goo blog サービス終了のお知らせ 

北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-出町柳,映画館で頂くハイボールは映画を語りたくなる風味

2025-05-05 18:10:19 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 映画館は減っているというこの時代に京都には真如堂という日本で最初に映画撮影を行た映画の聖地が有ったりする、此処はその近く。

 映画館を護るためには映画館に通う他ない、これは先日NHKの海外ドキュメンタリーとして放映されていました、“カナダの杜の中の映画館”という、田舎にある手作りの、しかしかなり規模の大きなカナダの一つの名所となっている映画館の話題で。

 ハイボールで乾杯、映画館の話題で一杯やった、というところと思われるかもしれませんが、ここ、映画について語る酒場という二はちょっとお勧めできるかもしれないところで、何故かというと、ここが映画館なのです、場所は出町柳商店街の。

 出町座という映画館の中に、こうしたBARのようなカフェのようなところがあって、映画館らしくチケット券売機で飲み物やつまむものを注文して、スクリーンの前でも頂けるのですが、映画を観ずにお酒だけ頂く事も出来る、そんな場所でして。

 たまこまーけっと、京都アニメーションの作品の舞台ともなりました出町柳商店街は、観光がよく注目される京都市内にあって、観光客は、居るのかもしれないけれども観光ルートから外れていて、映画と昔ながらの商店街と、後は古本とかがガンバている。

 懐古趣味と言われたらそれまでですが、古い映画、特にいまだとCGで片づけてしまうようなところを、海の映像は会場の、資料映像の様なものを含めて撮影とか、街角でもなんとか場所を確保して撮影しているような、そういう映画の方が好きで。

 出町座という映画館は、これ出来たの案外最近なのですが、この界隈ではほとんど唯一の映画館で、しかも大手配給会社では上映しないような、ちょっと貴重な作品渡河を上映している、京都の映画文化には重要な場所だ、日本映画発祥の地からも最寄り。

 映画館で観たい作品というのは実際、多い、ただ、映画館が提供するすべての映画を、という訳にはちょっと趣味が合わない、そういう場合に映画館を支えるには、こうしたBARというかお酒の頂けるカフェというか、そういう場所で支える道があっていい。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-大宮通,イチゴとトマトは今宮神社近くのワインBAR

2025-05-04 18:19:30 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 京都は北大路大宮から少し上ったあたり。

 今宮祭、今宮神社の門前町、といいますと北大路通に大鳥居がありますし、その先に楼門がありますし、もともとの今宮社が船岡山の山頂にあったことを考えると北大路通沿いなのかもしれませんけれども。

 大宮通、門前町というには意見があるかもしれませんが、今宮通りはむしろこのあたりを北大路駅まで続いていまして、大宮通は広場が出来たり、頑張っていて、今回の話題は今宮通りと大宮通の十字路ちかく。

 ブドウ酒場ケンちゃん、この二年ほど頑張っている居酒屋さんで換気はよく、しかし奥の座席もあり、なにより1500時から営業している気軽なお店、ちょっと強いお酒を呷るさいにお薦めできる。

 イチゴのクリームチーズトマトソースを肴に。なんじゃいそれ、と驚かれるかもしれないけれども、イチゴとトマトのマリアージュ、甘いのか酸っぱいのか醍醐味なのか、これ意外と酒の肴に合うとおもった。

 梅酒ソーダとイチゴの、春らしいと云うか、考えると梅酒は梅の実だからまだ季節はやどりというか、そんな感じですけれど、梅の酸味とトマトの酸味とイチゴの甘酸っぱさと、もう複雑な、これが肴だ。

 タンカレーのジン、ケネディ大統領が愛したというジンをロックで。北大路機関は、こういうところで執筆、ばかりしているわけではないのですけれども、POMERAを開いて執筆しつつジンを頂き。

 レバーペースト、もうひとつ、肴は定番のものを頂くこととしました。これ、案外手間がかかっていて、バゲットをカリカリになるまでオーブンで焼き上げて、そこにレバーペーストを塗ってナッツとかを。

