HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

桜前線のように、元気パワーを北上!

2011-04-04 23:15:49 | HASSY語録~ばりふりつぶやき~
この時期なると、ほんのり木々が蕾でピンク色に染まる二見町の音無山の桜の木々。(この季節どこでもそんな光景を見ますね)
通勤路なので、目につきます。

今朝、出勤しているとき、ハタと気付きました。

今年もこの時期ちゃんとピンク色になっています。
それを見た瞬間、驚きました。
あ、今年もちゃんと咲いてくれるんや。(当たり前なんだろうけど)
嬉しくて、そして、とても元気な気持ちになった。

大震災があろうと、なかろうと、人間界になにがあろうと、自然は、変わらないのです。
生まれていませんが、きっと戦時中だって、桜は咲きましたよ。ね?
地球上のどこかで、テロがおきようと、内戦があろうと、時がくれば風は吹いて、植物は芽吹き、季節はうつりかわり(国よっては季節はないかな?)、いつものように、変わらない。

津波はそこに命があろうと、容赦なく襲い掛かるけれど、こうして当たり前のように、春を運んできてくれます。

毎年、今年も桜咲くね~ってぐらいに思う、この音無山の桜も、今日見たときに、涙が出そうになりました。
今年もちゃんと咲いてくれてありがとうって。(実際まだ咲いていませんが…)

植物は、今年は震災だから花咲くの自粛しようか?なんて思わないのです。(笑…当たり前か)

それを見て、人は、何を想う?
素直に、綺麗って想うし、そこに集いたいと思う。
その力強い生命力を想像するだけで、元気なれる。と思いませんか?


何もなかった枝にステキな花を咲かせて、そして新緑、その間も幹内側は育ち、冬の寒さにも沈黙し耐え、そして少し成長した枝に、また花を咲かせる。

そのサイクルが当たり前なんだろうけど、スゴイことなんだと思った。


人間の成長もそんなものなんだろうな。
急ではないけれど、着実に育つ。

何があっても動じず育つ植物のように…、人間もそうならないと。

もし桜が、今年は震災もあったので、花咲くの自粛します。
となったら、きっと人間は、さらに、さらに落ち込むと思います。

だから、自然にするなら、いろんなことに自粛は不自然じゃないかと思うな。
元気であるはずの西日本が、東北のためにイベントや、いろんなことを自粛しますとなったら、きっと東北の人たちは悲しむと思います。そうじゃない?

東北を想うことは、一緒に悲しんで、本当は元気なのに元気じゃないフリをすることではない。
東北が、日本が元気なるためには、元気な人は、思いっきり元気になればいい。
経済を動かせる人は、どんどん経済を動かしてほしい。

東北では、比較的、災害の影響がなかった観光地も人がめっきりこなくなっているようです。
農産物や畜産品も風評被害で、売れなくなっています。

私たちの仲間であるふくしまバリアフリーツアーセンターさん、ゆにふりみやぎさんが悲しみながら、伝えてくれました。

ぜひ、みなさん、旅行を自粛しないで、どんどん出かけてください。
風評に流されず、東北産(福島産)のものをどんどん購入してください。
現地に行って支援できない私たちの支援方法です。

そして、少しずつ、桜前線のように北上!!
私たちの元気パワーを東北へ送らなくてはいけないのです。


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