■榛名さんの総監部グルメ日誌
広島は楽しい、そして奥深い、更に加えて美味しい。歴史は深く現代史の舞台でもあり加えて我が国防衛の要衝でもあるのですからね。
広島駅、呉基地へ向かう呉線の始発駅であるとともに、山陽新幹線広島駅が在来線とを結んでいます。前に普通列車にて福山から呉線を尾道と広を経由し呉へ汽車旅と楽しんだのですが、読書は進んだものの普通列車はなかなか進まず、案外時間要したのを思い出す。
呉線と山陽本線は海田市を経由していまして、呉地方総監部とは別に海田市には第13旅団司令部が置かれています、そして駐屯地は旧陸軍海田市飛行場跡地にあり、広島は第二次大戦中、第二総軍司令部に中国軍管区司令部、船舶工兵司令部も置かれまさに軍都という。
総監部グルメ日誌、さて今回のお店は広島駅です。広島駅といいましても駅蕎麦でささっと頂くようなものではなく、広島駅はグルメの駅でもあるのですよね。もっともその中枢であった旧駅ビルは現在解体工事中となっていますけれども、こちらは新幹線口の方です。
名物とは。さて自衛隊関連行事はじめ広島にて所用を済ませますと、新幹線で素早く帰路に就きたいところですが、しかし広島には城郭はじめ魅力ある名所旧跡が多い、都合目一杯散策しますと、それはもうそろそろ新幹線がカンバンです、となります。だから早めに。
牡蠣を注文しまして、なにしろ広島といえば江田島基地も呉基地も牡蠣筏が多数遊弋していまして、今度万一の際にはこちらが囮になってくれるのではというほどに、フネが七分に海が三分、という海の色が見えない状況、その海の恵みを頂きつつ、本命を待つのです。
自衛隊関連行事、自慢ではありませんが道を間違えるときにはとことん妙な方向に行ってしまう当方は、さて時間の厳守の際にはタクシーを利用します、するとやはり情報収集となるのですが、驚いたのは広島のアナゴ文化、いや駅弁でアナゴ弁当はわたしも大好き。
しかし、アナゴといいますと天麩羅という江戸文化は西国の一等地には及んでいないようでして、そもそもアナゴというより穴子と制式に発音したいほどに、広島の穴子文化は洗練されています。駅ナカグルメでこの雰囲気なのですから、京都駅並といえるでしょう。
ブラックボックスがやってきました。しかしこのブラックボックスはF-15イーグル戦闘機に搭載してもだめです、やったことはありませんが岩国航空基地のF/A-18Eスーパーホーネットでも同じです。F-35BライトニングⅡも試すつもりはない、人間用のボックスだ。
御重を開帳しますと、こう。穴子といいますと、こうタレにつけ込んで焼き上げるのは日常の楽しみではありますが、穴子重としまして広島ではお重で頂くのですね。タクシーで情報収集した際、京都に穴子重はない、と驚くと逆に驚かれたほど、東京にも多分ない。
穴子は肉厚で、しかし何かと似ているといいますか、鰻の鰻重と一見して似ているのですけれども、さっぱりとしていまして、香りと雰囲気と、驚くご馳走に仕上がっていました。箸で摘める切り込みがありまして、のりの雰囲気とともに、こう、一つ含むと、なるほど。
穴子はそれほど乱獲されていないようでして、迫力はあるのですがお値段はお手頃です。広島らしさ、というところでしょうか。タレをおいたしおいたし、京都といいますか瀬戸内の少し甘口のタレをすこし掛け、頂いてゆきます。牡蠣と穴子、これぞ広島の美味しさ。
酔心、お店はこういう暖簾となっています。時節柄、酒杯を傾ける風情は遠き思い出のようになってしまいましたが、山陽新幹線の真下に位置しているのですが、聞けば本店とともに広島駅を含め支店が二つほどある、駅中でこれほど良い、次は本店に行ってみよう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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広島は楽しい、そして奥深い、更に加えて美味しい。歴史は深く現代史の舞台でもあり加えて我が国防衛の要衝でもあるのですからね。
