さて、やっとこさでレポートの本題に入ります。(前置き長かった?)
パーク&バスライド体験の本当の目的である「内宮前の身体障害者駐車場に誰が停めているかリサーチ」。
内宮遥拝後、内宮向かって左手にある駐車場。
ここだけで、約100台は停められるスペースがあります。
しかし、ココにたどり着くためには浦田の交差点で警察に「通行許可証」を提示しなければ通れません。
年末、警察に問合せた時も「車イスマーク」、「駐車禁止除外指定証」、「障害者手帳」を提示しても通らせてもらえません。の一点張りでした。
そして駐車場に行ってみてビックリ。
ガラガラです。
浦田の駐車場、五十鈴川河川敷は満車状態ですが、
ここはガラガラ。
おはらい町、内宮でもチェアーウォーカーや歩行困難そうな高齢者もたくさん見かけましたが、おそらくその方々みんなが停めていたとは思えません。
駐車場に停めてある車を調べていたら、「通行許可証」を提示していのは数台(一桁台)でした。
他は、何も提示していない車が20台ぐらい?
そして何も提示していない車よりも少ない10台前後ぐらいが、「車椅子マーク」や「駐車禁止除外指定」を提示していました。
しばらくそこにいるだけでも、何台か車が入ってきたので昔取った杵柄(雑誌編集時代)、飛び込みで体当たりヒアリングを開始しました。
もちろん、名刺を渡して、何のためにリサーチしているかと、きちんと説明させてもらいながら。
結果は以下
①高齢者たち7~8名グループ 全員歩行可(姫路ナンバー)
浦田の交差点では、障害者手帳(みなさん歩いていたので、等級的には重くないと思いますが)を提示して通らせてもらった。高齢者が多いので、遠くに車を停めるのは困るので…。
②車椅子の父(60歳代)と息子さん(20~30歳代)(三河ナンバー)
浦田の交差点では車に貼ってある車椅子マークを見せて通らせてもらった。「身体障害者の方のための駐車場案内が無くて迷った」とのこと。浦田の交差点を越えてからしか身体障害者駐車場の看板がなく、それでは意味が無いので、もっと事前にお知らせしてほしい。
③50~60歳代の夫婦。奥さんが車椅子(大阪ナンバー)
道案内の通りに行ったら、パーク&バスライド(サンアリーナ)まで行った。そこで車椅子でバスに乗れないことがわかり、参拝は諦めようとしたところ、そこにいたガードマンが内宮まで誘導するからということで、連れてきてもらった。浦田交差点もガードマンの配慮でクリア。
④95歳のおばあさん(車椅子)を連れた息子さん夫婦(60歳代)とその娘さん(浜松ナンバー)
昨年の参拝のときに内宮前に身体障害者用の駐車場が用意してあることを知らずに、遠いところに停めて、大変な目にあった。その時に警察の方に身体障害者用の駐車場のことを教えてもらい「来年からは近くに停めてください」といわれ、今年はそれを実行。浦田交差点では障害者手帳を見せてクリア。自動車道の伊勢西インターでは降りられなかったので、次のインターで降りました。自分たちは昨年の教訓を生かしたわけだけど、ここに駐車場が用意されているのは誰も知らないのでは?「通行許可証?」は知りませんでした。
⑤歩行可能な脳性麻痺の息子さん(20歳ぐらい?)を連れたご家族6~7名(岐阜ナンバー)
手帳を忘れたけど、浦田交差点で交渉。はじめは若い警察官で、許可を得られず、近くに一旦停めて、歩行困難者をおろしてから、遠くの駐車場に停めてくださいと言われたが、年配の警察官がOKしてくれ、通過できた。
身体障害者用の駐車場があることは、駐車場の方に聞いた。
以上です。
みなさん快く、ヒアリングにお答えいただきありがとうございました。
結論からして
1.一番必要な人のところへ情報が届いていない。案内不足。
2.身体障害者であっても本当は浦田交差点で「通行許可証」が必要だったことは誰も知らなかった(パーク&バスライドの関係者でさえも)。その案内はなかった。どのグループもそれらを持っていなかった。
3.現場は担当者によって、対応が違った。(本当に歩行困難な方も拒否されていていた可能性もあります)
4.大抵のグループが無駄足(サンアリーナや浦田周辺の駐車場で一旦身体障害者の駐車場の場所を聞いてからきている)を踏んでいる。
まだまだ分析できることありそうですが、それは追々。
ただ、これら問題はシステムが始まってから、続いていたことなのでは?と予測できます。
もっと早くから現場の声を聞いておけば、ここまで経ってからの問題提起にならなかったかもしれません。
いや、おそらく、絶対これらの問題は毎年現場であがっていたはずです。
観光客からのクレームとして届いていたはずです。
それらの声が一体どこへ行ってしまっていたのでしょうか?
