南アジア某国出張中に他社の日本人駐在さんに「面白いから」と薦められて読んだ
「とろける鉄工所」1~6巻。
…面白かった。
日本に帰って早速続きの7巻を購入。 ブックオフで既刊を買い求める日々です。
私が感じるこの作品の魅力は
平凡な毎日を一生懸命に生きている人達の生活に対する作者の目線の暖かさです。
肉体労働といえば肉体労働ですが技術職でもある鉄工所の人達の生活を
実際にやったことがある作者ならではの目線だと思います。
女性陣のキャラクターの描き方がこれまた実に普通でよいです。
変に胸をデフォルメさせることがなくても表情ひとつで女性がちゃんと女性らしく描けるのが
画力なんでしょうね。
女性以外の絵は正直そんなに上手とは思えないんだけど全体としてバランスがちゃんと取れている、
不思議な絵です。
会話がすべて広島弁なのも青春時代に広島県の瀬戸田を往来していた私にとっては
懐かしくも心地よい響きでした。
こういう、平穏な日々を描いた漫画がもっとあってもいいと思うんだけど、
普通の生活をちゃんと描くって難しいジャンルなんでしょうね。
おまけの写真。 そんな漫画も読める南アジア某国でご馳走になった海老。
出張先の都市が遠洋漁業の基地にもなっているのでご奉仕価格で手に入るのだそうです。
うまかったなぁ。
土曜日にインフルエンザの予防接種を受けてきました。
家族はもっと早めに注射してきたのですが私は出張があって日程があわずに
一昨日やっと注射できたという訳です。
折りしもインフルエンザ流行の気配がニュースでやるようになっており、
ちょっと遅いもののタイミングとしてはまあまあといったところでしょう。
この注射のせいなのかどうなのか判りませんが昨日は一日腰が痛みました。
何もできないぐらいに痛かったので家事を妻にお願いしてだらだらと無為に一日を過ごしていました。
そんな昨日、一日布団の中で楽しんだ「ましろのおと」1~4巻。
津軽三味線をテーマにした作品ですがシリアス一色にしないところが作者らしくて良いです。
前作までの作者のコミカルな作風を知っているので新境地とは思うのですが、
これまで通りのコミカルな作風と画力の上がった作者の絵で描かれるシリアスな場面との
マッチングは良好なのではないかと思います。
出張帰りの一週間が終了しました。
なんか本調子出ないなぁ、と思っていたんだけど一因に時差があるんじゃないかと思い至りました。
出張先と日本との時差は3時間。
中国のように1時間の時差であれば殆ど感じることは無いのですが3時間だと結構感じ取れるのです。
こちらで朝起きる時間が5時とすればあちらはまだ深夜2時。 そのせいかとにかく午前中が眠い。
週初めには電車で3駅も寝過ごしてしまいました。
昼食の後に昼寝をすると夢を見るぐらいだったし。
1週間経ってそういったことは感じなくなってきました。
そういえば出張先で夜にすごく眠くなったのも、あれも時差だったんだなぁ。
おまけの写真。
出張先の工場で飲める現地の紅茶。 甘くて元気が出ます。
南アジア某国出張時、移動する車内から撮った街の光景。
同じ道に動物が歩く、人力車は走る、ベビータクシーは走る、おんぼろバスは走る。
通行人は平気で道路を横切る。車線は守らず我先にと割り込みをする。
壊れているのか使われていない信号機。
こんな状態で自動車に乗っていてもそりゃぁ渋滞もするってもんです。
クラクションは常にどこかで鳴りっぱなし。誰が作ったのか連続クラクションがうるささに輪をかけます。
この動画ではおまけにサイレンまで鳴っていて見ているだけでもイラっとくるでしょう。
毎日、通勤で車窓からこのカオスな光景を見るのが出張中一番辟易としたところです。
交通ルールって1個人のみで守っても全体としては何ら変わらないし、
社会の成長を待つしかないのがもどかしいところです。
今回、シンガポール航空を使用して初めて使用したシンガポール空港。
復路は5時間のトランジット待ちだったのですがそこそこ快適に過ごせました。
空港はクリスマス気分一色です。
無料のフットマッサージ。
インターネットもパスワードをもらうことで無線LANが無料でできました。 4時間までだそうです。
インターネットをやりつついただいたご当地のトーストとコーヒーのセット。 激甘でした。
南の国は甘いものが好きなんですね。
空港内にお祈りの場所があるのがご当地ならではです。
問題は免税店って高級品が中心なんで買いたいと思えるようなものがなかったってことぐらいですかね。
まぁ、これは私の懐の問題なんでシンガポール空港のせいではないですね。 残念っ
今回の出張で初めてシンガポール航空を使用しました。
これまで使った航空各社と較べても結構良かったです。
カウンターの案内や搭乗案内から始まってキャビンアテンダントの動きも良かった。
ヘッドフォンの調子が悪かったときにあっさりと交換してくれたしね。
機内に飾ってあるちょっとしたクリスマスの飾りも良いです。
機内で頼めるカクテル、シンガポールスリング。
これはいまいち私好みではありませんでした。
でも機内食はこんな感じで豪華。
ごはんとそばにパンまでついて炭水化物の波状攻撃なのはいまいちだけど、味は良かった。
上映映画もシンガポールから南アジア某国への地方便でもJapaneseのカテゴリーがあって
日本映画が見れたのは嬉しかった。
帰りに見た映画は「探偵はBARにいる」と「ツレがうつになりまして」。 どちらもとても良かった。
特にツレうつの方は号泣。 実際に鬱で苦しんだことのある人が映画作りに関わっているんでしょうね。
トイレに行って声をあげて泣く始末だった。
レンタルが出たらTSUTAYAで借りよう。