Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「モスゴジ スタンダードカラー」明日発売!

2009年08月31日 | 新作商品情報
モスゴジ スタンダードカラー
明日より発売開始致します!

 予定通り、新規造型商品「Gメモリーズセレクション モスゴジ スタンダードカラー」の発売を明日9月1日より通販にて開始致します。ご希望の方は弊社までお電話でお申し込み下さい。

 たくさんの皆様からGメモリーズセレクションで作ってほしいと言われてきました「モスゴジ」の第一弾カラーである「スタンダードカラー」。明日より通販先行と言う形で発売を開始致します。これからお求めの方のために、改めてもう一度お知らせさせていただきます。
 今回もたくさんの思いと愛情を込めて作りましたので、ゴジラが大好きな皆さんにぜひお求めいただきたいと思います。
 TEL 03-5802-4316
 たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。

 この「モスゴジ スタンダードカラー」は、すでに多くの皆様から事前予約をいただいております。入金済の方々には、入金順に明日より発送作業を開始致します(他商品と同時購入の方々も同様です)。遅くとも1週間以内には全て発送を済ませる予定です。入金がまだの方はご確認よろしくお願い致します。

 また、複数お問い合わせをいただいておりますが、9月27・28日発売予定の「決戦ゴジラ」の予約は受付けておりません。こちらの商品の通販希望は9月28日より電話にて受付致します。ご了承下さい。

Gメモリーズセレクション
「モスゴジ スタンダードカラー」



 全高約16cm
 ソフビ・塗装済完成品
 販売個数 60個(限定)
 登場作品 東宝映画『モスラ対ゴジラ』(1964年)より
 4620円(税込)
 9月1日発売

 商品の詳細は当サイト7月22日の記事、8月24~30日の「こだわり」をご覧下さい。

■商品をお申し込みの方へ
 商品代金の他に都道府県別の別途送料をいただきます。
 お申し込みをされた方は、申し込まれた日より2週間以内のご入金をお願い致します。入金後の報告のお電話は必要ありませんが(確認は弊社の方で行ないます)、不安な方はご連絡いただいても構いません。
 電話でのお申し込み後、入金前のキャンセルや入金が遅れる場合は必ず連絡して下さい。
 もし入金が遅れる場合は、事前におっしゃっていただければ、取り置きしておきますのでお申し出下さい。
 入金は銀行振込み、郵便振込み、現金書留の中から、お客様のご都合のよろしいものを選択してお願いします。
 代金引き換え、後払いでのお求めはできませんのでご了承下さい。
 配達時間の指定を希望される方は、お申し込みの際にお知らせ下さい。
 入金確認後、2週間以内にゆうぱっくで発送致します。

●銀行振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
 口座名儀 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
●郵便振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 記号10090 番号13066541
 加入者名 ユ)クリエイティブデザインハザワグミ
●現金書留での送金を希望される方(お申し込み後、以下に送金願います)
 〒113-0033
 東京都文京区本郷1-33-19グリーンハイツ本郷103号
 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
 TEL/03-5802-4316

■他の商品について
 通販希望でお申し込みの際、他商品との同時申し込みも可能です。
 同時にソフビ商品合計4個以上お申し込みの場合は送料をサービスさせていただいております。
 他のゴジラやキングギドラ等の販売可能商品は「通販情報」の方に記載しておりますので、そちらもご検討下さい。
 中には一部在庫数が少なくなってきたものもございます。完売直前の物も複数ございますので、購入を検討されている方は参考になさって下さい。今日現在あとわずかの商品の状況は以下の通りです。

●「デスゴジ メルトダウンバージョン2(銀モール版)」あと2個
●「デスゴジ メルトダウンバージョン2(青モール版)」あと1個
●「ミレゴジ スタンダードカラー」あと4個
●「ミレゴジ グリーンバージョン」あとわずか
●「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」あとわずか
●「ギドゴジ ブラックバージョン」あと2個

 上記以外のソフビ商品も平均的に少なくなってきましたのでご注意下さい。あとわずかになったものはここ数日でまた変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
 ではたくさんの皆さんのお求めをお待ちしております。
 お申し込みの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。

(2009.9.3更新)
「デスゴジ メルトダウンバージョン2(青モール版)は完売致しました。ありがとうございました。
(2009.9.28更新)
「ギドゴジ ブラックバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。
(2009.9.28更新)
「キンゴジ 氷山出現バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。特典の「新聞コピー」プレゼントも終了させていただきました。
(2009.11.4更新)
「デスゴジ メルトダウンバージョン2」(銀モール版)は完売しました。ありがとうございました。
(2009.11.4更新)
「ビオゴジ 芦ノ湖戦バージョン」は完売しました。ありがとうございました。
(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その7

2009年08月30日 | 新作商品情報
「スタンダードカラー」の彩色のこだわり Part.2

■配色はあえてシンプルに!

