Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

ソフビ販売2周年!!

2008年01月31日 | 代表羽沢のG雑感
おかげさまで2周年! ありがとうございます

 弊社ソフビシリーズ「Gメモリーズセレクション」の販売がスタートして、2月で2周年を迎えます。
 ソフビ商品第一号である「キンゴジ グリーンバージョン」「同 グレーバージョン」(いずれも完売)を発売したのが2006年2月19日のワンダーフェスティバルでした。
 ここまで続けてこられたのも多くのお求めいただいたお客様のおかげです。ありがとうございます。また日頃ご協力、ご支援いただいている各氏、各出版社、各業者の皆様にも深く感謝しております。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。
 これからも弊社ならではの皆様に喜んでいただける商品を作っていきたいと思います。今後ともおつき合いのほど、よろしくお願い致します。

 弊社にとってはあっと言う間の2年でした。この2年間で、本日まで4種類のゴジラソフビで、計26種のカラーバリエーション(未塗装を除く)を作る事ができました。
 弊社はそれまでグラフィックデザイン業務を中心とし、現在創立13年になりますが、自社商品を生産し「物を売る」という業務はしていなかったため、ソフビ商品を多くの皆様に販売するという事自体新しい挑戦でした。そのため不馴れや技術不足、業界のセオリー等の知識不足等のわからないことや小さなアクシデント等たくさんありました。腹の立つような事もありましたし、逆にお客様に感想、意見、リクエスト、感謝等をいただいて良い意味で刺激を受けたり、涙が出るほど嬉しかった事もあります。まだまだ経験不足でこれからも不安がないとは言えませんし、皆様のご支援、ご協力をお願いする事もあるとは思いますが、がんばりたいと思います。

 1月6日に発売した「新春ゴジラ福袋」(完売)は、2周年を記念して企画したものです。本来は2周年と言う事で考えれば、今度のワンフェスで売るべきだったのでしょう。しかし、すでに2月には「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」「キングギドラ」の販売を企画していたため、1月に早めたのです。
 思えば「キンゴジ グリーンバージョン」「同 グレーバージョン」を最初にお披露目したのは、販売する1ヶ月前、2年前の1月のスーパーフェスティバルでした。この時は宣伝のために出店したのですが、皆様の前にお見せしたと言う事では、1月に2周年企画をしてもおかしくはないと勝手に思い込んでおります。
 採算を考えれば決して楽なものではありませんが、今回福袋をしたように、また何らかの機会にお客様に日頃の感謝を込めた特別企画をしたいと思っております。
 毎年「○周年記念」企画をできるかはお約束できませんが、それまでどうかキングギドラの首のように長くしてお待ち下さい。

 ではこれからもよろしくお願いします。次々に怪獣をなぎ倒していったファイナルゴジラのごとく怒濤の進撃はできませんが、都会の高層ビル群の間をのっしのっしとゆっくり闊歩する時のゴジラのごとくマイペースでがんばります!!


?左・初めてお披露目した2006年1月のスーフェスでの宣伝用ポスター。使用しているのは「キンゴジ グレーバージョン」
 右・同年2月のワンフェスでの販売の時のディスプレイ。この時初めてソフビを販売しました。


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「新宿決戦バージョン」イメージ

2008年01月30日 | Gフォトギャラリー


 2月24日発売予定の「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」のイメージ画像です。
 販促用のつもりでしたが、ほとんど時間がなくて使えていません。GMSカード等でアレンジして使いたいと思います。
 今回は「新宿決戦」と言う事なので、いずれオルガとの戦いの画像も作らなくっちゃ。

(2008.9.29更新)
 「ミレゴジ 新宿決戦バージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その48

2008年01月29日 | 制作裏話
ミレゴジ グリーンバージョン編 Part.2

 同時発売した「スタンダードカラー」と「グリーンバージョン」のミレゴジですが、当然ながらイベント等での販売時には商品展示しますので、このふたつは比較されます。人間ですから地味な色よりは明るい色の方に目が行くのは自然です。ミレゴジの場合、特に「ゴジラ(もしくはミレゴジ)はグレーだ!」という意志を初めから持っている人以外は、この2つを比較してどちらにするか迷ったら明るい方、つまり「グリーン」を選ぶのではないかと想像しました。
 実際に「グリーンバージョン」と「グレーバージョン」を同時発売したキンゴジの時、先に売れて行くのは「グリーン」の方でした。実際に一方だけを買われた方の多くは、話を聞くと「キンゴジはグリーンだ!」「いや絶対グレー!!」という思いで選んでいただいたようですが、迷っていた感じの人は結局「グリーン」を選んだ方が多かったと思われます。
 しかしミレゴジは初めから違いました。どちらもまだ完売していないのでまだ確定ではありませんが、初めから今に至るまでぼぼ同数で売れていっています。どうやらミレゴジに関してはキンゴジの時とは違うようです。たまたま弊社のミレゴジだからなのかもしれませんが、買われた方々の色のイメージはミレゴジに関してはグリーンとグレーとでは全く半々に分かれていると言う事になります。
 キンゴジの時もそうでしたが、このミレゴジの時もたまにお客さんの中に「どちらか買いたいんですが、どっちがいいですか?」と逆にこちらに相談される方もいます。「……お好きな方を」としかこちらは言い様がないのですが、それだけ迷っておられるようでした。
 よくよく考えてみるとミレゴジは最初のイラストポスターは黒、実写ポスターは「ファイアーバージョン」のような赤系、映像の中の全身のシーンの主はダークグレー、どアップになるとややグリーンが入っているのがわかるし、新宿のシーン等ではほこりや粉塵等で茶が混じった感じにも見えます。さらにはエンディングでは焼きつくす炎の中のシーンでしたので、赤だったりオレンジだったりに見えます。つまり固定したカラーイメージがつけにくいゴジラだったのかもしれません。
 着ぐるみスーツの色を目指した「スタンダードカラー」には、どうしても劇中の雰囲気を求めてしまうでしょう。「グリーンバージョン」にはフィギュア、玩具としてのゴジラの雰囲気を求めてしまうのかもしれません。私もそうですから。飾るんだったら「スタンダードカラー」、遊ぶんだったら「グリーンバージョン」……私にとってはそんな感じです。皆さんはどうですか?
 2色同時発売はリスクも伴いますが、お客さんの好みを調べる上では無駄ではない事がわかります。そういう意味でも両方発売して良かったと思います。

