３．２２ セミナー

３月２２日(日）にJN整体スクール主宰のセミナーが行われた。生徒やOBだけでなく、いわゆるお誘いで来られた一般の方や、スクール見学の延長で来られた方もおり、大盛況なセミナーであった。

内容は、肩関節と股関節の疾患に対する検査法及び改善テクニック。

セミナーでの発表に先立ち、講師は実際に臨床で効果を確認した。私も直前の週に３人ほどの患者さんに対し、今回のセミナーで行うテクニックを使用、結果は大変良好。内容の一部はもう一つのブログにも書いたとおりである。

これは即実践的なテクニックである。即実践する状態にない人もいるが、ちゃんと要領だけ覚えていれば、後で少し思い出すだけで効果を出すことができるであろう。

４月２９日は小顔矯正、顔面バランス矯正のセミナー。何をどうするのかは非常に興味が沸く。

うちの奥さん、アンパンマンだから覚えてやってあげようかな。




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プチシルマ

先ほど、プチシルマの営業の方が来られた。治療と並行して使われては如何でしょうと言う提案だが、もちろん断った。

ネックレスのプチシルマは義母が使ったことがあるらしく、高いものならそれなりに肩こりは解れるらしい。だが、外せば普通に肩は凝る。

我々の施術は根本原因を正して、肩こりもこりにくく、こっても軽く、回復が早くなるような健康体にするものだ。患者さんの肩を揉んで返すわけではないので、並行して使うところがない。

我々には常に、根本的にアプローチし、患者さんの健康に貢献すべく技術を磨かなくてはならない。最近（だけではないが）、その辺は師も常に一生懸命だ。

一生懸命に考えているからこそ、師にはインスピレーションがある。我々はそれを伝授され、役立たせる。その多くは、我々が逆立ちしても得られるものではないだろう。

長者は３代続かないという言い伝えがある。努力して繁栄をもたらした創業者がいて、２代目はその努力や苦労を知っているから上手く引き継ぐ。そして３代目は何の努力も苦労もなく引き継ぎ、潰してしまうという話だ。

事業で繁栄するということは、人々の役に立ち、感動を与えたからだ。そこに苦労し、努力したからだ。２代目はそれを知っている。３代目はそれを理解せずに、創業精神を無視して心ない効率化を図ったりするから、結果として潰れる。

JNTという整体技術の継承でもこの話はあり得る。いとも簡単に教われる、頼りさえすれば教えてもらえる、誰でも教えてもらえる、こんな簡単なこと・・・、何の努力も苦労もせずにいいところだけもらっておこう！などという感覚では、たとえ自分がその技術を器用に覚えても、根本を理解し感謝し謙虚な姿勢を失えば、いつか優れた技術も何の価値もなくしてしまうだろう。

師のインスピレーションの話に戻るが、それは師自身の為だけを考た結果ではない。我々を生かし、我々を通じて多くに人の健康と幸せに貢献し、共に成功への人生を歩むことを願ってのことである。

我々は生かされているのである。師の意志を汲むことすなわち、根本を理解し、感謝し、自己を他を生かせる人間に向上させることである。

それがJNTを価値あるものとして承継させられる条件である。






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他の整体院で悪化？

神栖カイロプラクティックに、他の治療院に通って全然改善しなかった患者さんが来られ、本戸先生の手によって改善された例がブログに載っていたが、そういった例は幾らでも出てくる。

本日、当院（西鎌倉カイロプラクティックセンター）に来られた女性の患者さんは、腰痛で大船にある某整体院に通った。院長先生は村上整体医学院の卒業生だ。

どんな施術をしたかというと、一生懸命に腰やお尻を揉んでくれたと言う。ところが、だんだんと症状は悪化し、今朝の通勤時、右足が上がらなくなり、転びそうになったと言う。

いよいよまずいと思い、仕事中に当院を探し当て、早退して来院された。とりあえず、施術後には腰もお尻も痛みは楽になった。症状のことは、また機会があれば書くとする。

腰が痛ければ多くの場合、起立筋は張る。張るのは必要があって張ってるケースもあるだろう。一生懸命、筋肉で骨盤や腰を保護しているのかもしれない。

それを強引に力でほぐしたり、グイグイ押しては、余計おかしなことになるのは容易に想像がつく。

あるいは、その押し圧が腰椎などの下手な矯正になってしまったら・・・。足にシビレや痛みが出てもおかしくない。これも容易に想像がつく。

こんな容易に想像がつくことを彼らは平気でやってのける。想像力が欠如しているとしか思えないのだが。

決まったほぐしの手順だけをこなしていると、チャップリンのモダンタイムスのように何の問題意識も、想像性も持たなくなるのだろうか。

私は「これは楽勝だな」と思うような症状でも、ちゃんと考えるし、よくコミュニケーションをとって、頭を捻る。同じように見えても、人はそれぞれ違うから。

「いつもと同じ」「これはこのパターンで決まり」

ある程度の法則性や、参照点を作るのは良いが、決して考えることを省略しないこと。流れ作業のように施術をこなすこともあるが、頭の中は常に問題意識を持って取り組もう。

相手は人間だから。


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