北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

平成21年度護衛艦の命名・進水式三菱重工業長崎造船所にて10月17日挙行

2012-10-02 23:21:14 | 海上自衛隊 催事

◆2246号艦、あきづき型護衛艦基準排水量5100t

 防衛省によれば来たる平成24年10月17日、平成21年度護衛艦の命名式・進水式が行われるとのこと。来年は建造進む平成22年度護衛艦、いよいよ22DDHの進水式となりますね。

Aimg_6738 式典は三菱重工長崎造船所において17日の1037時から1055時に実施され、式典執行者として佐世保地方総監の吉田正紀海将があたります。平成21年度予算では、あきづき型護衛艦二隻の建造が盛り込まれ、今回進水式を迎えるのは2246号艦で三番艦です。先日8月22日に先に四番艦ふゆづき、が三井造船玉野事業所にて進水式を迎えていまして、これにて四隻が揃うことになる。

Aimg_11120 写真は昨年八月に撮影した建造中の護衛艦あきづき、一番艦あきづき、二番艦てるづき、はともに三菱重工長崎造船所にて建造されています。一番艦二番艦は基準排水量5000tと公表されていますが、三番艦四番艦は5100tと公表されていまして、旧海軍の防空駆逐艦秋月型の艦名何れかを引き継ぐとおもわれます。よいづき、すずつき、あたりになるのかも。

Aimg_2940 あきづき型護衛艦は四隻を以て建造終了し、平成23年度に3000t程度の中型艦が建造される、と当初目されていましたが、撤回され延期となり平成25年度防衛予算概算要求に5000t型護衛艦として建造費723億円が要求されています。平成21年度護衛艦の建造費は一隻当たり726億円となっていますので、一頃あきづき型の簡略型とみられた艦も結果として後期艦、となるのでしょうか。

北大路機関:はるな

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コメント (1)
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