《 赤毛のアンに学ぶ 》
講談社文庫
幸福になる方法
茂木健一郎 著
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茂木健一郎の 解釈
人間とは
幸わせとは何か?
赤毛のアン.....大事なことは深い人間洞察に基づいた作品だということ 日本の読者は表層的な部分を好みます
日本人と/キリスト教.....「赤毛のアン」の中心を貫くキリスト教的ヒューマニズム 日本では理解されないから「赤毛のアン」が表層的にしか受け入れない根本的原因です 作品の持つ深い思想が見えてこない
欧米社会では.....キリスト教に裏打ちされた人生観があります キリスト教の思想の根本にある「愛の原理」「神の意志」を受け入れるといったところに、共通の思想があると思います
キリスト教と開拓者精神.....「アン」に登場するプリンス・エドワード島(カナダ)の住民達も、かってはイギリスやフランスからの移民です 新大陸での生活を切り開いてきた「運命を受け入れ」、という思想は「キリスト教」と「開拓者精神」からきている
赤毛のアン
幸福になる方法がいっぱい
皇居・竹橋/ 平川門入場
皇居・竹橋/ 平川門入場
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「茂木健一郎」が読み解く
脳科学者の解釈
アンが大人の世界に着地.....する前の青春時代を描いています 西洋的なスタイルへの憧れ...プリンス・エドワード島の美しい自然...美味しいケーキやお茶のセット...といった表層的な部分が日本人には好まれます 実は「赤毛のアン」にはもっと深い思想が隠されています 「児童文学」ではなく「大人の文学」なのです
いかに「真摯な自分」を貫くか.....偶然の出会いをどのように生かすか 世界観を変えるような出来事を受け入れ、自分自身を変えるためにどうすれば良いか 個性をいかにして育み尊重するか 欠点だらけの自分の人生を愛するためには、何をすれば良いのか 「幸福になる方法」がぎっしり詰まっています
赤毛のアンは実は大人の文学
人生の洞察力 深い思想が潜む
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赤毛のアンに学ぶ
幸福になる方法
村岡花子/翻訳
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