 今回の「モスゴジ」第一弾は、劇中スーツの基本カラーをイメージした「スタンダードカラー」ということで、全体的にシンプルな配色で企画しました。
 成型色はダークグレー。凹凸部分を強調すべくボディ、各所にはツヤ消しのノーマルグレーをスプレーしています。昨年発売した「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」とほとんど同じ組み合わせです。これは、Gメモリーズセレクションでの劇中スーツをイメージしたバージョン(特に昭和のゴジラシリーズ)を作る上では、基本的な組み合わせになったパターンと言えるでしょう。
 また、当初はツメ、キバ、背びれの先端は、クリーム色に近いアイボリーを予定していましたが、よりシンプルにすべく白に近いアイボリーに変更しました。
 もしかしたらこれら全体のバランスとしては、あまりにもシンプルすぎて物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
 しかしそれはあえてそうした配色です。
 昨日にも少し書きましたが、『モスラ対ゴジラ』劇中でゴジラは、各シーンで土まみれ、砂まみれになって汚れが目立つシーンが実に多くあります。今回の劇中スーツイメージとしては、スーツの基本カラー、つまりその汚れてしまう前の状態のスーツを意識してあえてシンプルにしたためなのです。
 今後、劇中シーンのイメージカラーのバリエーションを企画する上では、そういったシチュエーションカラーや汚れの表現が必要なケースがあると思います。ですからその前にそう言った劣化や汚れ表現のないスーツバージョンを基本形として作っておきたかったためです。
 いずれ、そういったいくつかのバージョンを企画し発売した際はぜひ比較していただきたい所です。


 さて、今回も長々と、くどくどと「こだわり」を書かせていただきましたが(もっと完結に書かなきゃといつもながら反省しております)、それだけ思い入れも気持ちも込めて商品化したゴジラです。
 ファンの多いゴジラですし、リクエストをいただきながらも長くお待たせしたゴジラです。それだけに皆さんの見る目もいつも以上に熱いでしょう。その分、そういった皆さんに喜んでいただけたら幸いです。感想・ご意見、ございましたらぜひお願い致します。

 予定通り、「モスゴジ スタンダードカラー」は9月1日より発売を開始致します。
 現在申し込みを受付けておりますので、ご希望の方は弊社までお電話にてご連絡下さい。たくさんの皆さんのお求めを心よりお待ちしております。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その6

2009年08月29日 | 新作商品情報
「スタンダードカラー」の彩色のこだわり Part.1

■テーマは基本色の劇中スーツ

 皆さんは「モスゴジ」の色についてはどのようなイメージをお持ちでしょうか。
 黒、グレー系、ブラウン系、ブルー系、グリーン系……、例えば同じグリーンのイメージをお持ちの方でも、人によっては深緑のような印象をお持ちの方もいらっしゃると思いますし、黒が少し混じったような黄緑のようなモスグリーンのような印象を持っておられる方もいると思います。
 ファンが多いゴジラなだけに、その持たれているカラーイメージは実に多様なゴジラと言えるでしょう。
 これまでソフビ化のリクエストをいただいた皆様から少しお話をいただ時に「どんな色のがいいですか?」と聞くと、面白いように皆さん違うのです。中には「絶対!」をつける方もいらっしゃいます。
 その理由もまた多様だとは思いますが、特に多くの影響を与えていると思われるのが、これまで数多く発売されてきたソフビを初めとするフィギュアの各種だと思います。
 それぞれのメーカーや作り手の方々のイメージでカラーリングされている「モスゴジ」商品を購入、もしくはご覧になって、そのカラーイメージがインスパイアされている場合が多いのではないでしょうか。近い色の「モスゴジ」が複数のメーカーさんから発売されれば、その印象はさらに強くなるでしょう。
 あくまで私が受ける印象ですが、「モスゴジ」フィギュアは比較的多かれ少なかれブルーが入った商品が多数あるように感じます。前作「キンゴジ」フィギュアと同時期、もしくは近い時期で「モスゴジ」フィギュアを発売するメーカーさんが多いので、その影響もあるかもしれません。「キンゴジ」がグリーン系で作られているケースが多いので、対称的に「モスゴジ」がブルー系で作られたのではないでしょうか。
 もちろんカラーイメージの影響は、フィギュアだけが理由ではないでしょうし、映像やポスター、印刷物等他にも理由はあるでしょう。
 いずれにしても「モスゴジ」に関しては、不思議なぐらい多様であると言う事です。

 資料等で確認すると、ほとんどのゴジラと同様に「モスゴジ」劇中スーツはかなり黒に近いグレーだったそうです。
 しかし映像で見ると、出現シーンやモスラとの戦いのシーン、自衛隊との戦い等、かなり土まみれ、砂塵にまみれになって汚れてしまうシーンが多く見られます。濃いグレーとわかっていても、茶色系の色ではないかと思う程です。
 また、実写との合成シーンでは、現在とは違い技術的なせいなのか、マスターフィルムが古いせいなのかはわかりませんが、その時に限っては「モスゴジ」全体がブルーが入っているように見えます。
 こういう点でも色の決め方が難しいゴジラなのかもしれません。逆の考え方をすると、いろいろなカラーを試せるゴジラでもあると思います。