ヒアリングした方たちの浦田交差点のクリア方法を聞けば、もしかするとなんらかの言い訳をして停める必要が無い人たちも、交渉して通れてしまっていたのかもしれません。
年末の警察への問合せの際、そんなことは絶対ありませんと言っておりましたが、現場はやはりそうでないわけなんです。
逆にもし本当にそれらが実行されていたならば、歩行困難な観光客は一台たりとも、この駐車場にたどり着くことができなかったわけですよね。
臨機応変の対応をしてくれたこそ、ヒアリングした方たちは無事内宮に近い駐車場に停めることが出来たのでしょう。
やはり、事件もとい、問題は現場で起きているのです。
来年からこれらの課題を解決するため、本当に必要な人たちが駐車できるようにするには、さらなる観光客へのリサーチや現場誘導するスタッフたちの意見も聞いていかなければならないと思います。
年末年始神宮参拝された方、伊勢志摩にいらっしゃった方でこれらの、通行規制方式の良い点、悪い点ご意見などありましたら、センターまでご連絡ください。
参考にさせていただきます。
前レポートを読む勝手にレポート5 パーク&バスライドで内宮 内宮さんは…
つづく勝手にレポート7 パーク&バスライドで内宮 帰ります
パーク&バスライド体験の本当の目的である「内宮前の身体障害者駐車場に誰が停めているかリサーチ」。
内宮遥拝後、内宮向かって左手にある駐車場。
ここだけで、約100台は停められるスペースがあります。
しかし、ココにたどり着くためには浦田の交差点で警察に「通行許可証」を提示しなければ通れません。
年末、警察に問合せた時も「車イスマーク」、「駐車禁止除外指定証」、「障害者手帳」を提示しても通らせてもらえません。の一点張りでした。
そして駐車場に行ってみてビックリ。
ガラガラです。
浦田の駐車場、五十鈴川河川敷は満車状態ですが、
ここはガラガラ。
おはらい町、内宮でもチェアーウォーカーや歩行困難そうな高齢者もたくさん見かけましたが、おそらくその方々みんなが停めていたとは思えません。
駐車場に停めてある車を調べていたら、「通行許可証」を提示していのは数台(一桁台)でした。
他は、何も提示していない車が20台ぐらい?
そして何も提示していない車よりも少ない10台前後ぐらいが、「車椅子マーク」や「駐車禁止除外指定」を提示していました。
しばらくそこにいるだけでも、何台か車が入ってきたので昔取った杵柄(雑誌編集時代)、飛び込みで体当たりヒアリングを開始しました。
もちろん、名刺を渡して、何のためにリサーチしているかと、きちんと説明させてもらいながら。
結果は以下
①高齢者たち7~8名グループ 全員歩行可(姫路ナンバー)
浦田の交差点では、障害者手帳(みなさん歩いていたので、等級的には重くないと思いますが)を提示して通らせてもらった。高齢者が多いので、遠くに車を停めるのは困るので…。
②車椅子の父(60歳代)と息子さん(20~30歳代)(三河ナンバー)
浦田の交差点では車に貼ってある車椅子マークを見せて通らせてもらった。「身体障害者の方のための駐車場案内が無くて迷った」とのこと。浦田の交差点を越えてからしか身体障害者駐車場の看板がなく、それでは意味が無いので、もっと事前にお知らせしてほしい。
③50~60歳代の夫婦。奥さんが車椅子(大阪ナンバー)
道案内の通りに行ったら、パーク&バスライド(サンアリーナ)まで行った。そこで車椅子でバスに乗れないことがわかり、参拝は諦めようとしたところ、そこにいたガードマンが内宮まで誘導するからということで、連れてきてもらった。浦田交差点もガードマンの配慮でクリア。
④95歳のおばあさん(車椅子)を連れた息子さん夫婦(60歳代)とその娘さん(浜松ナンバー)
昨年の参拝のときに内宮前に身体障害者用の駐車場が用意してあることを知らずに、遠いところに停めて、大変な目にあった。その時に警察の方に身体障害者用の駐車場のことを教えてもらい「来年からは近くに停めてください」といわれ、今年はそれを実行。浦田交差点では障害者手帳を見せてクリア。自動車道の伊勢西インターでは降りられなかったので、次のインターで降りました。自分たちは昨年の教訓を生かしたわけだけど、ここに駐車場が用意されているのは誰も知らないのでは?「通行許可証?」は知りませんでした。
⑤歩行可能な脳性麻痺の息子さん(20歳ぐらい?)を連れたご家族6~7名(岐阜ナンバー)
手帳を忘れたけど、浦田交差点で交渉。はじめは若い警察官で、許可を得られず、近くに一旦停めて、歩行困難者をおろしてから、遠くの駐車場に停めてくださいと言われたが、年配の警察官がOKしてくれ、通過できた。
身体障害者用の駐車場があることは、駐車場の方に聞いた。
以上です。
みなさん快く、ヒアリングにお答えいただきありがとうございました。
結論からして
1.一番必要な人のところへ情報が届いていない。案内不足。
2.身体障害者であっても本当は浦田交差点で「通行許可証」が必要だったことは誰も知らなかった(パーク&バスライドの関係者でさえも)。その案内はなかった。どのグループもそれらを持っていなかった。
3.現場は担当者によって、対応が違った。(本当に歩行困難な方も拒否されていていた可能性もあります)
4.大抵のグループが無駄足(サンアリーナや浦田周辺の駐車場で一旦身体障害者の駐車場の場所を聞いてからきている)を踏んでいる。
まだまだ分析できることありそうですが、それは追々。
ただ、これら問題はシステムが始まってから、続いていたことなのでは?と予測できます。
もっと早くから現場の声を聞いておけば、ここまで経ってからの問題提起にならなかったかもしれません。
いや、おそらく、絶対これらの問題は毎年現場であがっていたはずです。
観光客からのクレームとして届いていたはずです。
それらの声が一体どこへ行ってしまっていたのでしょうか?
ヒアリングした方たちの浦田交差点のクリア方法を聞けば、もしかするとなんらかの言い訳をして停める必要が無い人たちも、交渉して通れてしまっていたのかもしれません。
年末の警察への問合せの際、そんなことは絶対ありませんと言っておりましたが、現場はやはりそうでないわけなんです。
逆にもし本当にそれらが実行されていたならば、歩行困難な観光客は一台たりとも、この駐車場にたどり着くことができなかったわけですよね。
臨機応変の対応をしてくれたこそ、ヒアリングした方たちは無事内宮に近い駐車場に停めることが出来たのでしょう。
やはり、事件もとい、問題は現場で起きているのです。
来年からこれらの課題を解決するため、本当に必要な人たちが駐車できるようにするには、さらなる観光客へのリサーチや現場誘導するスタッフたちの意見も聞いていかなければならないと思います。
年末年始神宮参拝された方、伊勢志摩にいらっしゃった方でこれらの、通行規制方式の良い点、悪い点ご意見などありましたら、センターまでご連絡ください。
参考にさせていただきます。
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