HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

BSAM ブラインドセーリングアプリの開発のための試走

2022-06-05 23:56:08 | アクティビティ
本日は、セーラビリティ活動。


セイラビリティ三重で、BSAM(ブラインド・セーリング・アシスト・みえ))という、視覚障害者のレースのための音声ナビアプリの開発をするための実証実験。

 


鳥羽商船の学生であるタカラくんが現在産みの苦しみを味わっています。がんばれー!!
 

ということで、朝からは海上に出て、セーラビリティ所有のセイラ1号、2号(なかなかスリリング船です)をハンザディンギーと見立てて、BSAMのアプリを入れたスマホから流れる音声を頼りに、レースのコースとなる上マーク、下マーク、サイドマークというブイを回ります。
 

1回目は、ブイの位置がきちんと、指示してくましたが、自分のGPSがきちんととらえられないのか?ブイの目の前にきてるのに、音声(アプリ)では近づいてない。
2回目は、音声通りに行くが、上マークの位置が違うところに案内される…。

どうやら、海上になると、スマホの性能問題と波の関係などもあって、自分たちのGPSも各ブイのGPSもうまく取れないということが発覚。
信号の発信と、受け取のタイム間隔も開けて、再度セッティングして、今度は、陸上で試してみるものの、GPSの誤差がやはりかなりある。
 


根本がこの辺りにありそうだということで、タカラくんの宿題で持ち帰り。

2週間後あたりに再度、実証実験です。
みんなで、
こうしたらどうか?
ここが原因でないのか?
じゃあ、ちょっと試してみよう
など、あーでもない、こーでもないと話し合って、ひとつずつ問題をつぶしながらゴールを目指すのは、楽しいですね。


夏には、このアプリでブラインドセーリングのレースをするので、そこを目標に再集合だ!!


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