝えしたいと思っております。

2 新規造形「初代ゴジラ」発売
 長年リクエストをいただいていた「Gメモリーズセレクション 初代ゴジラ」を2つのカラーで発売。好評をいただきたくさんの皆様にお求めいただきました。「大ゴジラ特撮展」では弊社初のイベント限定商品として発売。完売御礼!!

3 発売商品すべて完売
 ゴジライヤーという事で、発売中の商品が夏にはすべて完売。秋以降には売るものがない状態に。各ゴジラの再販、新規カラーのリクエストも多数いただいております。ありがとうございました。

4 「大ゴジラ特撮展」開催
 東京と大阪で開催されたゴジラのビッグイベント。広告各種やメインビジュアル製作、パンフレットの編集・デザイン、展示パネル類製作、イベントスタッフと弊社もいろいろとお手伝いさせていただきました。時間ができましたら総括報告致します。

5 『GODZILLA ゴジラ』公開
 ゴジラ生誕60周年という事で様々な企画、商品販売が各社で行われましたが、一番のメインはやはりハリウッドでの新作公開とその大ヒット。このゴジラのGメモリーズセレクションでの商品化のリクエストも多数いただきました。

6 2つの『ゴジラ』映画の新作公開決定
 2016年には日本で、2018年には『GODZILLA』の続編の製作が決定。今の所、弊社は関連の商品や書籍等の企画に何も関わっておりませんが、微力ながら何か盛り上げの力になりたいと思っています。お仕事下さい(笑)。

7 2つのパーフェクション発売
 2月に「平成ガメラ パーフェクション」、11月には「ゴジラ 東宝チャンピオンまつり パーフェクション」を発売。弊社は企画・編集・デザインで参加。どちらも発売中ですのでぜひお求めを!

8 デジタルリマスター版『ゴジラ』公開
 60周年を記念して、鮮明な画面にリマスターされて公開されたファースト『ゴジラ』(1954)。タイミングとしては弊社のソフビ「初代ゴジラ」発売と近い時期でしたので、思い入れもひとしおです。

9 『装甲巨人 ガンボット』
 すでに大阪ではテレビ放映された大阪芸大製作の短編特撮。川北監督の最後の映像作品になります。弊社はロゴの配色デザインと、ポスター&チラシのデザイン・製作でお手伝いさせていただきました。

10 電撃PlayStation20周年
 創刊から現在に至るまでずっとデザインを担当させていただいている「電撃PlayStation」が20周年。あっという間でした。これからもがんばります。

次点 「平成ガメラ パーフェクション」発売記念イベント
 3月には「平成ガメラ パーフェクション」発売記念イベントを東京・秋葉原で開催。弊社は劇中で使われたプロップや資料のチョイス、パネル等の作成、各展示物の設営と掲示、進行等と中心として参加しました。

 他にも細々とありますが、今思いついたのはこの10件。
 私個人としては「大ゴジラ特撮展」関連、「バーフェクション」の取材、現在進行中の書籍の取材等で、今年一番、数えきれない程のゴジラ映画に関わったスタッフの皆様や俳優の皆様にお会いできた事が嬉しかったです。皆さん尊敬できる素晴らしい方々でした。私的にはあこがれのあのヒロインの方に会えた時が一番ドキドキしました(笑)。

 来年はまだほとんど予定がありませんが、良い意味で今年に負けないぐらいゴジラで忙しくなりたい羽沢組です。

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初代ゴジラスタンダードカラーのこだわり3

2014年12月29日 | 新作商品情報




3 今後の展開について
 
 普通は「モノクロ作品のでカラーバリエーションは少ない」と考えるのかもしれません。が、逆に「だからこそ自由にイメージして展開を増やす事ができる」とも考えられると思うのです。
 今からネタばらしをするのはあまり本意ではありませんが、「初代ゴジラ」については、いずれは映像で見られるモノクロイメージのカラーやブラウン系のものも考えています。それ以外の部分で、ぜひ皆さんのご希望のものがあればリクエストしていただければ嬉しく思います。
 例えば今回の商品とは違う別の劇中スーツイメージだったり、劇中の1シーンのシチュエーションをイメージしたものだったり。モノクロだからこそ自由に色の発想を考えるのは楽しいと思いませんか? もちろんモノクロだからこそという理由だけではありません。作品自体もそうですし、初代ゴジラの造形そのものも魅力的だからこそ、そういった遊びができるものと考えます。
 ですので、「自分は初ゴジについてはこんな色だとイメージしている」「初ゴジの○○のシーンをイメージしたカラーがほしい」というようなご意見があればぜひお寄せ下さい。

