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2017年に渡瀬恒彦さんが亡くなられました。
私としてはやっぱり、ヤクザ映画の類よりも『大激闘/マッドポリス'80』『特命刑事』の氷室キャップはじめ『刑事物語'85』のジョーさん、そして『警視庁捜査一課9係』シリーズの加納係長と、切れ味鋭い刑事役のイメージが強い俳優さんでした。
『警視庁捜査一課9係』は第12シリーズに向けて出演準備されてたそうで、2時間スペシャル物でも『十津川警部』や『タクシードライバーの推理日誌』等、安定した人気を誇る長寿シリーズの数々に主演されてました。
テレビ朝日系列の木曜夜8時枠で2002年からスタートした主演作『おみやさん』も、実に第9シリーズ(2012年)まで放映され、2016年まで2時間スペシャルも4本創られた人気作。テレビ朝日&東映の制作で、木曜夜8時「木曜ミステリー」枠で放映されました。
原作は石ノ森章太郎さんの漫画『草壁署迷宮課刑事おみやさん』で、このドラマ版では京都が舞台になっており、第1シリーズは『京都鴨川東署迷宮課おみやさん』というタイトルでした。
(なお '85年、'87年にも朝日放送制作、緒形拳主演により『迷宮課刑事おみやさん』『六本木ダンディーおみやさん』のタイトルで連ドラ化されてます)
昨今1つのジャンルとして定着しつつある「コールドケース」物のはしりで、主人公=鳥居勘三郎(渡瀬恒彦)は資料課の課長。過去の未解決(迷宮入り)事件を次々と解決させちゃうから、通称「おみやさん」。
その相棒となる資料課員=七尾洋子に櫻井淳子、鑑識課員=金沢桂子に七瀬なつみが扮するほか、捜査課の刑事に懐かしの旧・加瀬大周、不破万作、小野寺 丈、刑事課長に片桐竜次、署長に谷 啓、鳥居家の家政婦に菅井きん、といった俳優陣が脇を固めておられました。
主人公の鳥居は富豪の家に育ったお坊ちゃんで、おっとりした性格。相棒の七尾は勝ち気で大雑把な三枚目キャラで、とても明るい作風になってるのが私好みです。
未解決事件の謎解き自体は今や見飽きたモチーフだし、人情話=お涙頂戴に走る傾向があるのはマイナスポイントだけど、渡瀬さんのクールな演技が押しつけがましさを中和させてくれます。もし、これを熱演型の俳優さんがやられてたら、私はソッポを向いた事でしょう。
そう考えると、やっぱり貴重な俳優さんでしたね。兄の渡 哲也さんと違って病弱なイメージが無かったもんで、出演作をこれまで当たり前みたいに観てましたけど、失って初めて存在の大きさを思い知らされました。合掌。
なお、2012年の第9シリーズ『新・おみやさん』からはヒロイン役が京野ことみさん、貫地谷しほりさんへと変遷し、高島礼子さん、戸田恵子さん等もレギュラー入りされてます。
おみやさんは女性との絡みがやたら多く、さぞや渡瀬さん、気持ちよくお仕事されてた事でしょうw
ムーミン