赤毛のアンに学ぶ②/ 幸福になる方法

2014-09-26 08:04:49 | 読書/人生を考える

  《 赤毛のアンに学ぶ 》 

講談社文庫

幸福になる方法

 

茂木健一郎 著 

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茂木健一郎の 解釈

「幸福の花」見つける

赤毛のアン.....は遇有性の物語 「人生はどうなるかわからないから人は成長できる」 アンがグリーン・ゲーブルスに来たのも全くの偶然であり、多くの可能性をかいくぐってアンはこのグリーン・ゲーブルスに辿り着いたのです つくづく人間は「遇有性」によって成長させられていることに私たちは気付かされます

 

マシューとマリラ.....初老の二人が、アン・シャーリーという一人の少女(孤児)を受け入れるところから物語は始まる 物語の最後では立場の逆転が起ります 運命を受け容れるという覚悟が読み取れます

 

マシューとマリラが.....アンを引き受けたように、教師を夢見ていたアンが教師を諦め、今度は年老いたマリラの人生を引き受けます 「運命を受け入れる」という決断を今度はアン自信が下す これは非常に「深い覚悟~深い思想」...だと思います 

  

皇居・竹橋/ 平川門入場  

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一度世界が広がる

アンの世界が.....一度は広がったように、世界の果てまで見渡せるかのような広がりを体験することは大切なこと 一度プワーと広がった世界が、やがて現実の自分の人生に落ち着いていく 青春時代の広がりと、現実の着地が重要なのです

 

運命を受け入れる.....ということは、決して逃れられない人生の重荷として「運命を」受容するということではないのです あくまで等身大の自分を受け入れるということ

皇居・竹橋/ 平川門入場  

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希望や創造が生まれる

神の「空白」状態から.....希望や創造が生まれる たまにはふらふら出歩こう 感動することをやめた人は、生きていないのと同じ  脳は常に新しい何かを求めている 「新しい感動~新しい刺激~それに新しい視点」...など

 

小さなことへの感動.....美しい自然があり水があり空がある そういう小さいことに感動してみる そういうことから始めていいのです  それだけでいったい一日の内に何回「奇蹟」が起きることか 世界が全く違った輝きで見えてくるはずです

 

奇蹟を見つけよう.....幸わせになるためには「奇蹟」とめぐりあうことしかないのです 日常生活のありとあらゆる瞬間に潜んでいます 小さな「奇蹟」に気が付けるかどうかが全ての鍵です  何かに出合うためには、まず「行動」 行動して何かに出会ったら、その出会いに「気付く」こと 自分が出会ったものを「理解」して「受容」する 

 

皇居・竹橋/ 平川門入場 

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ひたむきに生きよう.....「奇蹟」を起こす為には ひたむきに生きるしか方法はないと思います 「ひたむきさ~純粋さ」 アン・シャーリーという人は決していじけない どんな境遇に陥っても悲観的になったり、捻くれたりしない 孤児という境遇も赤毛というコンプレックスも、前向きに対処します...(赤毛のアンに学ぶより抜粋) 

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赤毛のアン」

自分に与えられた運命

「偶有性」を受け入れる

思わぬ幸運に偶然出合う能力 

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赤毛のアンに学ぶ

幸福になる方法

 村岡花子/翻訳

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