 なるべくたくさんの皆さんにお求めいただけるように、通販優先で個数限定とはしなかった今回の「スタンダードカラー」でしたが、弊社の他業務の都合である程度の期間で9月でしめ切らせていただき完売扱いとさせていただきました。わずかではありますが、その後にご希望の問い合わせをいただいた方々には販売できずに申し訳ありませんでした。ぜひ次のカラーの時にお求めいただけますようお願い致します。

TM&(C)TOHO CO.,LTD.

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初代ゴジラスタンダードカラーのこだわり2

2014年12月28日 | 新作商品情報




2 オリジナル劇中スーツイメージ

 告知の時にもお知らせしましたが、この「スタンダードカラー」は劇中スーツのカラーをイメージしたものです。
 とは言っても、作品はモノクロですし、「見聞録」にも書きましたが完全にスーツの色をカラーで証明するものはありません。当時の関係者の証言もまちまちです。ですから、今回に限っては「青味がかかっていた」とという説からイメージしたものであって、厳密にスーツはこの色だったというものではありません。
 他の色のイメージとしても考えられますので、もしかしたらいつか「スタンダードカラーVer.2」を別の配色で企画するかもしれません(笑)。
 いずれにしても推測ではありますが、そこからイメージした弊社が考えるところの「もし初代ゴジラがカラーだったら……」というテーマで企画した配色〈その1〉の商品になるわけです。

 成型色はこれまでの各ゴジラ「スタンダードカラー」で使用してきたダークグレー。
 カラーイメージといってもモノクロ作品のゴジラですから、賑やかな色使いはイメージから外れます。ですので、ボディに塗ったグレーに近いダークブルーは、微妙に基本濃度が違うものは2つで、部分的に強弱を付けてなるべくシンプルを心掛けてスプレーしました。
 羽沢組オリジナルイメージの「スタンダードカラー」はいかがでしたでしょうか。

TM&(C)TOHO CO.,LTD.

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初代ゴジラスタンダードカラーのこだわり1

2014年12月27日 | 新作商品情報




すでに商品は完売していますが、8月に発売した「初代ゴジラ スタンダードカラー」の発売意図、彩色部分等のこだわった所を書きます。お求めいただいた皆様の楽しむ上での参考にしていただければと思います。

羽沢組的「初代ゴジラ 見聞録」
 商品の原型制作前にいろいろ弊社なりに調べてみた事や、検証してみた事をまとめましたのでこちらも参考にしていただければと思います。
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「初代ゴジラ」造形のこだわり
 原型を作る際、「見聞録」を元に、造形的にこだわった所やGメモリーズセレクションならではのアレンジしたところ等を書いています。こちらもご参照下さい。
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1 発売意図

「初代ゴジラ」第2弾カラーとして企画したのがこの「スタンダードカラー」です。
「大ゴジラ特撮展」限定として発売した第一弾カラー「ブラックバージョン」の後すぐに、通販受付を開始したものです。
 こちらも「ブラックバージョン」同様に発売前から多数お問い合わせをいただき、好評のうちに完売致しました。

 この「スタンダードカラー」は、「ブラックバージョン」とは違い、基本的に通販対応商品として企画したものです。「ブラックバージョン」がイベント限定品のため、会場でしかお求めいただけないことになりましたので、すぐに通販でどなたでも買える「初代ゴジラ」の別カラーを用意しなくてはと考えて販売しました。
 弊社のスケジュールが許す限り、ご希望される方には皆さんにお求めいただけるよう数も限定しませんでした。「ブラックバージョン」が販売数量限定としたのは、イベント会場への販売用意が終了次第、すぐに「スタンダードカラー」の生産に取りかからなくてはならなかったので、「ブラックバージョン」の方はわずかしか追加できなかったのです。
 また、いつもであればこの時期には夏にワンフェス、秋にスーフェスがあり、これらのイベントで販売もしていたはずでしたが、地方の皆様の事を考え、通販を最優先として、この2つのイベントでもあえて販売せずに、公平を期すためにすべて「スタンダードカラー」は通販対応としました。