広島駅、呉基地へ向かう呉線の始発駅であるとともに、山陽新幹線広島駅が在来線とを結んでいます。前に普通列車にて福山から呉線を尾道と広を経由し呉へ汽車旅と楽しんだのですが、読書は進んだものの普通列車はなかなか進まず、案外時間要したのを思い出す。
呉線と山陽本線は海田市を経由していまして、呉地方総監部とは別に海田市には第13旅団司令部が置かれています、そして駐屯地は旧陸軍海田市飛行場跡地にあり、広島は第二次大戦中、第二総軍司令部に中国軍管区司令部、船舶工兵司令部も置かれまさに軍都という。
総監部グルメ日誌、さて今回のお店は広島駅です。広島駅といいましても駅蕎麦でささっと頂くようなものではなく、広島駅はグルメの駅でもあるのですよね。もっともその中枢であった旧駅ビルは現在解体工事中となっていますけれども、こちらは新幹線口の方です。
名物とは。さて自衛隊関連行事はじめ広島にて所用を済ませますと、新幹線で素早く帰路に就きたいところですが、しかし広島には城郭はじめ魅力ある名所旧跡が多い、都合目一杯散策しますと、それはもうそろそろ新幹線がカンバンです、となります。だから早めに。
牡蠣を注文しまして、なにしろ広島といえば江田島基地も呉基地も牡蠣筏が多数遊弋していまして、今度万一の際にはこちらが囮になってくれるのではというほどに、フネが七分に海が三分、という海の色が見えない状況、その海の恵みを頂きつつ、本命を待つのです。
自衛隊関連行事、自慢ではありませんが道を間違えるときにはとことん妙な方向に行ってしまう当方は、さて時間の厳守の際にはタクシーを利用します、するとやはり情報収集となるのですが、驚いたのは広島のアナゴ文化、いや駅弁でアナゴ弁当はわたしも大好き。
しかし、アナゴといいますと天麩羅という江戸文化は西国の一等地には及んでいないようでして、そもそもアナゴというより穴子と制式に発音したいほどに、広島の穴子文化は洗練されています。駅ナカグルメでこの雰囲気なのですから、京都駅並といえるでしょう。
ブラックボックスがやってきました。しかしこのブラックボックスはF-15イーグル戦闘機に搭載してもだめです、やったことはありませんが岩国航空基地のF/A-18Eスーパーホーネットでも同じです。F-35BライトニングⅡも試すつもりはない、人間用のボックスだ。
御重を開帳しますと、こう。穴子といいますと、こうタレにつけ込んで焼き上げるのは日常の楽しみではありますが、穴子重としまして広島ではお重で頂くのですね。タクシーで情報収集した際、京都に穴子重はない、と驚くと逆に驚かれたほど、東京にも多分ない。
穴子は肉厚で、しかし何かと似ているといいますか、鰻の鰻重と一見して似ているのですけれども、さっぱりとしていまして、香りと雰囲気と、驚くご馳走に仕上がっていました。箸で摘める切り込みがありまして、のりの雰囲気とともに、こう、一つ含むと、なるほど。
穴子はそれほど乱獲されていないようでして、迫力はあるのですがお値段はお手頃です。広島らしさ、というところでしょうか。タレをおいたしおいたし、京都といいますか瀬戸内の少し甘口のタレをすこし掛け、頂いてゆきます。牡蠣と穴子、これぞ広島の美味しさ。
酔心、お店はこういう暖簾となっています。時節柄、酒杯を傾ける風情は遠き思い出のようになってしまいましたが、山陽新幹線の真下に位置しているのですが、聞けば本店とともに広島駅を含め支店が二つほどある、駅中でこれほど良い、次は本店に行ってみよう。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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