 現在「ミレゴジ スタンダードカラー」「グリーンバージョン」どちらも発売中です。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その47

2008年01月28日 | 制作裏話
ミレゴジ グリーンバージョン編 Part.1

?「ミレゴジ グリーンバージョン」現在発売中です。

 ミレゴジソフビの最初の発売は「スタンダードカラー」とこの「グリーンバージョン」でした。
 前にも書きましたが、一発目は「スタンダードカラー」のみで行こうと言う事でしたが、「スタンダードカラー」をダークグレーに変更し、グリーン系のミレゴジと言う事で2種類を同時発売しました。
 成型色のグリーンですが、同じグリーン系の色でも発色の明るさ、色の濃さで随分と印象は変わります。ゴジラらしくと言う事を考えると、くすんだ感じのダークグリーン(フィギュア好きの人にはモンスターグリーンと言った方がわかりやすいかな)がベストなのかもしれませんが、グレー(「スタンダードカラー」に使用した色)との区別はしっかりつけたかったので、「暗くはなく、かと言って軽い印象ではない緑」を考えました。思い付いたのは水彩絵の具等で主に見られる「ビリジアングリーン」です。
 ああ、これならぴったりだろう……待てよ、この色どこかで見たぞ! お気付きの方も多いと思いますが、キンゴジのグリーンバージョンと同じ色なんです。「キンゴジ グリーンバージョン」はボディには明るめのグリーンを塗っているし、形状違いもあって、比較していただいても同じには見えません。
 この時のグリーン成型色はこのまま決まりました。
 背びれは「スタンダードカラー」と同じ理由で同じ色で塗っています。2種類同時発売とは言え、一発目ですからミレゴジの大きな特徴であるマゼンタカラーは外せません。
 爪やキバは「スタンダードカラー」との違いを出すためにアイボリーで塗っています。
 目に関しては「スタンダードカラー」と同じパターンで塗っています。瞳はどちらも蛍光オレンジです。
 ミレゴジの瞳の中の黒目は、実際の着ぐるみスーツではくっきりとはしておらず、ぼんやりとした黒になって見えます。それを表現するために、この後の「ブルーバージョン」「ファイアーバージョン」「新宿決戦バージョン」ではグラデーションでぼかした塗装をしています。しかしこの時の「スタンダードカラー」と「グリーンバージョン」はきっちりとマスク塗装をしてぼかしてはいません。理由は2つです。
 一つ目は、この2種類は彩色が外注ですので、正直に言うと目のぼかしをお願いするのが怖かったのです。こちらの思うようにいかなくなって、もしやり直しになったら発売日に間に合いません。もう一つの理由はどちらもボディ全身には何も塗らないので、玩具らしさを出した方がかわいさが出るだろうと言う事です。後の「ブルーバージョン」「ファイアーバージョン」はボディには凹凸を強調すべくそれぞれにあった色を塗っていますし、背びれもかなり手間のかかった塗装にしています。いつもよりはちょっぴりリアルな仕上がりですので、目の中のグラデーションは必要だったと思っています。ですからミレゴジシリーズを比較してみれば、それぞれのイメージにもきっちりと区分けができていて、これはこれで良かったと思っています。目のグラデーション一つで玩具としてのかわいさが変わる事がわかります。
 続きはまた明日。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その46