 そしてカラーリングについても、イベントでのお客様対象のカラーとした「ブラックバージョン」とは違い、広くゴジラファンの方々に納得していただける色にすべきと考え、「スタンダードカラー」としたのです。

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メリークリスマス2014

2014年12月25日 | Gフォトギャラリー


I wish you a Merry Christmas.

素敵な夜をお過ごし下さい。

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初代ゴジラブラックバージョンのこだわり4

2014年12月24日 | 新作商品情報




4 完売の理由は!?

 この「ブラックバージョン」の事前の反響が大きく、すぐに完売してしまった理由は3つと考えています。

 1つめは多くの方に「初代ゴジラを!」とリクエストされていての第一弾だったからだと思います。
 2つめ。今年は、春に発売した「ファイナルゴジラ パワーアップバージョン」から、発売中の商品も含めてGメモリーズセレクション商品の売れるペースが急に早くなりました。ゴジライヤーのせいかもしれません。
「大ゴジラ特撮展」で発売中の商品を販売する事は決まっていましたが、その後に「G博」さんからもオファーをいただき、同年での近い時期のゴジライベントなので協力させていただく事にしました。先に開催されたその「G博」では、他社メーカーさんの商品も売られていましたが、弊社商品が売れるペースが早く、すぐに補充するぐらいでした(「G博」大阪展では、商品が足りず、申し訳ない事に1個も入荷できなかったぐらいです)。それで「羽沢組のソフビはすぐなくなる」印象を持たれてしまったのかもしれません。今でもそう思われているようです。
 3つめの理由は、「大ゴジラ特撮展」実行委員会にはバンダイさんも加わっていますが、物販でのソフビは市販の物だけでした。なので限定ソフビは弊社のこの「ブラックバージョン」だけだったのです。

 なかなか先や状況を読むのは難しいと言わざるを得ません。

 今でもたまに「ブラックバージョン」の再販を望むお声をいただきます。
 オフィシャルで言える立場にはありませんが、もし仮に(仮にですよ、仮に!)他の地方で「大ゴジラ特撮展」が開催されることになり、弊社のスケジュールや実行委員会の事情が許せて、皆さんからのリクエストがまだ多数あるようでしたら再販の可能性はゼロではありません。その時が来ましたら、少数になるかもしれませんが検討はしたいと思います。(あくまで「大ゴジラ特撮展」限定として企画した商品ですので通販対応、他のイベント販売はないと思います)

 一つだけ大きな大きな後悔。事前に写真ではご覧いただいていましたが、用意はしてあったものの忙しさを理由に、川北監督に実物をお渡しするタイミングを逃してしまいました。悔やまれてなりません。

 とにかく生産から会場への搬入まで時間がなかった商品でした。
 金型の不具合もあり、金型屋さんには特急で調整していただき、成型屋さんにも急いでいただきました。許諾していただいた東宝の皆様にも忙しい中、調整していただきました。また、実行委員会の物販の担当の皆様にも販売の際(完売後も)に混乱のないように便宜をを図っていただきましたし、他のスタッフの関係者の皆様や川北監督にもお気遣いいただきました。
 いつも以上に、たくさんの皆様のご尽力で発売にこぎ着けた商品でした。この場を借りて熱く御礼申し上げます。

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初代ゴジラブラックバージョンのこだわり3

2014年12月23日 | 新作商品情報




3 嬉しい誤算と反省

 発売後に、作品がモノクロなので「それほど初ゴジではカラーバリエーションは豊富にはできないんじゃないですか?」と何人かのお客様に言われましたが、個人的にはいくつかイメージするシチュエーションやカラーバリエーションはすでに原型制作前には考えていたので、「初代ゴジラ」については、いつもの(カラー作品の)ゴジラたちぐらいアイデアのネタはあります。
 その中で、第一弾にどれを持ってくるかは、まだ造形をはじめた時点では決めかねていました。
 そして「大ゴジラ特撮展」のお話をいただいた時点で、昨日書きました理由で「ブラックバージョン」としたのです。

