思考は現実化する。鎌倉整体師の「すべては皆様の健康と幸せのために」

鎌倉で西鎌倉カイロプラクティックセンター・整体院、アポロライフデザイン楽天市場店などを経営しています。

回数券

2006-07-13 14:34:16 | 経営学・戦術
回数券というシステムがない治療院のブログをたまたま見た。回数券のシステムを否定することが書いてある。

1.途中で手を抜きませんか?
2.使えるのは本人のみ、しかも期限付きで全部使い切れないでしょ?
3.無理やり売りつけてるんじゃ?

こんな具合だ。
悪いことばかり書いているが、もし上記の通りだとすれば、私自身も余りいいイメージは持たない。

確かに当院の回数券にも「本人のみ使用可」「使用期限6ヶ月」と明記している。
しかし、私が患者さんに必ず言っていることをあえてここに記載する。

・家族がぎっくり腰など緊急の場合は使ってかまいません。
・予防で年に数回来るなど、そういう時は期限関係ありません。

これで、デメリットとなる点は解消されている。

そして「手を抜く」という問題。これは、私の治療概念では考えにくい。癒し・マッサージ系なら十分ありえるが。

私どもの施術は、何十分も揉んだり押したりしないし、一人でも同時に2~3人の施術が可能だし、結果重視の意識を持っているので、手を抜くという概念がないのだ。

そして、いい面だが、回数券のシステムにより患者さん自身も最終的に利益を得ていることが多いと思う。

当院の回数券は6回分で3万円とお高い。患者さんはHPなどで値段を見てそれでも選んでくる。
そこに一つ目の決心がある。
そして、実際に施術を受けて、回数券を購入する。二つ目の決心だ。

患者さんは「しっかり通って治すぞ!」という決心する時点で、病気の何%かはすでに改善されているのである。患者さんの上向きな気持ちが、治療効果を増大させるといってもいい。

最終的に利益を得るのは患者さんである。
つらいときに来ればいい。気ままに来る。という患者さんと、上記の決心をした患者さんとでは、治りが違う。

もちろん、主義として1回ずつの支払いをする人もいる。それはそれで問題ない。
絶対にどっちが良いというわけではない。ただ、回数券によって救われている人は多いというだけだ。

無理やり売りつけるという問題は論外である。それは、犯罪では?
私は患者さんに決めさせる。

「会計は1回ずつ、回数券、どうしますか?」
「6回くらいかかりますよね?」
「しっかり治すのならね。」
「じゃ、回数券でお願いします。」

こんな患者さんは必ずと言っていいほど、最後に深々と頭を下げる。
「先生、よろしくお願いします。」
「一緒にがんばりましょう!必ず治るつもりで来てくださいね。」

新患が来るたびに、こんな会話が交わされる。

回数券を使わない治療院、なくてもリピーターが来るという治療院、それはそれでよいこと。
回数券は使い方を間違わなければ、患者さんのためになるのです。


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