 ジンには、レバーの苦みのような生臭さのような、要するに子供の頃に苦手だったようなものを美味しく頂けるようなものが、何故かよく合うとおもう、生まれて初めてジンを頂いたのがこのあたりだから、ね。

 大宮通、北大路大宮から北山大宮まで、ちょっと小技の利いたお店が散在していまして、むかしながらの商店街の延長がある、コンビニが消えて本屋も大分前に無くなり駄菓子屋はイタリアンになったけど、元気です。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-長浜,六瓢箪に七本槍と地酒で愉しむ北陸本線基点駅の城下町

2025-05-03 14:40:41 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 滋賀県長浜市は湖北の美しい城下町であるとともにかつては水運で栄え続いて北陸本線の基点駅として栄え今に至ります。

 居酒屋さん、もう少し近ければ通えるのになあというお店や、勢いで電車待ちの最中に入ったので良く覚えていないお店、というのは案外あります、はるなさんの総監部グルメ日誌は、お店を紹介するとともに個人的な備忘録でもある。

 長浜市、この長浜城城下町、城下町だったのは豊臣秀吉が羽柴秀吉だったころの話で、江戸時代には此処は彦根藩の一部となっていたという話はさて置き、ここのアーケード街、黒壁通りの一角に御通しだけで結構お酒が進む店があった。

 ブラックニッカを、・・・嗚呼何故だろう、ブラック日課と誤変換されてしまったぞ、ブラックニッカをとF7キーで、ロックで頂くと共に、けっこうな御通しはそのぶん他のお店の御通しよりも数百円高いのだけれども、それだけでお酒がすすむ。

 ソーダ割りでもう一杯。トンタンスモークときゃらぶきとダイコン肉そぼろに玉子焼きと南蛮漬け、あと枝豆若干、枝豆若干を含めなくとも、御通しだけで五品ありますと、もうかぱかぱお酒は進むというのは、ご理解いただけるだろうか。

 酒がすすむと御通しの次は鮭、酒と鮭、しゃれではない。しゃれかもしれない、確か漫画の“ワカコ酒”第一巻が鮭でお酒を呑んでいたのを、ウィスキーに杯飲んで突発的に思い出したののだとおもう。鮭の皮を肴にするかご飯のおともにするかとかいう。

 七本槍、という長浜市木之元町の地酒をお供に。驚いたのは木之本、北陸本線で長浜からもう少し北上したところにある、甘いお酒なのだけれど、なによりあの木之本まで長浜市だったということ、長浜市の市域はおもったよりもひろいのか。

 鮭ハラミの西京焼き、小ぶりな切り身が幾つも行儀よく並んでいて、こういうのは清酒にあうというのは皆さんご承知いただけるだろう、大きな鮭だと冷めにくいが、小ぶりだと一つ一つさっさといけるので冷める前に食べ切れる、というような。

 六瓢箪、こちらは長浜市榎本町のお酒、地酒は滋賀県内のものを中心に数種類あるのだけれども、やはり地酒の中でも同じ長浜市のお酒を選んで呑みたい、なぜなら蒲生町とか湖南市のお酒よりも100円から200円やすかったから。

 旬、こういうお店は昼から営業しているのでありがたい、という話題なのですが、梅の季節にこの長浜を訪問しましたならば、営業形態が変わっていて、なにかテイクアウト専門のようになっていた、夜は居酒屋営業しているのだろうか。

 大通寺、長浜市は古刹が幾つかありまして、この旬さんもこの山門の直ぐ近くに並んでいました。なかなか行けないうちに久しぶりに言っていると営業形態が変わっていたり移転していたり、もう少し厳しい現実もある、一期一会、いや旅を重ねたいものです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-滋賀,スタンドは彦根にもある!琵琶湖ハイボールと串揚げで乾杯!