 当ブログで告知してからは、問い合わせも多く、実行委員会にもあったそうです。他の告知らしい告知と言えばワンフェスで見本を展示した事とツイッターで少し書いたぐらいでした。「見聞録」も「こだわり」もここでは書いていませんし、雑誌告知もお願いしていません。いくつかPRの協力をしたいとおっしゃっていただいた所もあったのですが、申し訳ないのですが、予想以上の嬉しい反響がありそれらはお断りさせていただきました。
 反響や問い合わせが多かったので、もしかしたらすぐになくなって、不満のお声が出る可能性があるんじゃないかと判断したため、必要以上のPRは避けたのです。
 かといってスケジュール的に増産は難しいし、告知した時点で追加するにしてもわずかしか用意できないのは目に見えていました。
 お客様に対してもそうですし、「大ゴジラ特撮展」スタッフの方々にも迷惑はかけられません。

 前にお伝えしましたように、東京展では発売日早朝からたくさんの方が並び開場とともに瞬殺と言えるぐらいすぐに完売しました。大阪展でも二日目の早々に売り切れました。お求めいただいた方々には心より感謝申し上げます。
 特に東京展では「買いたかった」とたくさんの方々に言われました(本当にごめんなさい)。弊社としても瞬殺は福袋以来でしたので、予想外の嬉しい誤算でした。
 川北監督にも「そういうところがだめだなぁ、もっといっぱい作れば良かったのになぁ(笑)」と言われる程でした。
 弊社の読みが浅く、もっとたくさん作れる環境を整えて、たくさんの人たち、いつもお求めいただいている皆さんはもちろん、もっと一見さんやライトなファンの方々にもお求めいただけるようにしたかったのが本音です。そう言う部分では反省しております。

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初代ゴジラブラックバージョンのこだわり2

2014年12月22日 | 新作商品情報




2 「ブラックバージョン」にした理由

 第一弾カラーを「ブラックバージョン」としたのは「大ゴジラ特撮展」限定発売商品としたためです。

 初代ゴジラの劇中スーツが真っ黒ではないだろうと弊社なりに推測しているのは「見聞録」でも書きました。が、一般的にゴジラは「黒」というのが定番と思われています。『ゴジラ』(1954)はモノクロ作品ですから、初代ゴジラについては余計そう思われているのかもしれません。
 いずれにしても一般的なイメージカラーとして「黒」をイメージされる方が多いと判断しました。

 イベントとして「大ゴジラ特撮展」は、幅広くマニア層と呼ばれるファンの皆さんだけがターゲットとしている訳ではありません。ライトなファンだけではなく、日頃生活の中でDVDを見たり、フィギュアに触れたりする事のない人たちも「珍しい機会だから…」「どんなものか知りたいから」等ゴジラファンとは呼ばれない方々にも来ていただきたいわけです。いわば世間一般をも対象として企画しているものです。
 幅広くいろいろな方に来ていただきたいのはいう間でもありませんが、特にターゲットとして会場に来てほしかった層としては子供さんやこれからゴジラのファンになって欲しい若い人たちなのです。8月16日の記事でも書きましたように、今のファンと同様に未来のファンも大切にしたいと考えていました。川北監督の意向でもあります。

 そこで入門的というのもおこがましいのですが、熱いファンにもですが、これからのファンにもゴジラをもっと好きになってくれれば……、Gメモリーズのゴジラがそのきっかけの一つになれればという意味で、ゴジラとしてのシンプルなカラーにしようと決めました。マニアックな配色は避けたかったのです。
 成型色はシンプルな黒。メリハリをつけるために一部分だけガンメタブラック。背びれやツメ等もシンプルにシルバー。
 オーソドックスなゴジラフィギュアらしく、それでいてGメモリーズらしく。凝った塗装を避ける事でライトなファンの方々も買いやすくなると判断したのです。

TM&(C)TOHO CO.,LTD.