 今回弊社から「モスゴジ」を発売するにあたって、これらの事を考えて思ったのは、「第一弾のカラーリングなのだから、まずは基本形のカラーにしよう」と言う事です。
 つまり、資料に基づく劇中スーツの基本カラーである濃いグレーをイメージしたバージョンと言う事です。
 そのためこのようなシンプルな配色にしました。

 今後は、多様なカラーイメージを持たれているゴジラですので、その代表的な色のいくつかをバージョン化していくつもりですし、もちろんこれまで同様に劇中シチュエーションのカラーリングも同時に展開していきたいと考えます。
 まずはその前に、今回の第一弾である基本色とも言える濃いグレーの「スタンダードカラー」で楽しんでいただきたいと思います。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その5

2009年08月28日 | 新作商品情報
モスゴジの造形のこだわり Part.4

■「モスゴジ」独特の腕まわり

 造型する上で、「モスゴジ」の大きな特徴の一つとして見逃せないと言えるのが腕の角度、指の広げ具合でしょう。
 劇中映像でも書籍等の写真でも実に多く見られるのが、一貫しているこれらの手の表現です。
 脇を常に締めた感じで、腕の曲げた角度はほぼ90度。指はやや広げ気味にし、手首から先を内側45度ぐらいに傾けています。
 改めて意識して映像を見直すと、出現シーンから歩くシーンの数々、構えたポーズ等、実に多くこのポーズを取っている事がわかります。
 造型するなら「このポーズを作らずしてモスゴジと呼べるか!!」と言わんばかりです。ファンならこのポーズだけで「モスゴジ」とすぐわかるでしょう。それぐらい代表的なポーズです。

 しかし、これがまた予定外でした。
 Gメモリーズセレクションのサイズのソフビでは、すんなりとこの腕(手)をワンパーツで抜けるものではないのです。
 いつものようにワンパーツで抜くためには、腕の角度を90度より伸ばすか、指を閉じると可能だったでしょう。もしくは脇を締める事を諦めるかしなくてはなりません。
 しかしそれでは「モスゴジ」らしくありません。腕の角度も、広げた指も、締めた脇も、どれ一つ欠けても「モスゴジ」ではなくなります。ごまかしたくはありませんし、どうしても妥協できない部分です。作る側としてももちろんですが、「モスゴジ」が大好きで買われる皆さんにとってもこの部分はちゃんとしてほしいと思われるでしょう。
 いつもより手間と予算がかかってしまいますが、今回は腕と手首から先の手の部分を分割して別パーツとして作る事にしました。それによってこの3つの妥協できない部分が可能になりました。
 腕まわりを見るだけでも「モスゴジ」を感じていただけたら嬉しいです。

 なお、この手首からの分割部分ですが、完全に接着して制作しております。そのため、他の関節のように可動はしませんので、無理な力で曲げたりしないようにお願い致します。

■全体のバランスについて

 先日も書きましたが、「モスゴジ」は比較的スリムに見えがちのゴジラです。実際はスリムなわけではなく、全体の形状的にそう見えるのだと判断しております。
 お腹も実はちょっとぽっこりしているし、足も細いわけではありません。顔の表情や首の長さ等の影響で、そう見えてしまうのだと思います。
 全身を見渡して、造形的にはそのバランスの調整は意識して作っております。
 これまでのGメモリーズセレクションのゴジラ達に比べて、決して細いわけではないのにややスリムに見えてしまう感じは表現したつもりです。その辺もぜひ比較していただきたいと思います。
 ただ、小さく見えてしまうのだけは避けたく、足の大きさや尻尾の長さ等はこれまで発売してきたゴジラ達とほとんど同じ大きさで作っておりますし、手に持っていただいた時や飾った時等に見た印象として、カッコよく見えるように若干背びれは大きく見えるように作っております。

 また造型しながら感じていたのが、顔や体型の印象で、外見だけで判断するとおとなしめ性格に見えてしまいがちのゴジラなのだと思います。
 何度も登場作品をご覧になっている方は、シーンやストーリーを把握されておられると思うのでそういう事はないと思いますが、逆に見た事ない方や見たのが随分前だと言う方にとってはまた印象は違うと思います。
 ストーリー的にも映像でのシーン的にも「モスゴジ」はかなりアグレッシブなゴジラです。「やんちゃなゴジラ」「ちょっといじめっ子タイプ」と言った方が適当でしょうか。
 そんな雰囲気にも見えるように意識はしました(特に顔)。

 お求めいただけましたら、ぜひ全体のバランス部分もじっくりお手に取ってマジマジと観察(?)していただきたいし、「やんちゃなモスゴジ」を感じていただけたら嬉しく思います。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その4