2025-05-01 14:11:03 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 連休こそ昼酒を愉しみたいというか嗜みたい。

 スタンド、この名前を聞くと、やはり阪急河原町駅前の新京極通りにあるスタンドを思い出します、昔は有名な大人の映画館があって、修学旅行生が間違えて近づかないように地回りが精いっぱいの笑顔で頑張っていた。

 旭町スタンド、どこの旭町かといいますと、JR彦根駅前、国宝彦根城へ向かうアーケード街に佇んでいる居酒屋さんで、先ずは琵琶湖ハイボール、謎の青っぽいハイボール、滋賀県と云えば、これがあればとりあえず呑んでいる感じ。

 彦根は、城郭とちょっとした商店街と観光客向けのキャッスルロード、ちょっと歩いてみると、城郭を中心にテーマパークの様な、しかし古刹もあるし、地方都市然としたさびれたたたずまいも古いスーパーの風格もあって。

 長いも短冊を注文します、これ、店によっては短冊といいつつ細いのや太いの、卵を載せるか酢醤油とか別のたれがかかるか、個性があるものですし、直ぐ供されるものですから、よく注文してしまう品物であったりする。

 ショウガ揚げとブタの串カツ、さっぱりした紅ショウガと、脂っぽいけれどもこればかりは一生食べられるように健康を気遣いたいというブタの串揚げ、このスタンドは文字通り立ち飲みの気分を活かしていて、肘をもたれて頂く。

 ハイボールとともに、ゆっくりと楽しむ。こういうのも、新快速、彦根には30分に位本しか来ない、野洲で新快速の半分は終点となるので。このまち時間、一杯やっていると、愉しんで新快速を待てる、これがお酒と時間の醍醐味と思う。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-呉,呉基地から黒ビールとウィスキーは牡蠣とステーキと聞こえる雑談話を肴に

2025-04-29 14:40:01 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 毎回総監部とは全然離れたお店ばかりじゃないかと評判の”榛名さんの総監部グルメ日誌”ですが今回は呉地方総監部から徒歩圏内というか呉基地最寄駅前の話題を。

 呉基地、呉市、広島県の海上防衛の一大拠点で有ると共に、イージス艦の整備施設が無い為にイージス艦は一隻も配備されていないものの、海上自衛隊の輸送艦が全て配備され、また第四護衛隊群や第一潜水隊群という艦艇が多数母港としている基地です。

 軍港めぐり遊覧船、と勇躍船着き場に乗り込みたいのですが、さすがにもうこの日は夕方でしたので、歩ける範囲内で散策しまして、そして最後に見えましたのは輸送艦くにさき、そして江田島と呉市を結ぶフェリー、こういう情景が呉市の日常なのだ。

 上陸ビール、こういう伝統は平成の時代は健在でしたが令和の時代はどうなのでしょうか、今回紹介するのは、いきなりくろビールかよ、と思われるかもしれませんが、呉駅と鉄のくじら館を結ぶ立体通路の隣にあります、気になっていたお店をひとつ。

 山城屋、時代劇ですと悪い商家の名前で風評被害に遭いそうですが、戦艦山城を知っていますと、特に艦これで知っていますと、性格が後ろ向きの山城は三番砲塔が後ろ向きなので前向きの扶桑と識別点になる、という事で有名な山城の名を屋号に掲げ。

 牡蠣、呉と云ったら牡蠣です、産地直送以前に産地直接なので安価、そして美味しい。隊長に自信が無い方には焼き牡蠣がお勧め、猫舌の人には酢牡蠣がお勧め、両方不安な方には冷製のオイル漬け、牡蠣は兎も角お酒にあうのですよね。

 ペペロンチーノ枝豆、というのが御通しに。牡蠣が素早く提供されるという一例ですが、御通しよりも先に酢牡蠣がやってきたというのが嬉しい、上陸ビールのお店なのでしょうか、鱒最初の一品は手早く出してほしいという希望を具現化して。

 白州に山崎に、この日この山城屋さんに入りましたのは、呉駅の手前の立体通路を歩いていましたならば、ちょうど視線にはいりました戦艦の名前に惹かれてということなので、予約なんかしていません、だから飛び入りのカウンター、その目の前にいろいろ。

 300gステーキという、先ず注文していましたステーキがぐつぐつおろし醤油ベースのつけダレとともに焼きあがって目の前にやってきました、メニューでは一枚肉ステーキのようでしたが、この日は切り分けられて、結構な迫力といえて。