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初代ゴジラブラックバージョンのこだわり1

2014年12月21日 | 新作商品情報


すでに商品は完売していますが、今日から8月に発売した「初代ゴジラ ブラックバージョン」の発売意図、彩色部分等のこだわった所を書きます。お求めいただいた皆様の楽しむ上での参考にしていただければと思います。

羽沢組的「初代ゴジラ 見聞録」
 商品の原型制作前にいろいろ弊社なりに調べてみた事や、検証してみた事をまとめましたのでこちらも参考にしていただければと思います。
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「初代ゴジラ」造形のこだわり
 原型を作る際、「見聞録」を元に、造形的にこだわった所やGメモリーズセレクションならではのアレンジしたところ等を書いています。こちらもご参照下さい。
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1 「大ゴジラ特撮展」限定発売の理由

 2014年はゴジラ生誕60周年という事で、夏に「初代ゴジラ」を発売しようと決めていました。
 そして第一弾カラーとなる「ブラックバージョン」は、Gメモリーズセレクション初のイベント会場限定発売商品です。8月から開催された「大ゴジラ特撮展」(東京&大阪)のみで販売させていただきました。

 まだ原型制作中の春、「大ゴジラ特撮展」のお仕事(パンフレットの編集・デザイン、各種広告制作等)のお話をいただきました。会場で羽沢組のソフビも売ったらいいじゃないか、というお話もその時に川北監督から言われ、当時発売中の商品のいくつかを販売させていただくことになりました。
 そんな会話の中で、微々たるものにはなるとは思いましたが、少しでも盛り上げや集客に繋がればと思い、「何か会場限定カラーのようなものもあった方がいいでしょうか?」と聞くと、「おお! そういうのはいっぱいあった方がいいんだ。やってくれよ」と川北監督におっしゃっていただいたのです。
 それで、予定の生産スケジュールやせっかくのちょうどいいタイミングと重なるので「初代ゴジラ」の第一弾は、「大ゴジラ特撮展」限定カラーにしようと決めたのです。
 これまでGメモリーズセレクションは、イベントでの先行発売として告知した商品はありますが、そのイベントだけの限定商品として販売した事はありません。ネットショップや転売目的の方のネットでの告知に「ワンフェス限定」や「スーフェス限定」として弊社商品を転売されている方が今もいますが、あれウソですから。そういうところ(人)は信用しない方がいいです。

 これまでイベント限定とすると、そのイベントに行きたくても行かれない方が購入できないので、なるべく通販にも対応できるようにしたいと展開してきました。が、この「大ゴジラ特撮展」に限っては、弊社がスタッフとして参加させていただいている事もあり、日頃お世話になっている川北監督が中心となって開催される大きなイベントですので、僭越ですが少しでも恩返し、お力になれればと思い、「大ゴジラ特撮展」限定とさせていただいたのです。
 両会場に行けず、お求めいただけなかった方々には申し訳なく思います。

TM&(C)TOHO CO.,LTD.

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シェー!!

2014年12月19日 | Gフォトギャラリー


シェーーーー!!


 1月11日スーフェス67にて先行発売、翌日より通販受付開始の「大戦争ゴジラ ブラックバージョン」のイメージ画像です。
 ゲットして一緒に「シェー!」しましょう!!

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一度並べてみたかった

2014年12月17日 | Gフォトギャラリー


 怪獣が好きな人はコロネパンを「モスラパン」って言いますよね。
 私、子供の頃は「モスラパン」が正しい名前だと思ってましたもん。「コロネパン? 何それ?」でしたから。

 何にせよ、ウチで「モスラ幼虫」発売したときから、実は一度並べてみたかったんです。
 他意はありません。ただそれだけです(笑)。

 たまにはこんなゆるーいネタもいいでしょ!?

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大戦争ゴジラ ブラックバージョン

2014年12月16日 | 新作商品情報


大戦争ゴジラ
ブラックバージョン
1月11日スーフェス67先行発売!!
通販受付開始は1月12日から!!


