井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・ミヤマウズラ

2020年03月05日 | 日記


ミヤマウズラの群落。ラン科シュスラン属。
アケボノシュスラン同様、茎は地を這い根をおろして群落をつくる。
「深山」の名をもつが特別高山性はなく、人里近い山地でも見られる。



ミヤマウズラの葉と花序。
葉は広卵形~長卵形で下部に集中する。葉には白い斑が入るのが普通で、これを「鶉(うずら)」の羽根に見立てて「ウズラ」の名がつく。
花序は直立して、10個前後の花をやや一方に偏ってつける。



ミヤマウズラの花。
花は白色でしばしば淡紅色を帯びる。
萼外面は有毛。側萼片は左右に拡がり、側花弁、唇弁の先は褐色の斑点がつく。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北海道の花・アケボノシュスラン | トップ | 北海道の花・ネジバナ1 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事