 ステーキ、実はこの日は一泊する訳ではなく江田島の帰路に広島経由で呉によるという、北大路機関伝統の弾丸ツアーを展開中でしたので時間が無い、すると手早く満足感を得るには、行きがかりに見つけたお店で地のものとステーキという短絡的な。

 ウィスキーが無いとステーキは始まらない、手早く一軒美味しいものを頂きたいですけれども、美味しいものにはお酒を並べなければ食事として体裁がとれません、そしてビーフの香りとウィスキーの香りがこうして共演を始めまして。

 バランタイン12年を頂きました、ここ、やっぱり上陸ビールのお店なのかなあ、この席の後ろでは教育隊の隊付の人たちが男女5名で服務指導と最近の若者はさ議論を広げている、乗っている護衛艦とか船務長とか砲雷長の評価の話題も聞こえ。

 山城屋、一階が酒屋さんで二階部分が居酒屋というかビストロというか。ちょっと階段が急ですのでよっている方とかご高齢の方には留意が必要ですけれども、写真の奥の方が呉駅と鉄のくじら館とかゆめモール、だったかゆめタウンだかを結んでいる。

 瀬戸内バル五十六というのが正式名称で山城屋というのは一かいの酒屋さんの名前だよ、とは後で知りましたこと。立体通路から見ますとお店はこう見えるのですね、呉駅はもう目の前、呉滞在最後のひとときを過ごすお勧めのお店の一つといえるでしょう。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都発幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌-呉,呉地方総監部の街で千福とおでんとカレーライス

2025-04-27 18:11:09 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 総監部の街である呉市、ゴールデンウィークの連休に呉市とかを散策される方が居ましたら護衛艦も兵学校もいいですけれども街そのものを是非めぐってほしい。

 広島の呉、呉市、海上自衛隊呉基地の置かれる海上防衛の拠点、大和ミュージアムが有名だけれども改装のために大和ミュージアムは現在休館中、観光という側面からはお休み期間、となるのかもしれませんが。

 グルメの街、こう、表現しますといやいやちがうちがう、といわれるかもしれませんが、軍都とか軍港都市というのは、断絶のないグルメの街なのだろうなあ、と思うのです。ここは呉市の居酒屋の。

 寿、呉市中通四丁目、れんが通りというアーケード街を北に抜けて交差点を渡らず右に50mほど行ったところに、探していったと云うよりは混んでない店を探してアーケード街を抜けたどり着いた店がありまして。

 千福、広島の銘酒をまず冷やで一献、きゅっと嗜んだ上でこの日の散策の途中経過を。既に時刻は夜なのですが、この日実は金曜日、カレーをまだ頂いていないので、カレーを頂けるお店を探して、ここにいたる。

 辛子明太子とおでんを肴に、まず冷や酒を嗜んだのですが、ふと思い浮かべると、全国のグルメを自称する街は、第二次世界大戦を挟んで物資欠乏のなかで、一時はグルメを断絶しているのですよね。

 おでんは、大根とスジ肉とはんぺん。ここに千福というのは、まあ、呉市で戦時中でも続いた定番といえる、ミッドウェー、淵田さんの著書とかに、伊168潜水艦の話題で、千福が出てくるから戦時中も造っていたらしい。

 戦争中でも連綿と、まあ、どこから材料が北野化の闇市というものを現代の感覚で考えることは、焼夷弾を人口密集地に落とすことと六法全書を並べるような、ちょっと無意味だが考えねばならない視座はさておき。

 カレー、このカレーを、このお店では香りが漂ってきたので暖簾をくぐったのですが、頂く、美味しい。名物はダブルカツカレーで、なんでも第四護衛隊群とかの乗員が長期航海を終えて帰港したさいの定番の一品とか。

 軍港都市ならば、戦時中でも無理にでもグルメを維持しなければ国運を掛けて戦い続ける士気を意地でも維持できないという、そういう実情があったのですけれども、この味は受け継がれているのだなあ、とおもった。

 アイスコーヒーがサービスでいっぱいつきました。酔い覚まし、ということでサービスとなっているみたいですが、あわあわのコーヒーは、確かに船腹で一杯やったあとだと、燻したような甘みを秘めた苦みがすがすがしい。