2008年01月26日 | 制作裏話
ミレゴジ スタンダードカラー編 Part.2

 ミレゴジの色で一番の特徴と言えば、背びれの突起部分の色でしょう。
 デスゴジを除けば、ほとんどのゴジラは、背びれの突起部分は白かアイボリー系です。中には薄くシルバーが入っているものもありましたが、いずれにしても色的には大きな差はありませんでした。
 ミレゴジは赤系、マゼンタに近い色が塗られています。おそらくは劇中でのライティングのせいでしょう、メタリックマゼンタにも見えます。実際に撮影に使ったと言われるスーツの展示を見た事がありますが、実物はそんなに目立った赤ではないんです(撮影後の汚れ等がついていたからなのかもしれませんし、展示用に修正したのかもしれません)。
 バンダイ系列のミレゴジソフビ各種は明るめのマゼンタカラーで塗られています。良く見ると先に塗る部分にシルバーを吹いてマゼンタ(もしくは濃いめのピンク)を重ね塗りにしているようです。発色を良くするためです。だから明るくメタリックマゼンタに見えています。
 しかしそれはちょっと劇中のスーツとは差があり過ぎると感じたので、弊社のミレゴジは同じような明るさは避ける事にしました。かと言って実際のスーツに近く地味に薄く塗るのも寂しいので、その中間を目指しました。それでその中間の感じですが、実は簡単。先にシルバーを下塗りするのではなく、シルバーに少しだけ赤を混ぜた色を直接成型色に塗るだけです。先端だけをちょっと濃いめに吹き付けるのを気をつけるだけでイメージ通りになりました。「グリーンバージョン」も同様です。成型色が濃いめの色だから余計にぴったりでした。成型色が明るかったら背びれの色が目立ちすぎたかもしれません。
 ちなみに『ゴジラVSメガギラス』でも同タイプの着ぐるみスーツが使われていますが、こちらではミレゴジに比べて若干赤味が少なくなっているようです。
 この「スタンダードカラー」の爪やキバはあえてアイボリー系ではなく、薄いイエローを足して塗っています。「グリーンバージョン」との区別と言う意味もありますが、どうしてもボディにはほとんど何も塗らないシンプルなダークグレー成型ですので、ちょっぴり動物っぽい爪やキバに見せたくイエローを足してみました。実際ミレゴジは劇中で爪やキバ等が大きく映されている時は、それらが他のゴジラより黄ばんで見えています。巨大動物等に見られる象牙っぽい感じを目指していたのかもしれません。もし弊社のミレゴジの爪やキバを白かアイボリーで塗っていたら、もっと地味な色の商品になったと思います。
 全体を通してみれば「グレーバージョン」と言っても過言ではない「スタンダードカラー」ですが、トータルの配色でかなり劇中のミレゴジの雰囲気は出せたのではないかと思います。いかがです?

 こちらの商品は現在発売中です。興味のある方はぜひお求め下さい。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その45

2008年01月25日 | 制作裏話
ミレゴジ スタンダードカラー編 Part.1

?「ミレゴジ スタンダードカラー」現在発売中です。

 昨年2月から発売を開始したミレゴジの第一弾がこの「スタンダードカラー」です。この「スタンダードカラー」は劇中の着ぐるみスーツのカラーをイメージし、ダークグレー成型でのコンセプトで企画した商品です。
 昨日も書きましたが、当初はミレゴジ第一弾としての発売はこの「スタンダードカラー」だけを考えていました。ややグリーンが入ったダークグレーを成型色として、ボディには立体的に強調するように薄らとグレーをスプレーしようかと考えていたのです。
 昨日書いた理由により、「グリーンバージョン」も同時に発売する事にしたので、このカラーリング案はやめる事にしました。「スタンダードカラー」というネーミングにしたものの、成型色はグリーンの要素を入れずにシンプルなダークグレーでいくことにしたのです。時間的に変更は間に合わなかったのですが、「グレーバージョン」というネーミングでも良かったのかもしれません。
 またこの2色同時発売と言う事で色をハッキリと区別化するために、ボディに薄らと塗る事をやめ、成型色をそのまま生かしたゴジラにする事にしました。
 そして「スタンダードカラー」の色の選択をする時に、シンプルなダークグレーならそう問題も大きくはないと思われますが、実は落とし穴がありました。
 いつも成型を発注する時に希望の色をお願いするのですが、その際は実際に存在するビニール製品をサンプルとして持っていくか、成型屋さんにあるチャートを見せていただいて選択するか、DICのカラーチャートのチップ(※)で指定するかになります。(あくまで弊社がいつもお願いする成型屋さんでのパターンです)
 希望したのはかなり黒に近いダークグレーです。発注してから数日後にサンプルで出してもらうんですが、初めはごく普通の灰色と言って良いほどのグレーでした。前に弊社で発売した「キンゴジ グレーバージョン」に近いものでした。当然希望したのとは大きな違いがありますので、もう一度お願いです。そしてまた数日後に出してもらったのはほんの少し濃くなった程度でした。
 実際に商品となった「スタンダードカラー」の色は、ですから3度目に出してもらった色なのです。それでも実は妥協で、こちらがお願いしたのはもう少し本当は濃い色だったのです。これ以上時間をかけては発売に間に合わず、各方面に手間と迷惑をかけてしまうのでこの色で行く事にしたのです。結果的にバンダイから最初に発売されたミレゴジソフビに近い色になってしまいました。
 弊社のソフビは少数生産ですので、成型屋さんや同じくそこに発注されている他社さんにご迷惑がかからないようにしたいので、いつもは(たぶん)他社さんよりは早めに発注しています。しかしこの時は2度も色を作り直してもらっているので、時間的には余裕はありませんでした。この時の事で、色の発注の難しさを改めて実感したのを良く覚えています。その後は、既成の色にないものを発注する時はさらに余裕をもって早め早めに注文するようにしています。
 続きはまた明日。

※知らない方のために…。DICのカラーチャートは大日本インキから発売されている、色を指定する時に使うチップをまとめたものです。主に各種デザイナー、印刷関係、広告代理店等の色をチョイスする職業の方が使用しているもので、一般には画材専門店やデザイン用品専門店等でしか購入できません。最近はネットでの注文もできるようです。使いたい色を切り離し、そのチップを発注先に渡したりするのです。使用頻度を考えれば、普段よく使う職種の人ではない限り、個人で購入されるのは価格的には難しいかも。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その44

