北大路機関

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【京都発幕間旅情】踊り子号-E-257系2000番台,伊豆と東京結ぶ現代の観光&ビジネス特急

2021-12-12 18:28:01 | コラム
■懐かしの185系継ぐ新鋭特急
 最近もまだまだ自由気ままな列車旅と云う訳には参りませんが混雑を回避できるならば特急は有難い。

 E-257系2000番台電車。E-257系特急電車そのものは中央線特急として馴染んでいるのですが、乗車の機会はと問われますと中々、京都まで走っているわけではありませんし、新宿で見かける車両、という印象のものです。東京から山梨、沿線に住まないと縁がない。

 踊り子号のE-257系は懐かしいとさえいえるセドリックライタイプの185系特急が老朽化により現役を引退することとなりまして、E-257系を改造し2000番台として投入されているものです、185系はCOVID-19国内第一波の最中に引退、ちょっと残念に思いましたね。

 ビジネス特急らしくシートはそれほどクッション性を重視しておらず、車内にカーペットというわけでもありません。ただ、リクライニングは平均的ながら、普通列車のグリーン車なみ、これが現代の快適さ、という考えなのかもしれませんね。空いていて快適でした。

 JR東日本は特急電車の全席指定化を進めています。自由席の方が空いている場所に乗りこめますし最悪デッキでもよい、もちろん指定席料金よりも安価というのも魅力なのですが、混雑即ち感染リスクという昨今では、柔軟に移動できる自由席は一つのサービスとおもう。

 2019年から投入されているのですが、踊り子号そのものは東海道本線を利用する際にお世話になり、今回初乗車というご縁がありましたかたちでして。写真の通り、COVID-19にて伊豆観光なんてもってのほか、という機運でしょうか、東京行車内でも閑散としている。

 指定席。考えてみますと、これも一種の運賃確保手段と云えまして、特急料金はキロ毎に金額が決まっていますが、指定席については指定席料金はこの限りではありません。もっとも考え過ぎと指摘されるかもしれませんが、高すぎると客離れに繋がるようで危惧する。

 サフィール踊り子号という観光特急もありまして、カフェテリアも設置され、もっとも2020年5月よりCOVID-19影響によりカフェテリアは休止されているようですが、こちらは観光特急として運用されています。ただ、一人旅にはこちらが気楽ようにも思うのですが。

 伊豆半島と東京を結ぶ特急、特急あまぎ、特急いこい、特急伊豆、特急いでゆ、特急オリンピア、特急おくいず。歴史を俯瞰しますと様々なと旧が在りましたが、現在は踊り子号に統合されています。画一というのはつまらないものですが、これも時代なのでしょうね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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