先日とある神社に出世祈願というのがあったので、「これだ！」などと思い込み、勢いで出世祈願をお願いしてきた。
ところで、出世って、私のような個人事業主が・・・と思ってしまう。辞書などではたしかに「地位が上がること」などと書かれている。現在、私は院長。法人化しても社長。名刺の肩書きはこれ以上書きようがないではないか！
しかし、よ～く考えてみた。
肩書きの問題ではないなと。中身なんだと。出世とは、より一層会社や人々の幸せ・発展に貢献していく役目を担うことでもあるんだなと。そのために、常に自己を向上させている人が出世できるんだなと。
平社員から課長へ、課長から部長へ、部長から取締役へ・・・より重責を担いながら世のため人のために貢献していることになるし、またその実績の証でもある。
私の場合の出世とは、肩書きではなく世や人々への貢献度で表せるんだなと思った。貢献度とは一体なんだろう。
１．いかに多くの患者さんを治すか。
２．いかに多くのお金を流通させるか。
３．いかに多くの寄付ができるか。
４．いかに人口を増加させるか。
５．結婚する！
ざっと、これだけ思いついた。
患者さんを治すのは当然、仕事ですから。そして自分一人というより、後進を育てて、仲間としてと、捉えてもいいかと思う。
お金の流通は、しっかり商売繁盛させて、これすなわち多くの患者さんを治していることになるわけだが、もちろん必要なお金をしっかり使っていこうということだ。いい酒をいい店で飲んだり、良い家に住んだり、趣味を楽しんだり旅行に行くことなどは心の栄養になる。もちろん、税金もしっかり払う。
寄付もまた、どうしても必要なケースはあると思う。私は基本的に寄付や募金はしない方だが、今回の東北大震災からの復興のために、決して多くは無いが寄付をさせてもらった。一億円くらいスパッと、寄付したいものだ。
人口の増加は、年金問題や景気の問題、国家としての繁栄の問題解決に寄与する。えっ？今から子供を作れってことか？ だから、結婚しないことには・・・。
子作りの話はさておいて、出世するということは、充実した人生と幸福感あふれる生活を得ることになるんだな。そんな私の周りにいる人たちも、同じく幸福感あふれる生活に巻き込んでいけるようになって、幸福が拡がればいいなと、妄想が膨らんでいく。
楽しいものだ。仕事に追われ借金の心配をするのでなく、仕事を楽しみながら経済的に繁栄していく生活は。そこには自分の笑顔のほかに、多くの人の笑顔が。笑顔を一人でも増やすことができれば、それも出世。
仏教では人生は魂の修行といわれる。多くの人の幸せに貢献し、徳のある人生を送れば、魂も出世するというものだ。
さあ、まだまだ人生は半分以上残っている、帰天するまで出世街道を歩んで行こうじゃないか。
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