 寿。あとあと聞いたのですが呉市三大食堂だ、とのこと。居酒屋ではなく食堂でいっぱいやっていたのか。いせ屋、という有名なお店に行きたかったのですが営業時間を過ぎていた、三大食堂には、いせや、入るのだろうか。

 三大食堂、もちろん呉市は空襲を受けています、それも市街地を含めて、艦隊だけでは無く。それでも、こういうグルメは断絶する事無くほそい糸で継承されているのだろうなあ、とアーケード街を帰路に就いたのでした。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-北野天満宮,梅花観梅の際に頂く茶菓子は不思議な美味

2025-04-27 07:01:55 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 はるのはじまったころの話題ですが。

 桜花か梅花か。京都散歩の最中に花見としゃれ込みますと、梅花の方が混雑が無いように見えまして、しかも梅花の場合は屋台を並べるところも多くありませんので、落ち着きがある様な所に風情を見い出すと、こっちのほうがいいなあ。

 梅花の観梅、今回は北野天満宮の観梅を愉しんだ訳なのですけれども、花より団子、というわけではないもののこの北野天満宮は梅林の入場券を購入しますと、お茶と茶菓子が供されるのです、これもひとつのお楽しみとなっているのです。

 香梅煎、梅林の入場券を購入しますと、この引換券がもらえまして、豊臣秀吉が造営した御土居の梅林などを高い場所から眺めまして、そして新しく整備された梅林の先に毛氈を敷いた長椅子が並べられているところで、こういったものと。

 梅こぶ茶、のようなものなのですが、これ、不思議と自宅で頂く梅こぶ茶よりも、えもいわれぬ梅花の香り、実は実の方が香りは凄いのですが、北野天満宮は先ず数がちがうゆえ、ここを愉しみながら昆布茶をすすりますと、べつもののような。

 老松さんの茶菓子もさくりとかるい食感の甘味なのですが、ここで頂いたものが物凄く美味しかったもので、このお菓子を入手しまして、後で美味しい御茶をたてて食べてみたのですが、これ、やっぱり雰囲気を愉しんでいる、ということだったのかも。

 梅花の季節だけのお楽しみと云えるこの梅こぶ茶と茶菓子、春がやってきた、というところでしょうか。花見をこんなかたちで静かに熱い御茶と共に楽しんだ後、これから暖かくが温くなり暑く熱くなる、そういう一年でこの春を懐かしむのですね。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-平野上立売通,学生街のビフカツ定食

2025-04-26 14:19:57 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 京都市千円以下グルメ特集でも始めようかと思う今日この頃です。

 学生街、一種の聖域のような印象を思わせるところですが、京都ですので寺社仏閣とともに大学のキャンパスが佇んでいます。今回はそんなところにあります、いわゆる学生食堂、散歩ついでに探訪した話題を一つ。

 ハイライト、京都市内に幾つも支店がありまして、手頃でボリュームたっぷり、しかも美味しいということで、まあ床が脂っぽかったり調度品は学生の気分を反映しているようなところですが、この雰囲気は逆に懐かしい。

 ビフカツ定食、ハイライトはしらゆきチキンカツ定食というけっこうなボリュームのメニューが有名なのですけれども、このとしごろになりますと、ちょっとボリューミーすぎまして、ビフカツのほうをいただきました。

 しらゆきチキンカツよりも清酒白雪のほうに、安堵感を感じるような価値観、こういうのを成長なのか老いなのか掠れなのか、まあ、さすがにお酒は頂きませんでしたよ、このときばかりはまだ明るいですし、ねえ。

 デミグラスソースの甘みと旨味と塩味が、これ、ほんとうにご飯の進むメニューとなっていて、こんな米価の高い時代でもどんぶりめしを掻き込むような、そんな気力を奮い立たせてくれるのが、ちょっと不思議なもの。

 平野神社と北野天満宮に金閣寺と龍安寺に仁和寺と等持院、このハイライトからは立命館大学が近いのですが、どうじにこういった寺社仏閣にも囲まれています、観光地なのですけれども、安くて美味いお店が並ぶのです。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-今出川七本,器材が変える喫茶店で過ごす豊かな時間