2009年08月27日 | 新作商品情報
モスゴジの造形のこだわり Part.3

■「モスゴジ」の姿勢

 「モスゴジ」の基本姿勢は、ゴジラの中でもある意味独特です。
 姿勢そのものは前傾姿勢である事が少ないのですが、劇中スーツが前作「キンゴジ」に比べて頭の位置が高く首が長いので、頭がやや前のめり気味に傾いています。身体そのものは直立していても頭部だけが前傾なので、他のゴジラに比べて独特なポーズになっている事がわかります(首の大きなシワは、その影響かもしれません)。
 見る角度によっては、愛嬌がある顔のはずなのに猫背で目つきが悪く見えてしまうのはそのせいかと思います。
 過去たくさん発売されてきた他社さんの各「モスゴジ」ソフビでは、その「頭部だけの前傾」の表現がなされていない場合が多く見られます。と、言うのも頭部とボディが分割されずにワンパーツになっているソフビでは、抜き方向の都合でこれらの表現は不可能と言えるからだと思われます。中にはこの「モスゴジ」独特の姿勢をあえて無視して作った所や、これらの特徴に気がつかないまま作った所もあったでしょう。
 いずれにしてもソフビの場合(どの部分から抜くかにもよりますが)、この頭部だけの前傾を表現するには頭部とボディを分割して作るのが良策だと考えます。
 弊社の「モスゴジ」はご覧いただいているように分割されています。この姿勢の表現は「モスゴジ」にはどうしても必要と考えました。
 その分割の角度も「モスゴジ」らしくなるように、いつもの角度とは変えています。同じ分割パターンの弊社商品(「大戦争ゴジラ」「ビオゴジ」「ギドゴジ」)と比較していただければ斜めになっているのがわかっていただけると思います。次の新商品の「決戦ゴジラ」も同様です。

 次に足の付け根部分。
 Gメモリーズセレクションのサイズで、この太さの太ももと足の付け根の角度の場合、今回のタイプが限界ギリギリです。
 と、言うのも「モスゴジ」系のゴジラはほとんどがガニ股ではありません。これが実は足を付け根から可動させるソフビにする場合は厄介なのです。可動をあきらめて、足をボディに接着するタイプにすれば、もっと劇中スーツに近い足の付け根の角度や股幅にできますが、Gメモリーズセレクションのサイズではここまでが限度でした。大きいサイズのソフビなら別ですが、このサイズではぶっちゃけガニ股、股幅の広い方が遥かに作りやすいわけです。
 そういった枠の中で、可能な限り「モスゴジ」に近い所まで股幅を狭め、付け根の角度も調整しました。
 そういうわけで、これらの部分がどこまで可能かの挑戦も実はさり気なくしていたのです。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その3

2009年08月26日 | 新作商品情報
モスゴジの造形のこだわり Part.2



■「モスゴジ」の顔の造形について

 今日は「モスゴジ」の顔の造形についていくつか。

 「モスゴジ」の人気の要因の一番は顔と言う方も多いでしょう。カッコよさの中に愛嬌も感じられ、ゴジラの中ではある意味二の線と言えるかもしれません。そういう意味でも造形時には「不細工にしてはならない」と気を使った部分でもあります。

 この「モスゴジ」は、撮影時に劇中スーツが2つある説と1つだけで後半に改修された説とあるそうです。
 映像で見ると、出現シーンから名古屋城を壊すシーンあたりまでは、動く際に頬の肉が揺れている事がわかります。ファンの間では「プルプルゴジラ」と呼ばれ有名ですし、この時のモスゴジが一番良いと言う方も多くいらっしゃいます。
 その後、成虫モスラ戦以降ではプルプルはありません。そのため劇中スーツが2つあったのではと言われました。が、劇中スーツが1つだけと言う説を信じるならば、この時に頬が動かないように中に芯を入れて改修したのではないかと言う事です。いずれにしてもその時の頬の形状は、ほんの少しですがプルプルゴジラよりも丸みがなくなり、ちょっとゴツくなった印象があります。書籍等で写真を見ると、頬の内側の丸みがだいぶ少なくなっている事がわかります。
 さらに大きな改修としては、その後の自衛隊のナパーム弾の攻撃で頭部(特に顔面)が燃えてしまっているシーンがあり、明らかに改修が必要だったのだろう事は素人目にもわかります。
 明確な各シーンの撮影順は、私にはわからないので事実関係はわかりませんが、映像を見る限り弊社としては「モスゴジ」スーツは最初から数えて最低でも2度の改修があった(2度の顔の変化)と判断しました。

 そこで造形時のどれをチョイスするかですが、比較してみても目立つ程の物はなく、大きな差は感じられません。だったら各シーンの良いとこ取りでいこうと決めました。プルプルゴジラを基本ベースにしつつも、目の位置や頬の形状等は、具体的に似せるよりもむしろ弊社のディフォルメらしく「モスゴジの持つカッコよさと愛嬌」の方を重視しました。すでに造形では一度ガレージキットで経験していたので(ちなみにガレキの時はプルプルゴジラの顔を意識して作っていました)、似せる事も大事ですが、整った顔のゴジラですのでバランスの方に気を使いました。