2015年最初の商品は、新規カラーとしては4年半ぶりとなる「大戦争ゴジラ ブラックバージョン」です。劇中のように左右の手足を自由に上下しての「シェー!」ができますので、ぜひ遊んで下さい!!



 秋以降、Gメモリーズセレクション全商品が完売して「次はいつ?」のお問い合わせを多数いただき、感謝しております。お待たせしましたがようやくお知らせできるようになりました。

 今回企画したのは、『怪獣大戦争』(1965年)に登場したゴジラ「大戦争ゴジラ」です。4年ぶりの新規カラー商品になります。
 Gメモリーズセレクションでの「大戦争ゴジラ」は、劇中の有名なワンシーンである、ゴジラが「シェー!」をしたポーズを表現した商品です。地球外に連れ出されたゴジラは、X星にてラドンとともにキングギドラを撃退し、喜びのあまり「シェー!」のポーズを繰り返します。
 この「シェー!」は言わずとしれた赤塚不二夫先生の「おそ松くん」に登場するキャラクター・イヤミのギャグ。当時大流行し、子供たちがこぞって真似をしました。ゴジラが劇中で真似をした事でも多くの人が知る所となりました。
 弊社商品では5頭身のデフォルメではありますが、特製スタンドに差し込む事で空中での「シェー!」ポーズを実現させ、しかも左右の手足がどちらが上になっても可能なように作ってあります。
 当時子供だったゴジラの「シェー!」に喜んだ方もリアルタイムで知らない方にも、劇中でのコミカルなゴジラを楽しんでいただきたい商品です。
 成型色のカラーリングは黒。ボディや頭部の一部を宇宙でのゴジラらしくメタリックダークブルーでスプレー。背びれの先端やツメなどもシルバーで塗装。
 商品にはゴジラの他に、特製スタンドと地面にはX星ペースが付属します。

 こちらの商品は、2015年1月11日に開催される「スーパーフェスティバル67」にて先行発売し、翌日より通販・一般受付を開始致します。

 もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。

G メモリーズセレクション 「大戦争ゴジラ ブラックバージョン」
●ソフトビニール製
●全高約19センチメートル(ゴジラのみ)
 スタンド&ベース付属時約23センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
 (ゴジラ、特製スタンド、X星ペースのセット)
●発売日 2015年1月11日「スーパーフェスティバル67」にて先行発売予定
 翌日1月12日より通販受付開始
●価格 5940円(税込)
●登場作品 東宝映画『怪獣大戦争』1965年作品

 TM&©TOHO CO., LTD.



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等身大ゴジラヘッド!

2014年12月15日 | ニュース




新宿に等身大のゴジラが現れる!?

2016年の国産のゴジラ映画の製作決定に続いて、ゴジラ関連で嬉しいニュースがいろいろ。「もっとも長く継続しているフランチャイズ映画」としてギネスに認定されたゴジラ。そして何と言っても注目は、2015年4月、東京新宿に等身大のゴジラヘッドが登場します。

 等身大のゴジラヘッドが作られるのはファンにとってもわくわくするニュース! 実際に設置されるのは新宿歌舞伎町にある新宿東宝ビル8回の屋外テラス。モチーフとなるのは『ゴジラVSモスラ』のゴジラ、バトゴジのようです。
 靖国通りからもしっかり見えるそうです。設置する事でほぼ初代ゴジラの身長である50メートルになるので(バドゴジは100メートルですが、この際気になりませんね)、もし50メートルの平成ゴジラが現れたら、こんな感じに見える……というのを実際に体感できるのです。
 新宿は世界一多く人間が行き来する駅ですから、世界的なニュースである事には違いありません。
 夜にはライトアップされ、目や背びれも光るそうです。そして鳴き声も!!
 制作の中心になっているのは東宝美術ですから、まちがいなくオフィシャルなゴジラ。現在某所で制作がスタートし、いずれ現地に搬入されて最終的に組み立てられるようです。そしてこれは川北紘一監督が最後に監修した造形物という事になります。これで監督の事も永くたくさんの人たちに思い出していただけますね。
 今から実際に目にするのが楽しみです!!
 http://www.cinematopics.com/cinema/news/output.php?news_seq=23206

ホテルにゴジラルーム登場!
 2015年4月24日から東京新宿にあるホテルグレイスリー新宿の一室が「ゴジラルーム」として登場。ちょっと高額ですが、室内は壁紙から展示物までゴジラ一色。もちろん東宝オフィシャルで、東宝美術が全面的に協力しています。
 ほかに上記の等身大ヘッドが間近に見られる「ゴジラビュールーム」もあるそうなので、余裕のある方はどうぞ!
 http://gracery.com/shinjuku/godzilla/index.html

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ゴジラ2016年新作決定!!