2008年01月24日 | 制作裏話
ミレゴジ編 Part.4


?左「ミレゴジ スタンダードカラー」右「グリーンバージョン」

 今日はミレゴジの配色の話をします。
 ミレゴジの原型ができ、最初の発売の色を決める際は当初1種類を考えていました。「スタンダードカラー」だけです。
 前に何度も書きましたが、ゴジラの着ぐるみスーツは基本は皆、黒に近いダークグレーなのだそうです。その濃さや微妙な他の色が混じった感じは作品ごとに違うそうです。それぞれのゴジラの色を調べる時には、一般にはDVDやビデオ、ムック本等で確認できたりしますが、いずれも100%本物の通りの色ではありません。モニター環境(テレビ等)でも微妙に色は違いますし、印刷物は写真や画像を色分解して刷っているものですから完全ではないのです。
 たまにイベントや店頭等でゴジラスーツが飾られた事があります。実際に撮影で使用されたものだったり、展示用だったり…。しかし、実際に撮影で使用されたものでもゴジラの場合は、怪獣との戦闘や爆撃を受けた後だったり、街を破壊した後だったリの姿を展示用に改修されたものらしいので、映像で見る色とは微妙に異なるケースがあるのです。そういう場合でも私は資料として撮影可能な際は写真を撮っておく事がありますが、結局は写真よりも記憶の方が最優先されます。
 ですから造型物を着ぐるみスーツに近い色で再現しようとすると、最終的にはその人間の目が基準となってしまうのは仕方がないと思うのです。
 ミレゴジもダークグレーなのだそうですが、本等で造型の際のエピソードを読むとややグリーンが入っていたらしいのです。そのせいでしょうが、『ゴジラ2000ミレニアム』公開後に数多く発売されたバンダイ系列のミレゴジソフビやフィギュアの多くは濃いめのグリーンが多く見られます。
 みなさんはミレゴジというとどんな色を思い浮かべますか? グリーンのイメージが強い方はバンダイ商品の影響ではないでしょうか!? 実物はほんの少しグリーンが入っているだろう程度で、ほとんど全身はやはりダークグレーのようです。
 最初の「スタンダードカラー」を考えた時にはそのイメージの色を考えました。ほんの少しグリーンが入ったダークグレーです。しかし、ソフビにするとどうもはっきりしない感じになるイメージがして、なかなか最終決定を躊躇していました。購入される人はどう思うのだろう…ミレゴジの色のイメージははっきりとグレーとグリーンに別れるのではないかとも思っていたのです。と言うのも、Gメモリーズセレクションの第一号ソフビのキンゴジの時も同様のパターンでしたから。
 キンゴジはグレーとグリーンの2種類を最初に発売しましたが、お客さんに聞くとみなさんはっきりと「キンゴジのイメージはグレー」「僕は絶対グリーン」と分かれていたのです。当時を思い出し、ミレゴジもおそらくそうではないか……むしろはっきりシンプルなダークグレーと濃いめのグリーンと別けて作り、色のイメージはお客さんの好きな方でチョイスしていただいた方が良いのではないかと思うようになりました。
 スケジュール的には辛いのですが、彩色を外注にすればギリギリなんとかなりそうですし、思いきって一度に2種類の色を発売する事にしたのです。それが「スタンダードカラー」と「グリーンバージョン」でした。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その43

2008年01月23日 | 制作裏話
ミレゴジ編 Part.3

?左「ミレゴジ スタンダードカラー」右「グリーンバージョン」どちらも発売中です。

 昨日の続きです。
 ミレゴジの原型を作る上で、全体のフォルムとしては前傾姿勢を特に意識したのですが、いつもの事ながら背びれあってのゴジラです。作る時はボディと背びれはいつも別々に作りますから、合わせた時のバランスは両方それぞれ作る時に意識をしなくてはなりません。背びれはこれまでより大きく作るのは当然ですが、ディフォルメのソフビシリーズとは言え4~5頭身ですので、大きすぎると目立ち過ぎるし小さいと個性が極端に薄くなります。もし全体のバランスとして実際の着ぐるみスーツと背びれの比率通りに作ってしまうと、ディフォルメなので背びれは小さく見えてしまうんです。その大きさのバランスはかなり注意しました。何度か背びれを作る際は粘土を足したり削ったリを繰り返しましたが、新鮮な形状の背びれでしたので作っている時は楽しかったのを覚えています。
 背びれで一番難しかったのは形状よりも配置でした。突起の数は映像や各ムック本等で何度も調べて(だぶん)数はあっているはずだと思いますが、他のゴジラに比べて大きいのでディフォルメで作っているため、普通に作っていたらスペースに配置し切れなくなってしまうのです。かなり突起一つひとつを細めにしたり影に隠れるようにしたり調整しました。ポイントとなる大きめの突起はあまり細くしないようにし、なおかつ細くしたりアレンジした突起はそうしたように見えないようにしています。ソフビのヌキの関係で背びれの突起の全ては実際のスーツと同じように正しい配置にはできませんでしたが、ボディにくっつけて見ると私なりにバランスよくミレゴジらしくできたのではないかと思ってます。
 ちなみに参考までにバンダイ製の各ミレゴジソフビやいくつかのメーカーさんのガレージキット、ソフビキットのミレゴジをいろいろ比べてみたんですが、大きいポイントとなる背びれの一部分以外はみなさん数も形状も大幅にアレンジしているんですね。意外でした。私が気にしすぎたのかもしれません。
 後は細かなこだわりとして手の角度です。ミレゴジの前に発売していたデスゴジと比べていただければわかりますが、手の角度が全く違います。これは劇中で多く見られる手の角度を意識しています。平成VSシリーズのゴジラは手のひらを下に向けて構える事が多かったのですが、ミレゴジは内側に向けられるシーンが多くあります。歩いている時や敵と戦う時はこの角度が多いのです。気がついていた人いるかな!?