 Gメモリーズセレクションのディフォルメタイプにする場合、顔等は実際のスーツよりも目やキバは大きめに強調し、頬の凹凸等は比較的抑え目に作っています。「モスゴジ」の場合、初めから愛嬌があるのでそのいつものディフォルメ化は逆に難しいものでした。他のこれまで作ってきたゴジラ達に比べて、目やキバがはっきりしているので、目やキバをほんの少しでも大きくし過ぎるとかわいくなり過ぎるのです。そうなるとバランスがまた悪くなりがちです。かと言って似なくなるのも本末転倒です。
 ですからやや抑え目にアレンジしつつもGメモリーズのシリーズらしく造型してみました。中にはいつもよりリアルと感じる方もいらっしゃるでしょうし、逆にいつも通りのディフォルメと感じる方もいらっしゃるでしょう。
 そのディフォルメ加減も皆さんの目で、ぜひ劇中スーツと比較して判断して見ていただきたい部分です。

 キバ部分ですが、「モスゴジ」は口が半開きの方が一番浸透している顔ですし、「いい顔」だと感じでおります。
 ですからそのままそれを表現する事にしました。
 その際、劇中では犬歯にあたる部分以外の上のキバはほとんど見えません。ディフォルメですからかえって見えない部分を細かく作るよりはない方が、よりらしく見えると判断して、上のキバは犬歯にあたる大きいキバだけ造形しています。そこもちょっとしたこだわりです。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その2

2009年08月25日 | 新作商品情報
モスゴジの造形のこだわり Part.1

■「モスゴジ」はスリムなゴジラなのか?

 皆さんは「モスゴジ」の造形についてどんな印象をお持ちでしょうか。
 比較的ゴジラの中ではバランスの取れた顔やスタイル、表情等はゴジラの中では親しみやすい方の部類に入ると思われます。首も前作の「キンゴジ」に比べて長くなっている事と、ボディのお腹や胸部分、足等もどっしりとした「キンゴジ」に比べてややすっきりとした体型です。
 ですから全体的にはスリムな印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
 これまで多くのソフビメーカーさんからも「キンゴジ」と「モスゴジ」は発売されてきました。しかもどちらも近い期間に発売されている事が多く、対称的な顔やスタイルと言う事もあって、この2つは常に比較されやすいゴジラと言えるかもしれません。どちらもゴジラを作る上では作りがいのあるゴジラ達と言えるでしょう。
 いくつかのそれらの商品を見ると、「キンゴジ」はどっしりと、「モスゴジ」はややスリムに作られているケースが多く見られます。頭も「モスゴジ」は小さく作られているケースがあります(「キンゴジ」の頭が決して大きいわけではありませんが)。

 実際その「モスゴジ」はゴジラとしてはスリムなのでしょうか。
 映像やたくさんの写真、資料等を何度も見てみると、決してそうではない事がわかります。
 劇中スーツを比較して見ると、胴回り、足等の太さ等、実は太く見える「キンゴジ」とさほど変わらないのです。なのになぜスリムに見えてしまうのか。
 力強い印象の「キンゴジ」の太もも等の形状的理由もあるのですが、一番の原因は首と頭の位置です。劇中スーツの頭の位置が「モスゴジ」の方が頭約半分ほど高いのです。上に位置しているため、その分首が長く作られているのです。つまり劇中スーツそのものの身長が「モスゴジ」の方がずっと高いのです(この作り方は後の昭和のゴジラのほとんどで見受けられます)。
 また、足の付け根の位置もやや前よりハイレグ気味に作られているので足も長く見えます。さらに大きく目立つのは手の大きさです。「キンゴジ」と「モスゴジ」とでは一目ではっきりわかる程、大きな差があります。
 これら全体の違いがあるためと、常に「キンゴジ」と比較されやすいと言う事で「モスゴジ」がスリムに感じてしまうのではないかと推測されます。

 今回「モスゴジ」を作る上で、まずはこれらの印象を意識しました。
 実際は細くはないのにスリムに見えてしまうバランス。
 これまで発売してきた弊社のソフビゴジラ達と比較していただいても、細くはならないように、それでいてモスゴジの各特徴をしっかり抑えつつ、ついスリムに見えてしまう全体の印象を壊さないようにと言う事を心がけました。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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「モスゴジ スタンダードカラー」のこだわり その1

2009年08月24日 | 新作商品情報

 今日から9月1日発売予定の「モスゴジ スタンダードカラー」の詳細やこだわった所について書きます。

 まず今日ははその前に、先にお伝えしておきたい点をいくつか。

「モスゴジ」ファンの皆様、お待たせ致しました!!

