1月18日に杉山検校遺徳顕彰会・春の交流会に参加してきました。
①式典 10:00~
挨拶、祝辞
②杉山鍼按治療所報告
③講演「三部書と杉山検校の偉業」
講師 松本 俊吾先生
日本伝統鍼灸学会理事
鍼灸経絡紘鍼会会長
④琵琶演奏「検校杉山和一」「うつぼ猿」
都 穂鳳師匠
⑤当会常務理事 鹿濱 秋信氏「東京都知事賞」受賞祝賀会ならびに
新年交流 ~15:00閉会
こんな感じの内容で毎年開催されています。
これだけの内容で美味しいお弁当とお酒も出て3000円。
皆さまも是非会員になって、来年参加してください。
まずは宮司さんによる厳かなお祓いから始まりました。
今年も鍼灸の神様が守ってくれそうです。
そして松本俊吾先生の講演は、不勉強の私にもとてもわかりやすいものでした。
杉山和一といえば鍼灸学校で習うのは「管鍼法を作った人」というくらいでしたが、
戦後の日本における鍼灸存続に大きく影響していたとは知りませんでした。
杉山和一は1682年に両国に「鍼治講習所」を設立し、その後に後継者達が全国
45箇所に広げて現在の盲学校の基を作りました。
これにより後継者の育成が可能となったのです。
明治期に「非文明な野蛮的療法」と言われて廃止されかかった鍼灸が存続できた理由
の一つとして、この盲学校の存在は大きかったようです。
鍼灸を廃止すれば盲人の職業を奪うことにもつながります。
それは世論が許さないでしょう。
そのため、明治政府は鍼灸を廃止できなかったのです。
もしもここで鍼灸が廃止になっていたら、今私たち「鍼灸師」という職業は存在して
いないでしょう。
こうして鍼灸で生活ができるのも、杉山和一先生のおかげなのです。
これは盲学校だけでなく、晴眼者の鍼灸学校でも教えるべき大切な歴史ではないでしょうか?
鍼灸師以外の方も興味を持っていただきたいので、まずは公益財団法人杉山遺徳顕彰会をご覧いただければと思います。
記念館設立に向け来月2月8日に開催されるチャリティー寄席や、今年から開講される、
大浦慈観先生が発見した杉山和一の按摩術の講習会の案内もあります。
伝統医療文化研究会でも、いずれ杉山和一関連のイベントを企画する予定ですので
その際は皆さん奮ってご参加下さい。
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①式典 10:00~
挨拶、祝辞
②杉山鍼按治療所報告
③講演「三部書と杉山検校の偉業」
講師 松本 俊吾先生
日本伝統鍼灸学会理事
鍼灸経絡紘鍼会会長
④琵琶演奏「検校杉山和一」「うつぼ猿」
都 穂鳳師匠
⑤当会常務理事 鹿濱 秋信氏「東京都知事賞」受賞祝賀会ならびに
新年交流 ~15:00閉会
こんな感じの内容で毎年開催されています。
これだけの内容で美味しいお弁当とお酒も出て3000円。
皆さまも是非会員になって、来年参加してください。
まずは宮司さんによる厳かなお祓いから始まりました。
今年も鍼灸の神様が守ってくれそうです。
そして松本俊吾先生の講演は、不勉強の私にもとてもわかりやすいものでした。
杉山和一といえば鍼灸学校で習うのは「管鍼法を作った人」というくらいでしたが、
戦後の日本における鍼灸存続に大きく影響していたとは知りませんでした。
杉山和一は1682年に両国に「鍼治講習所」を設立し、その後に後継者達が全国
45箇所に広げて現在の盲学校の基を作りました。
これにより後継者の育成が可能となったのです。
明治期に「非文明な野蛮的療法」と言われて廃止されかかった鍼灸が存続できた理由
の一つとして、この盲学校の存在は大きかったようです。
鍼灸を廃止すれば盲人の職業を奪うことにもつながります。
それは世論が許さないでしょう。
そのため、明治政府は鍼灸を廃止できなかったのです。
もしもここで鍼灸が廃止になっていたら、今私たち「鍼灸師」という職業は存在して
いないでしょう。
こうして鍼灸で生活ができるのも、杉山和一先生のおかげなのです。
これは盲学校だけでなく、晴眼者の鍼灸学校でも教えるべき大切な歴史ではないでしょうか?
鍼灸師以外の方も興味を持っていただきたいので、まずは公益財団法人杉山遺徳顕彰会をご覧いただければと思います。
記念館設立に向け来月2月8日に開催されるチャリティー寄席や、今年から開講される、
大浦慈観先生が発見した杉山和一の按摩術の講習会の案内もあります。
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その際は皆さん奮ってご参加下さい。
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