 特徴の多いミレゴジ。本物のミレゴジは、それでいてちゃんとバランスが整っていてかなりかっこいいゴジラになっています。今回ディフォルメながら実際に作ってみて、多くのメーカーさんや個人の方々がガレージキット化されたのはよくわかります。キンゴジやデスゴジに比べて難しさはかなりありましたし、反省点もありましたが造形的には楽しかったゴジラです。

(2010.1.11更新)
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ソフビ制作裏話 その42

2008年01月22日 | 制作裏話
ミレゴジ編 Part.2


?ミレゴジ原型。反対のアングルから。

 今日はミレゴジの造型の話をします。
 しばらく続いていた平成VSシリーズのゴジラ(ビオゴジ~デスゴジ)はルックスがかなり似ていたのですが、ミレゴジから大幅にリニューアルしました。顔がまずよりは虫類ぽくなり、より口は大きく裂けた感じとなり精悍さを増しました。ボディにはこれまでになかった特徴も多くあります。喉の左右は通称「コブラひだ」と言われる突起ができ、体全体にも細かな突起がいくつも見られます。最大の特徴とも言えるのが大きくなった背びれです。背びれの突起一つでもこれまでにない形をしています。その先端の色もマゼンタ系のカラーリングで斬新でした。昭和のゴジラに比べて頭が小さめとなっていた平成VSシリーズのゴジラに比べて、若干頭は大きくも感じます。全身はやや前傾姿勢となりより怪獣らしく、新鮮でカッコよくなった印象がありました。
 Gメモリーズセレクションでソフビ化する際は、これらの特徴を取り込まなくてはなりません。造形的に一番苦労したのは顔、頭でした。私の技術的な問題なのかもしれませんが、細かな特徴ばかりに目を奪われるとどうしても似なくなります。似る事に重点を置き過ぎると今度は精悍さが欠けていくんです。作っていながらつくづくミレゴジの顔はバランスの整った造型なのだと強く実感しました。難しい分、作りがいがある顔です。
 ポスターやスチール写真、ムック本等に掲載されている多くの写真は、実際のそれよりもミレゴジは頭が大きく見えます。ミレゴジを全身で見るとさほど頭は大きくは感じません。むしろバランスが取れていて丁度良く私は感じます(平成VSシリーズのゴジラの頭が小さく感じていたからかもしれません)。それなのに大きく見えてしまいがちなのは、写真のアングルのせいもあるのでしょうが、やはり顔の作りと前傾姿勢と言う事が理由としてあげられるでしょう。口が大きく前よりも目も大きい印象があります。顔にインパクトがあると言う事です。ディフォルメとしてのバランスがあるので、顔(頭)がそう大きくもないのに大きめに見せる……これも意識はしたのです。
 弊社のデスゴジとミレゴジを比較していただければわかると思いますが、たぶんミレゴジの方が頭は大きく見えると思います(私だけ?)。でも体積はほとんど変わらないんですよ。もしこれより頭を小さく作っていたら、もしかするとミレゴジと言うよりは釈ゴジやSOSゴジラに似ちゃっていたのかもしれません。頭をもっとバランスよく見せると言う点では、首がもう3ミリほど長ければもっと良かったかなというのが反省点です。
 続きはまた明日。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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ソフビ制作裏話 その41

2008年01月21日 | 制作裏話
ミレゴジ編 Part.1


?ミレゴジの原型写真です。原型を見せるのはちょっと未だに抵抗はあるのですがサービス、サービス!!

 今日から昨年2月から発売した「ミレゴジ」についての制作裏話をします。
 このミレゴジは『ゴジラ2000ミレニアム』に登場したゴジラで、Gメモリーズセレクションの第3弾として企画したものです。
 なぜミレゴジにしたかと言うと、私自身がゴジラとしての造形的に好きだと言う事もありますが(唯一エキストラ参加した事があるので特別な思い入れももちろんあります。07年5月31日~6月2日のブログ参照)、ソフビとしては種類が多いとは言えないゴジラというのも理由の一つです。
 例えば前作のデスゴジですが、これはバンダイ系列のメーカー以外では、当時塗装済完成品のゴジラソフビは弊社が初めてでした。ゴジラファンの中には昭和のゴジラだけを好む人は多いようですが、私のように広く全般的にゴジラを好きな人だって少なくはないと思うのです。これまで多くのソフビメーカーさんがゴジラを作って販売されましたが、ほとんどが昭和のゴジラ中心です。おそらく作っておられるメーカーさんや原型師さんがその世代で育った方々ばかりなのでしょう。私もほぼその世代ですので確かに気持ちはわかるんです。だから平成のゴジラソフビの種類が少ないのだろうと考えています。でも私のように新しいゴジラも同様に好きな人、さらには新しいゴジラを見てゴジラファンになった方も少なくはないと思ったのです。そういった人達にとっては昭和のゴジラ同様に平成のゴジラも新世紀のゴジラもソフビとしてほしいはず…少なくとも私は欲しい気持ちは強いんです。ですからデスゴジの企画にはためらいはありませんでした。
 同様にミレゴジに対してもそう思います。私が知る限り当時バンダイ系列のソフビメーカー以外でのミレゴジソフビはレトロタイプのM1号さんのもの、トヨタのキャンペーンの非売品ソフビしかなかったと思われます。『ゴジラ2000ミレニアム』が公開された時は、ストーリーや設定等は置いといてゴジラの造型のカッコよさに私は一番嬉しかったので、なぜいろんなメーカーさんが作らないんだろうと少し不思議でした。
 またソフビの種類は確かに少ないのですが、ワンフェスをはじめとするの模型・造型イベント等で見続けていると、ガレージキットのゴジラを作っているディーラーさんやメーカーさんの中でもミレゴジは比較的多い方のゴジラです。このギャップも不思議でした。他のゴジラはソフビとガレキでは、発売される種類が多い少ないはほぼ比例しているからです。
 つまり潜在的に造型としてのミレゴジファンは少なくはないと感じました。これもまたミレゴジを作る理由の一つになったのです。