 Gメモリーズセレクション第一弾の「キンゴジ」の発売時期から、すでに多くの方々からソフビ化のリクエストをいただいてきたのが「初代ゴジラ」と「モスゴジ」でした。
 両ゴジラは弊社ではすでにガレージキットで商品を発売していたためもありますが、特に人気と知名度のあるゴジラと言う事と思い入れも強いと言う事もあって、もう少しキャリアを積んでからと考えていました。(決して他のゴジラ達を軽く見ていたわけではありませんので誤解なさらないで下さい。全ての商品にはそれぞれたっぷりの思い入れと愛情を込めて作っております。)
 お陰さまで、ゴジラソフビを作り続けて4年目に入り、リクエストも未だ多くいただいておりましたので、そろそろ作ろうと決意しました。
 リクエストをいただく度に「いつか必ず作りますので待ってて下さい」と言い続けてきました。楽しみに待ってて下さった皆様、本当にお待たせ致しました。ようやく「モスゴジ」の第一弾をお届けできる事になりました。

 それと誤解のないようにもう一度お知らせしておきますが(ワンフェスでの展示の時は複数の方に改めて聞かれましたので)、前に発売したガレージキットと違い、いつものソフビ同様に塗装済完成品です。組立てや塗装の必要は全くございません。
 また、ガレージキットの物とは全く形状が違います。大きさも約1.5cm程の差がありますし、新たに全て新規造型したものです。共通のパーツも型も使用しておりませんので、予めご理解いただきたいと思います。
 ガレキの時とはまた違った、ソフビとしての「カッコかわいく」をテーマに作った「モスゴジ」で楽しんでいただきたいと思います。
 不明な点、疑問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。

 なお、販売個数は当初予定数としてお伝えしておりましたが、60個確定となりました。完売した場合の追加販売・再販は予定しておりません。ご了承下さい。

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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モスゴジ、決戦直前!!

2009年08月23日 | Gフォトギャラリー


 9月1日発売予定の「モスゴジ スタンダードカラー」のイメージ画像です。

 島に上陸したゴジラを追ってきたモスラ幼虫を迎撃しようとしているイメージです。
 画像の島の建築物の違和感は大目に見て下さい(笑)。劇中の当時の岩島の雰囲気の写真が無かったので、つい先日私が撮った伊豆・初島の写真を使用しました。

 商品にもれなくついてくる予定のGMSカードのデザインはこれをベースに作成の予定です。
 お楽しみに!

(2010.7.5更新)
「モスゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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製氷機出現バージョン?

2009年08月22日 | お客様のコーナー


ホントに冷たいキンゴジ出現!?



 常連のお客様のWATさんからこんな面白い写真をいただきました。ありがとうございました。
 見た通りの「キンゴジ 製氷機出現バージョン?」ですね。一目で大笑いしてしまいました。
 こんなに簡単にクールなゴジラができるなんて、……思い付きませんでした(笑)。
 こりゃあ確かにクールで冷たそうなゴジラです。アイスのスプーンが良い味出しています。
 冷蔵庫を開けたらこれが現れたら嬉しびっくりでしょうねー。
 (真似される方、衛生面にはくれぐれもご注意を!)

 弊社商品を使ってのこのような面白写真、他にもネタがありましたら、ぜひ皆様のご提供お願いします。
 その際はぜひまたここで紹介させて下さい。お待ちしております。

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氷山の氷を作ってみよう

2009年08月21日 | Gフォトギャラリー
自宅でキンゴジの出現シーンを演出!!



 前に「キンゴジ 氷山出現バージョン」の「こだわり」でも書きましたが、いろいろな所で安く買えるディスプレイ用の氷のオブジェ(飲食店のロックアイスに見立てた飾りやトイレ等でよく見かけるやつです)があれば、「キンゴジ」の出現シーンの雰囲気がより増します。
 上の画像や8月14日の画像のように近くに置いて飾るだけで、出現シーンをご家庭で演出できると思います。お時間がありましたらぜひ一度やってみてはいかがですか?

 よくみかけるこの氷のオブジェは、透明やライトブルーの半透明の物が多いので、氷山の氷のような白いドライアイスの塊のようなものはなかなか見かけません。
 そこで、これらに色を塗ってそれっぽくするのも一つの案。
 どなたでも簡単にできちゃうので、私がやった方法を紹介します。
 用意するのは使用する氷のオブジェ、スプレータイプのMr.カラー(ホワイトとつや消しクリア)だけ。エアブラシ等は使用しなくても大丈夫です。



 床に新聞紙を広げて、軽くホワイトを吹きます。強くではなく、軽く、薄めに。しっかり塗らず、少し透明部分が見えているぐらいで、塗った部分もムラがあっていいんです。その方がらしくなります。
 完全に乾いたら、今度はつや消しを吹きます。これもムラがあっていいんです。
 こちらも完全に乾いたら、オブジェを裏返してまた同様にホワイトとつや消しを吹きます。
 こちらの面も乾いたら完成。たくさん道具を使う事も無いし、難しい技術も必要ありませんので、どなたでも簡単にできると思います。ぜひやってみて下さい。
 その際は、部屋の換気にはくれぐれも注意して下さい。マスク着用も忘れずに!!

