悪魔を出し抜くというのは、なんだか穏やかな話ではないですね。スピリチュアルでも何でもありません。私が尊敬する一人、ナポレオン・ヒルの著書です。成功するための方法論です。
妻が買ってきたもので、私はまだ半分も読んでません。が、なんとなく分かります。エクソシスト系の本ではありません。
誰にでも、隙あれば悪魔は囁きに来ます。成功への道、目標への道、から遠ざけようと、悪魔は画策するのです。悪魔の手が届かないのは、明確に生きる（意識的に、目標に向かってという意味）という原則に従っている時だけです。
一瞬でもそれを先延ばししたり、躊躇するだけで悪魔は近づいてきます。私にもそういうことって、ないわけではありません。心の中で「もう、いいや！」「だめだ、こりゃ！」などと言ってしまうことは事実あります。ネット通販の仕事でです。
でも、次の瞬間にはちゃんとやり始めて、上手いことできるので不思議です。悪魔のために扉を開けてしまったけど、すぐ閉める感じです。
ナポレオン・ヒルと悪魔の対話で、悪魔が近づきやすいのは、愛と恐怖に支配された時だとも書いてあります。愛とは本来は素晴らしい方向へ力を発揮させてくれるものなのでしょうが、この場合多分、うつつを抜かす的な意味かあるいは、過ぎたる愛みたいなものかなあと、思っています。
それと恐怖。私も事業を拡大してきて、まさに成功への道は恐怖との戦いだということは認識しています。恐怖に勝つために私は、根拠のある自信をもつことと、信頼できるバックボーンとパートナーを信じ抜くことを意識しています。なにか少しでも揺らいだ時、恐怖が走り抜けるんです。
そういうわけで、愛ゆえに恐怖で何もチャレンジできない。目標はもつ必要がないと感じる。そこそこの生活できて、とりあえずOK！という考えは、悪魔の餌食なんですね。
言い方を変えれば、ぬるま湯に浸かった蛙の話になるのかな？
ビールはぬるいのはダメです。冷たいビールが好きです。
「悪魔を出し抜け！」もう少し読んだら、また紹介します。
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