(2010.1.11更新)
「ミレゴジ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。
(2010.7.26更新)
「ミレゴジ グリーンバージョン」は完売しました。ありがとうございました。

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キングギドラ

2008年01月19日 | 新作商品情報
Gメモリーズセレクション
キングギドラ
スタンダードカラー


 羽沢組初の敵怪獣がついに登場!! ゴジラ最大のライバル「キングギドラ」!!
 たくさんのこだわりを込めて、初代キングギドラが2月下旬発売です!!


 これまで羽沢組のソフビはゴジラのみ数種類発売してきましたが、今回はついに初の敵怪獣の制作に挑戦、ゴジラ最大のライバルと言っても過言ではない「キングギドラ」となります。
 羽沢組はゴジラオンリー…と言われる事が多くなってきた最近ですが、弊社としてもある意味ゴジラ以外の怪獣を制作する事は新たなチャレンジでもあります。
 キングギドラと言っても登場作品が多い中、造形的にこだわったのは「三大怪獣 地球最大の決戦」で初登場した時の初代キングギドラです。
 実際にキングギドラはゴジラより高い身長と言う事で、これまでの羽沢組のゴジラ(平均約16~17cm)と並べても不自然にならないように大きさは全高約21cmとし、これまで作ってきたゴジラ達より大きくしました。弊社ゴジラソフビをお持ちの方はぜひ並べて楽しんでいただければ幸いです。
 これまでのシリーズで発売したゴジラ同様、その怪獣の持つ個性を強調する羽沢組ならではのディフォルメタッチでアレンジし、「Gメモリーズセレクション」のテーマでもある「カッコかわいく」から外れる事ないようなバランスで造型、配色して遊べるソフビとして制作するものです。
 今回のキングギドラ第一弾は「スタンダードカラー」として、劇中で見られる全身を金色で塗装、その名の通りスタンダードな配色で彩色します。

●ソフトビニール製 彩色済みの完成品
●全高約21センチメートル ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 5250円(税込)
●発売日 2008年2月下旬発売予定
●販売個数 50個
●登場作品 東宝映画『三大怪獣 地球最大の決戦』1964年作品
●TM&(C)1964,2008 TOHO CO.,LTD.


 現在生産を進めておりますが、発売日がまだ確定しておりません。もし間に合うようでしたら2月24日のワンダーフェスティバル08冬で先行発売したいと考えておりますが、間に合わないようでしたら後日に通販先行で発売となります。いずれにしても発売日等が確定しましたらすぐにここでお知らせ致しますのでご了承下さい。
 初のゴジラ以外の怪獣と言う事で、造形的にも配色的にも「何もここまで…」と思われるかもしれないぐらいたくさんのこだわりの入ったソフビです。制作裏話も含めていずれ一つ一つここで紹介していきたいと思います。
 「昭和」の怪獣としては、キンゴジ以来久しぶりとなります。ぜひたくさんの方々にお求めいただき楽しんでいただきたいと思います。

(2008.2.26更新)
 「キングギドラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。もしリクエストが多かった場合のみ再販を検討致します。現在はまだ未定です。
(2008.3.17更新)
 リクエストに応えて「キングギドラ スタンダードカラー」は追加販売をすることになりました。ご希望の方は「記事カテゴリ」内の「新作情報」をご覧下さい。
(2009.1.20更新)
 「キングギドラ スタンダードカラー」(追加販売分)は完売致しました。ありがとうございました。

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デスゴジ・カラバリ計画について

2008年01月18日 | その他
デスゴジは死なず!!

