井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・マルバトウキ

2019年05月25日 | 日記


マルバトウキの葉。セリ科マルバトウキ属。
葉は2回3出複葉。高山に生えるハクサンボウフウと比べると、葉は厚く硬く、光沢がある。
マルバトウキは本州北部~北海道の海岸近くに生育する。
「トウキ」は「当帰」(婦人病に効く生薬)、太い直根をもつ。



岩場のマルバトウキ。
複散形花序で、総苞片、小総苞片は共にある。
茎、葉柄は無毛。(ハマボウフウは有毛)



草地のマルバトウキ。
海岸の岩場や草地に生育するが、草地のものは岩場のものと比べて草丈が大きくなる。
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