 それと、飾る際に背景に氷山の写真でもあるとさらに雰囲気がアップしますね。
 え、ない? よろしければ下の画像をご利用下さい。
 少しは涼むのに役立ってくれると嬉しいです。



(2009.9.28更新)
「キンゴジ 氷山出現バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。特典の「新聞コピー」プレゼントも終了させていただきました。

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「氷山出現バージョン」用プレゼントあとわずか

2009年08月20日 | 特典・プレゼント


プレゼント用バッジもうすぐ終了です!!

 全国的に暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 蒸し蒸しする時は、クールな仕上がりの「キンゴジ 氷山出現バージョン」で気持ちだけでも涼んで下さいませ。

 さて、その「氷山出現バージョン」も残りあとわずかとなっております。購入を検討されている方はお早めにご連絡下さいませ。
 発売の際にここでお知らせ致しましたが、現在「氷山出現バージョン」をお求めの方には非売品特製缶バッジ(詳細は7月17日の記事を)と毎朝新聞コピー(詳細は7月23日の記事を)をプレゼントしております。
 お陰さまでお求めいただいた皆様からは、好評をいただき感謝しております。日頃このブログをご覧になれない方は、これらのプレゼントの事をご存知なかったので、皆さんちょっとだけ驚かれていたようです。
 またやってほしいというお声も多くいただいておりますので、バッジも新聞も機会があればまた作りたいと思います。

 今回のこの2つのプレゼントですが、新聞の方はコピーですのでご希望の方の分はもれなく用意できますが、バッジの方は商品の数より少なくしか用意できませんでしたのでもうすぐなくなります。なくなり次第終了とさせていただきますので、予めご了承下さい。



(2009.9.4更新)
「キンゴジ 氷山出現バージョン」購入者の方への特製缶バッジプレゼントは、用意した数に達したため終了とさせていただきます。ありがとうございました。
(2009.9.28更新)
「キンゴジ 氷山出現バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。特典の「新聞コピー」プレゼントも終了させていただきました。

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決戦ゴジラ スタンダードカラー

2009年08月19日 | 新作商品情報
決戦ゴジラ スタンダードカラー
9月27日スーフェス50にて先行発売!!
9月28日通販受付開始!!


 今年4つめとなる新規造形のソフビゴジラは、映画と同じく「モスゴジ」に続いての『三大怪獣 地球最大の決戦』に登場した「決戦ゴジラ」です。この「決戦ゴジラ」は「モスゴジ」の流用・改修スーツとして有名ですが、商品も同様に先に発売の「モスゴジ」のパーツを一部使用して制作。キングギドラと初めて戦ったゴジラとして、ゴジラ史には欠かせない「決戦ゴジラ」でぜひ遊んだり飾ったりして楽しんで下さい。

G メモリーズセレクション
「決戦ゴジラ スタンダードカラー」

●ソフトビニール製 塗装済完成品
●全高約16センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 4620円(税込)
●発売日 2009年9月27日スーパーフェスティバル50にて先行発売
 9月28日昼12時より電話通販受付開始
●販売個数 50個(予定数です。限定数ではありません)
●登場作品 東宝映画『三大怪獣 地球最大の決戦』1964年作品
 TM&(C)1964,2009 TOHO CO.,LTD.


 今回の商品は、先にお知らせした「モスゴジ」に続いての新規造形商品となる『三大怪獣 地球最大の決戦』に登場したゴジラ「決戦ゴジラ」です。この映画はキングギドラが初めて登場した作品としても有名で、劇中でゴジラはラドンとモスラと共にギドラと戦いました。
 この「決戦ゴジラ」の劇中スーツは、前作の「モスゴジ(モスラ対ゴジラ)」の劇中スーツの流用です。同年公開作品と言う事で、劇中でスーツは同じ物を使用し、頭部だけが改修・新規に作られています。
 そのため弊社ソフビでも頭部は新規造型し、ボディ部分等は「モスゴジ」パーツを流用しています(他には足のみ別型)。
 
 その「モスゴジ」との違いである「決戦ゴジラ」頭部ですが、劇中スーツでも両者はかなり似てはいるものの、各所に違いがはっきりと現れています。顔のほとんどの凹凸の肉付きの差、歯並びや目の大きさと位置、黒目の大きさと形、黒目の中のハイライト等違いははっきりとしています。頭部以外でも首筋のラインにも違いが見られます。
 弊社独自のディフォルメとしてこれらの特徴と差を明確にして表現し、より強調する事で造形的な差をしっかりつけました。
 また、さらに商品としての違いをより明確にするために「モスゴジ」は半開きの口にしたのですが、「決戦ゴジラ」は口を開けてキングギドラと戦った時のように吠えている感じにしました。
 これらの詳細は後日改めてここで書きますのでお楽しみに。

 今回の第一弾のカラーリングは「スタンダードカラー」。
 彩色のテーマは劇中スーツの色のイメージで、成型色はダークグレーです。同じ劇中スーツのイメージと言う事で、あえて先に発売の「モスゴジ スタンダードカラー」と同じ成型色にしていますが、商品としての色的な区別をはっきりさせるべくこちらではボディに濃いめのダークグリーンをスプレーします。
 ツメやキバ等は流用スーツとしての汚れが目立っている事からアイボリーではなくベージュに近い色で塗装。
 「モスゴジ」同様に実際のスーツの色と比べれば商品全体はかなり明るい感じにはなってしまいますが、Gメモリーズセレクションのテーマの「カッコかわいさ」を表現できる配色になっていると考えます。
 以前発売した弊社商品の「キングギドラ」と並べるなり一緒に遊ぶなりしていただきたい商品です。

 もちろん今回の商品も、これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。

 この商品の販売は2009年9月27日開催のスーパーフェスティバル50で先行発売し、翌日より通販で発売を開始致します。
 なお、上記画像はサンプルです。商品は一部彩色に変更の可能性もありますので予めご了承下さい。

(2009.11.4更新)
「決戦ゴジラ スタンダードカラー」は完売しました。ありがとうございました。

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夏!!

2009年08月14日 | Gフォトギャラリー
暑中お見舞い申し上げます



(2009.9.28更新)
「キンゴジ 氷山出現バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。特典の「新聞コピー」プレゼントも終了させていただきました。

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ソフビ制作裏話 その143

2009年08月13日 | 制作裏話
制作裏話「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」編 Part.7

■予想外の好評でした

 この「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は、お陰さまで初回生産分は早くに完売し、追加販売分も含めて約1ヶ月でなくなりました。
 日頃、Gメモリーズセレクションをお求めいただいている方々からすれば、それまで発売してきた各ゴジラはずっとオーソドックスな構えたポーズでしたから、このシェーポーズの物は購入に躊躇されるのでは無いかと思っていました。また、リアルタイムでシェーポーズを楽しめていたのは、今の40代後半以上の方々ばかりだと思っていたので(その中にも「ゴジラにシェーをさせるな!」と今でも拒否されている方もいらっしゃるでしょう)、今回は購入をためらう方もいらっしゃると思いました。しかもベースやスタンド付きなので価格もいつもより上げざるを得ません。
 ですから売れるペースはいつものゴジラに比べればずっと遅いと予想していたのです。
 もちろん現実にこれらの理由でお求めいただけなかった方もいらっしゃったでしょう。それ以上に逆にこのシェーポーズだからという理由で、この時から初めて弊社商品をお求めいただいたお客様がいらっしゃいました。
 完売してからもお問い合わせは複数いただき、今もイベント等では「最初の大戦争ゴジラはありませんか?」と聞かれる事があります。

 この時から初めて弊社商品をお求めいただいたお客様で気がついたのは、年齢層がやはりいつもよりやや上の方が多かったようです。中には私よりずっと先輩さんもいらっしゃって、そういった方々からゴジラのお話やリクエスト・ご意見をいただくのも嬉しい事です。また、いつも以上に女性の方からもお求めいただいたのも印象的でした。女性の皆さんはたぶん「懐かしい」ではなく、「かわいい」が理由なのかもしれませんね。

 さて、この商品は原型制作から発売に至るまで、私自身、初めて覚える事やアクシデント等いろいろあって、本当に「挑戦」の商品となりました。
 日頃から言っている事ですが、ソフビ怪獣は直接触ってナンボ、遊んでナンボだと思っています。いつもGメモリーズセレクションのゴジラ達は、つい「触りたくなる」「遊びたくなる」物にしたいといつも思って企画していますが、この「大戦争ゴジラ」はよりそれを感じさせるものになったと思っています。
 制作途中では悩んだ事もありましたが、経験を積むと言う点では大いにプラスになりましたし、何よりもたくさんの皆さんに好評をいただけたのが一番嬉しいです。 
 他のバージョンの「大戦争ゴジラ」でもそうなんですが、イベントで展示していると、初めてご覧いただいた方々が男女問わずほとんどの方の第一声が「かわいい!」なんです。その笑顔を見るのを幸せに感じております。
 この「大戦争ゴジラ」での経験や喜びを今後に生かしてもっともっと楽しいもの、触りたくなるもの、遊びたくなるゴジラ達を目指したいと思います。


 余談です。
 昔は別だったと思いますが、現在はこの『怪獣大戦争』に登場したゴジラの商品名には「シェー」や「シェーポーズ」といったネーミングは付けられません。
 付けちゃうと東宝様から許可がおりません。ですから弊社の場合は「大戦争ゴジラ」が商品名です。
 でも半分ぐらいの方が、イベントでもお電話でもお求めの際に「シェーゴジラください」とおっしゃいます。こちらも何の違和感も無く(むしろ嬉しく)「はい、ありがとうございます」となります。
 充分に怪獣ファンには「シェーゴジラ」というネーミングが定着している事なのでしょう(私もついそう呼んじゃいます)。それを思うと、ゴジラがシェーをする事のインパクトの大きさが改めてわかりますね。ゴジラがシェーをしたと言う事実は、ゴジラの歴史の中でも大きな出来事の部類に入ると言えるのでしょう。

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