 1月6日に発売した「新春ゴジラ福袋」(完売)と今度の「ゴジラ福袋+(プラス)」に入る「デスゴジ メルトダウンバージョン」の発売で、これまでずっと続けて来た「デスゴジ・カラバリ計画」はピリオドとなります。
 この「デスゴジ・カラバリ計画」は何度かお伝えしてきましたが、デスゴジのカラバリを『ゴジラVSデストロイア』の劇中イメージを重視して配色し、ワンシーンで見られた色のイメージだったり、シチュエーションを色で表現したりと言う目的で行なってきました。あくまで劇中イメージと言う枠を設けてその中で展開してきました。
 なぜそのようにしたのかと言うと、デスゴジはそれまでのゴジラとは違い、外見にファイアーパターンがあり、赤やオレンジの発光があります。シーンや状況によっては様々な印象を受けるゴジラであり、作品のテーマやストーリーを考えるとゴジラファンの思い入れがたっぷり詰まったゴジラと言えるでしょう。私自身このデスゴジのソフビ化を企画した時にはたくさんのカラバリの案が浮かびました。あまりにも多く、どこかで枠を決めてその中で作っていかないとキリがないのです。それだけ作りがいのあるゴジラと言う事なのです。
 そこであえて「劇中イメージ」のみにこだわってこれまでカラバリを作ってきました。
 今回の「メルトダウンバージョン」で12種となります。ある程度は一つの造型でできるバリエーションをやれたのではないかと考えております。
 だからと言って、もう弊社ではデスゴジのカラバリは作らないと言う訳ではありません。今後はこれまでの劇中イメージだけという枠にこだわらず、それでいてデスゴジらしさを失わずにゴジラファンが納得していただけるカラーで再スタートをきりたいと考えております。
 例えば「デスゴジ ブラックバージョン」。これは劇中イメージと言うよりは平成VSシリーズ全体のイメージで作ったものなので、「デスゴジ・カラバリ計画」からはやや外れたものと言えるでしょう。番外編と言う意味合いで私はとらえていましたが、このように『ゴジラVSデストロイア』のゴジラではあるもののゴジラとしての色にはこだわりつつ新たなカラーを考えていこうと思います。
 もちろん劇中イメージのデスゴジを全てやりつくしたのかというとそうではありません。正直に言えばまだまだやりたいカラーはあります。それもまたじっくり時間をかけて作ってみたいと思っています。もし劇中イメージをまたやるとすれば、「これぞデスゴジ!!」と思っていただけるものにしなければ意味はないと思うし、すでにそのアイディアはいくつかあります。
 とにかく少しデスゴジに関しては時間をおいて、新たな企画をじっくりと暖めてお披露目したいと思っておりますので、その時はまた可愛がってあげて下さいますようお願い致します。

 しばらくはこれまでの他のゴジラや明日ここでの発表の新作の方の展開でがんばります!!

(2008.2.2更新)
「ゴジラ福袋+(プラス)」(ミニ福袋改め)の予約受け付けは全て終了させていただきました。ありがとうございました。

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ゴジラ福袋+(プラス)

2008年01月17日 | 新作商品情報
ゴジラ福袋+(プラス)
2月2日より電話予約を受け付けます

 「デスゴジ メルトダウンバージョン」と「未塗装GMKゴジラ」の2体セット商品の「ゴジラ福袋+(プラス)」の詳細情報が確定しましたのでお知らせ致します。

 当初2月24日のワンフェスでの発売を予定していましたが、ワンフェスに行かれない方や前回の「新春ゴジラ福袋」を購入できなかった皆様がまた買えなくなる可能性が高いと言う事で、予定を変更し、電話による事前の購入予約の受付をする事になりました。
 今回は販売個数が20セットしか用意できませんので、お一人様1セットまでとさせていただきます。ご了承下さい。
 価格は5460円(税込)です。
 希望される方は2月2日13:00より弊社クリエイティブデザイン羽沢組までお電話下さい。この「ゴジラ福袋+(プラス)」の予約に限り2月16日まで電話受付は対応させていただきますが(2月3、9、10、11日は休ませていただきます)、16日の前でも予約数が20セットに達した時点で締め切らせていただきます。16日をすぎでも20セットに達しなかった場合は改めてここで告知させていただきます。
 また、お求めのお客様にいくつかお願いしたい事もございますので事前に以下をお読みの上、ご理解いただいた上でお願い致します。

デスゴジ メルトダウンバージョン

 こちらの商品は1月6日に発売した「新春ゴジラ福袋」(完売)に入っていたものと成型色や塗装は全く同じものです。内蔵されているモールの色は前回は赤だけでしたが、今回は金色も用意しております。「赤モール版」と「金モール版」どちらでも構いませんのでお好きな方を一つ選択して下さい。セットに入るのはどちらか一つだけになります。
 同封されているGMSカードは、前回の「メルトダウンバージョン」に入っているものと全く同じです。

未塗装GMKゴジラ

 こちらの商品も「新春ゴジラ福袋」に入っていたものと全く同じです。色は3色あり、ブラック、ダークブラウン、ブルーのうちどれかが入っていました。今回の「ゴジラ福袋+(プラス)」に入るものも全く同じで、このうちのどれか一つが入ります。前回は選択できませんでしたが、今回はご希望の色をできるかぎり選択できるように対応したいと思います。ただしこちらで用意できる数は3色の合計数で20個です。ですからご希望の色は予約の先着順に決めさせていただきますので、場合によってはご希望の色にならない場合がございます。その際はご了承下さい。
 また前回同様、未塗装ゴジラにはGMSカードは同封されません。

申し込み・購入の手順
1 色の選択
 「デスゴジ メルトダウンバージョン」の内蔵モールを「赤モール版」にするか「金モール版」にするか選択して下さい。
 「未塗装GMKゴジラ」の色をブラック、ダークブラウン、ブルーのどれにするか選択して下さい。
2 電話予約 TEL/03-5802-4316
 2月2日13:00以降に羽沢組までお電話下さい。他の業務の支障になりますので「ゴジラ福袋+(プラス)」の予約のための電話はそれ以前の時間はご遠慮下さい。ご協力お願い致します。
 お名前(フルネーム)、電話番号、1で選択した色、受け渡し方法を「通販」にするか「2月24日のワンフェスでの直接受け渡し」にするかをお知らせ下さい。通販の場合は都道府県別に別途送料をいただきます。
 また通販の場合は他の商品の申し込みもこの時に一緒にできますので、ご希望される場合はそれもこの時におっしゃって下さい。現在通販にて4個以上同時購入の場合は送料をサービスしております。今回の「ゴジラ福袋+(プラス)」は特別割り引きの物ですのでセットではありますが、このサービスをご利用の際は1個扱いとさせていただきます事をご了承下さい。