2025-04-21 07:00:59 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 整理整頓をしていましたら懐かしいものが出てきまして。

 喫茶店というと、時間をどのように過ごすかというところですが、若い頃はまあ、商談もありますし。雑談と歓談とか休憩の場とか、いわば、幕間の時間帯理にりようしていたのですが、最近はもう少しおくぶかく。

 CODOU,ここは今出川七本、上京区西上善寺町にあります喫茶店で、一階はカウンターと賑やかな、二階部分は深々としたソファーなどが並び時間を過ごす事を主眼としましたような喫茶店、こういうところでは執筆が進む。

 SHARPのカラーザウルス、部屋の整理をしていましたら、引き出しの保管庫から出てきまして、電源を入れてみるべきかどうか、もう20年前の、もっと前だ、27年ほど前の器材ですが、けっこう重宝しました。

 PDA個人用情報端末というものがスマートフォンに置き換わって幾星霜、結局スマートフォンはサービスを売る端末であり、一方でPDAはそれそのものを自己完結している端末ですが、その分疲れがなかったようおもう。

 POMERA,しかし考えてみるとPDAを置き換えたスマートフォンはPDAの用途を全部担えるかというとそうではなく、ああ、カラーザウルスが2020年代まで正統進化していたならば、喫茶店で使えたのになあ。

 アイスクリームを、あまりゆっくりしていると溶けてしまうのだけれども、そのまえにさっと頂いて、そして解けた部分をクリームのように珈琲の醍醐味として愉しみつつ時間を過ごす、喫茶店に対する愉しみ方は機材がかえてゆく。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【京都幕間旅情】榛名さんの総監部グルメ日誌:京都-九条,学生時代思い出す焼き鳥屋さんで電気ブランのひととき

2025-04-20 18:22:30 | グルメ
榛名さんの総監部グルメ日誌
 ここのところおもうところあって。

 学生時代の思い出、というものはそれなりに時間を経ても引きずってしまうものでして、おまえいくつよ、と仕事仲間に言われましても、なにしろ、初めての経験、というものは目白押しというのは学生時代というもので。

 HUBで高校生が打ち上げする様子をアニメーションが描いているのを、先日、BDで久しぶりに見た作品でフィクションとはいえ驚きまして、いやさすがに京都の高校生はHUBで打ち上げしない、千葉とか首都圏はそんなに進んでいるのかと驚く。

 打ち上げで仕出し料理店の和食は逆に使わないのではないか、神奈川の方から聞きまして、そういうものなのかなあ、とも思いつつ。大学生時代に、なぜかよくお世話になったのが、この”ろまん家”というところ。

 鶏のタタキと、それからデンキブランで一杯やります。ああ、京都ということにこだわりを持とうとしましても、考えるとデンキブランは東京発祥のものですから、当時は其処まで考えず呑んでいたたようなそんなかんじ。

 コークハイボールとか。昔はビールの苦みが苦手だったし甘いチューハイも食事に合わないとばかりに、角瓶やニッカのようなものばっかり嗜んでいたような気がしますが、年齢を重ねてくると、寛容になるのかもしれぬ。

 もっとも、COVID-19を境に、わたしの周りだけかもしれませんが、お仕事の場合の接待やその他でアルコールという文化が吹っ飛んでいきまして、昔は煩わしかったですが、いまはある意味、空虚な感じもするのですが。

 焼き鳥盛り合わせ。北大路機関でこういう、学生時代の話題というものも不思議かもしれませんが、その背景にはOCNブログに続いてgooブログがまもなくサービス終了、という流れと無関係ではないのかもしれません。

 北大路機関は一応移転を前提に準備していますが、おそらく長く放置されている膨大な数のブログは、終了という情報さえ管理者が忘れたまま、サービス終了とともに後で見返すことのできない貴重な情報ごと、きえる。

 gooブログは、しっかり通知はした、と反論するのかもしれませんが、例えば画像データは負荷になるためサービス終了後は仕方ないにしても、文字のHTML化できるデータくらいは、数年間でいい、残して欲しいと思う。

北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ まや
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする