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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【臨時情報】中国空母(遼寧・山東)2隻同時に太平洋上展開,改めて認識する海上自衛隊の抑止力

2025-06-11 07:00:04 | 防衛・安全保障
■DDH増強を
 将来の太平洋正面からの空母脅威へ対処すべく太平洋側の防衛強化の必要性を北大路機関が提唱して間もなく20年となりますが。

 太平洋上において中国海軍航空母艦2隻が同時航行するという過去にない状況が発生しています。現在の中国海軍には001型空母遼寧、002型空母山東、公試中の003型空母福建が運用されており、単純な意味での行動可能性という観点からは有得た状況なのですが、実際にせいきしますと、具体的な安全保障上のリスクとして受け止める状況です。

 003型航空母艦を除けば、ニミッツ級空母と比較した場合、大きな空母ではない、こういう批判があるかもしれませんが、それは比較対象がニミッツ級であった場合という前提が附き、そもそも戦闘機さえ保有していない空軍が存在するわけですので、遼寧だけでもそのプレゼンスは無視できるものではありません、相応の抑止力が必要となります。

 DDHヘリコプター搭載護衛艦の増強を、やはり真剣に検討すべきではないか。中国空母に対するプレゼンスといえばアメリカ海軍が思い浮びますが、現実問題としてアメリカは1940年代を最後に空母同士のプレゼンス対峙という経験がありません、それは今回の中国海軍空母の行動に対するアメリカ海軍の動向を視れば端的に見て取れるでしょう。

 DDHはDDよりは多くの乗員を必要としますが、現状のまま限られたDDHに高い稼働率など負担が集中するよりは、DDHそのものを増強し一隻当たりの負担、訓練時間などを確保する利点が大きいでしょう。実際問題、一時期の南西方面への異常航空運用のように、日本が対応策を麹威嚇の効果がなくなれば一過性の行動として収斂します。

 4個護衛隊群を3個水上隊群へ改編するならば、当面は6隻、採取的にはぞうせいするイージス艦に併せて9隻体制を確立するよう時間をかけて整備してゆけば、特に日本のDDHは第五世代戦闘機であるF-35Bの発着が可能という時点で充分なポテンシャルを有する為、中国海軍の海上封鎖や妨害などの緊張増大行動を抑止する事は可能でしょう。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
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