■ワンフェスでの直接受け渡しを希望される方へ
 2月24日に開催されるワンダーフェスティバル会場(東京ビッグサイト)内の羽沢組ブースに、午後3時までにお越し下さい。商品代金はこの時にお支払いをお願い致します。
 ご本人と確認させていただくため、電話番号や商品の希望カラーを確認させていただく場合がございます。

■通販での購入を希望される方へ
 電話予約の際に支払い方法を「銀行振込み」か「現金書留」のどちらかを選択して下さい。
 こちらから送料を含めた金額をお知らせ致します。送料は都道府県別で金額が変わりますのでお届け先の都道府県もこの時にお知らせ下さい。
[銀行振込みの場合]
 予約時にお届け先の住所、郵便番号をお知らせ下さい。
 予約から2週間以内に以下の口座に送料を含めた代金の振込みをお願い致します。
  三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
  口座名儀 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

 振込み手数料はお客様のご負担となります。
 入金を確認後、2週間以内に商品をゆうぱっくにて発送致します。
[現金書留の場合]
 予約から2週間以内に以下の住所に送料を含めた代金を送って下さい。過不足のないようにぴったりの金額でお願い致します。
 代金が弊社に到着後、2週間以内に商品をゆうぱっくにて発送致します。
  有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
  〒113-0033 東京都文京区本郷1-33-19
            グリーンハイツ本郷103号
         TEL/03-5802-4316

●都道府県別送料
 600円  東京都 
 800円  滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県
 900円  鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県
     愛媛県 高知県
 1000円 北海道
 1100円 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県
 1200円 沖縄県
 700円  その他

おわび
 1月6日のスーパーフェスティバルにてこの「ゴジラ福袋+(プラス)」(ミニ福袋改め)を2月24日発売予定と告知してしまいました。またこの日配付したチラシも同様です。
 今回お知らせしたように2月2日予約と変更させていただいた事を深くお詫び致します。
 またこの「ゴジラ福袋+(プラス)」の詳細告知はこの情報ブログのみとなっております。あしからずご了承下さいますようお願い致します。

(2008.2.2更新)
「ゴジラ福袋+(プラス)」(ミニ福袋改め)の予約受け付けは全て終了させていただきました。ありがとうございました。

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配付チラシ改訂版

2008年01月16日 | その他


 1月10日に紹介した配付チラシの改訂版です。
 現在通販で弊社商品をお求めの方に同封しております。在庫確認に役立てて下されば幸いです。
 前回記載モレの「デスゴジ ゴールドファイアー・黒」を今度はつけたと思ったら、すぐ完売してしまいました。(焦)
 前回と大きく違うのは「ゴジラ福袋プラス」の囲みの内容全てです。ここに記載しているように2月に電話予約先行で発売致します。2月24日先行発売ではなくなりました。1月6日のスーフェスでこのチラシを受け取られた方、7日以降の通販で受け取られた方は、このように変更になりましたのでご注意下さい。お詫びとともにお願い申し上げます。
 その「ゴジラ福袋プラス」ですが、2月上旬に電話予約を受け付ける予定で準備を進めております。詳細は近日中にここでお知らせ致します。この情報ブログとチラシ以外では一切告知はしませんのでご注意下さい。
 また完全新作もまもなく情報をリリースできます。近日公開です!!

(2008.2.2更新)
「ゴジラ福袋+(プラス)」(ミニ福袋改め)の予約受け付けは全て終了させていただきました。ありがとうございました。

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河崎実監督

2008年01月15日 | 代表羽沢のG雑感

?スーフェス会場、弊社スペース前での河崎監督。(この写真のコピーや転載はしないでね)

 1月6日のスーパーフェスティバルに映画監督の河崎実氏がいらっしゃっていました。「いかレスラー」「日本以外全部沈没」「ヅラ刑事」等話題作でお馴染みですからご存じの方も多いと思います。
 昨日のブログで「約10年以上前によく遊んだ古い知り合いと久しぶりに再会できたり」と書いたのですが、実はその人が河崎監督なのです。最初に知り合ったのはもういつだったか実は良く覚えていないぐらい前で、確か氏が雑誌で書かれたコラムのイラストを私が担当した事が最初だった気がするのですが、はっきりとは覚えていません(ごめんなさい)。
 その後何度も一緒に草野球で一緒になりました。私は恐ろしいほど弱い草野球チームの監督をしていまして(ここ10年ぐらいチームの活動がないのですが…泣)、その頃に時には敵として時にはウチのチームの助っ人として(時には私が助っ人として)一緒に野球をし、何度か酒も飲みました。
 雑誌等で氏の活躍ぶりはよく見ていたのですが、会うのは久しぶりなので嬉しくなりました。
 最近は「絶対やせる 電エース 宇宙大怪獣ギララ登場!/宇宙怪獣小進撃!」にあのギララを登場させ、怪獣ファンも気になる所ですね。
「羽沢さん、今度(ソフビ)ギララ作ってよ」
「えー!! ギララですか!? もし作ったら河崎さん監修してくれます?」
「するする」
「でもウチ、作ってんのゴジラ(東宝)だけなんですよー…どうしようかなぁ…」
 そんな訳でちょっと悩んでいる私でした。

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