2014年12月14日 | ニュース




2016年ゴジラ
新作製作決定!!


すでに多くのファンの皆さんが歓喜しいろいろと話題になっていますが、待ちのぞんだ国産の新作『ゴジラ』が2016年、作られる事になりました。2018年のギャレス監督の『GODZILLA2』の前に、日本でもいよいよゴジラが作られるのです!!

 東宝では10月に「ゴジコン(ゴジラ戦略会議)」を発足し、社内組織としてゴジラに関する専門プロジェクトとしてキャラクター開発に携わる活動をはじめました。
 今年はゴジラ生誕60周年としてデジタルリマスター『ゴジラ(1954)』を公開し、さらに新作『GODZILLA』が全世界的に大ヒット。各出版社からは数えきれない程のゴジラ関係書籍、ゴジラを掲載した多種の特撮本が発売。玩具、フィギュアを始めとする多種のゴジラ商品、ゴジラとのコラボ商品も多数店頭に並びました。そして「大ゴジラ特撮展」をはじめとする様々なコジラ関連イベントも各地で開催され、まさしくゴジライヤー。
 弊社もいくつか関わっていますが、2015年でもまだその衰えはなく、書籍、関連商品も多数企画、予定されています。
 そんなゴジラが席巻している国内で、東宝がいよいよ動き出し、国産のゴジラ映画が作られるわけです。最後が『ゴジラ FINAL WARS』ですから、12年ぶりとなります。スタッフの人選、ストーリー等これからだそうですので、ぜひ楽しみにしていたい所です。
 そしてゴジコンもどんな嬉しい事を企画してくれるのかも楽しみです。

 レジェンダリー『GODZILLA』の制作が決まった数年前、そしてそのパート2が発表された時もですが、一部の方々が「ハリウッドでゴジラを作るという事は、日本で作られないという事。喜んでばかりいられない」とおっしゃっている方がいました。憶測で言っているファンならまだしも、自称特撮ライターさんや自称特撮評論家さん達まで言っている。さらにかつてゴジラ映画に関わったことのある方までそんなことおっしゃっていました。
 ぶっちゃけ、何言ってんのこの人たち……とずっと3年ぐらい思ってました。
 たまたま東宝の方やかつてゴジラの製作に関わった方からお話しさせていただく機会が何度かあったので、早くから知っていたのですが(あくまで雑談の上ですが)、レジェンダリー(アメリカ配給)でゴジラ映画を制作する上で、契約上他国では難しいけど初めから日本は対象外なので、日本で作るには最初から何の支障もないという事のようです。
 今回の発表を聞いて、「やっと東宝さん決意してくれたか!」と嬉しくもあり、あの「日本でゴジラ映画はない」と言っていた人たちは今頃どんな言い訳しているのか……ちょっと意地悪な気持ちになりました。

 今回、特撮に関しては石橋をたたいても渡らないと言われる(ごめんなさい…^^;)東宝が動いたという事は、しっかりビジネスとして成り立つと考えたからだと思います。レジェンダリー『GODZILLA』のヒットはもちろんの事、様々な経済効果が今年あったたわけですから大きなきっかけになったのだと思います。そしてこれからも映画を中心に展開を続ける事で、いろいろな波及効果も生まれます。
 今年、ゴジラが世界的大スターである事を再認識した訳ですから、今後もファンのニーズに応えるだけではなく、新規ファンもぐっと増える事を祈りつつ展開を見守り応援していきましょう!!
 弊社もほっっっとに微々たるものですが、外部から皆さんと一緒にフィギュアなり書籍等でできる限り応援したいと思います。


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