HASSY局長のハサカル日誌

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長HASSYが
日々のハサカル(気になる)出来事など記録していきます。

渡れなくなった宇治橋を見に行く

2009-02-07 11:30:25 | お木曳き・式年遷宮
進修小学校の講演が終わってから、センターに帰るにもなんだか中途半端になってしまったので、学校からスグそこの内宮さんへ一人お参りに行きました。
夕方です。

人も大分と少なくなっている時間ですね。

実はこの前日、宇治橋の渡り納めの日がありました。
夕方から8,000人ほどの人が一斉にお参りし、最後の宇治橋を渡る。
そのときに渡った証の木札も配られていました。
私も、行きたかったのですが、残念ながら、用事があり行くことができませんでした。

だから、渡れなくなった宇治橋初日?を見に行こうと…。


すっかり渡れなくなっていました。


宇治橋を外側から渡って左手二番目の擬宝珠(左手なので、右側通行の内宮では帰りにしかしっかり見ることはできませんが)の中には、万度麻(まんどぬさ)というお札が納められています。
これは、宇治橋の安全を祈願したお守りみたいなものですね。
20年前の宇治橋を架けたときから擬宝珠の中ですから、その正体を見れるのは、20年前と昨日だったわけです。

たくさんの人たちが20年もの歳月その前を通っているのですけど…。
その中にお札が…ってことで、その擬宝珠を触っている人をよく見かけましたね。

渡れなくなった初日の午前中にこのお札を下げる万度麻奉下式(まんどぬさほうげしき)という儀式をおこなわれ、そこから宇治橋の解体が始まるのです。

もちろん、私が行った夕方はすでにその儀式は終わっており、その万度麻と擬宝珠が取り除かれた跡には、白い布がかけられておりました。


他のところは何もされていないけれど、この擬宝珠跡だけ白い布がかけられていました


万度麻が抜かれた宇治橋は、すっかり普通の橋として、解体もすでに始まり、ほとんどの擬宝珠が取り除かれたり、宇治橋の上を軽トラが走っていたり、いそいそとその作業が進められていました。

 
う、宇治橋に軽トラ通るなんって…。あまり見ない光景です。

 
神宮工作所の方々ですよね?若いお兄さんたち、一日作業お疲れ様です。
このお兄さんたちが、遷宮における建造物ノウハウを受け継ぎ、20年後は仕切っていくのでしょうね。



なんだか少し寂しい気がしますが、新しい宇治橋が出来上がるのも楽しみでもあります。




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