ハナニガナ。キク科ニガナ属。
山地の日あたりのよい道端~草地に生える多年草。
ニガナ属の基準種ニガナに対して、シロバナニガナはその1変種、その黄花種がハナニガナで1品種扱いとする。(「日本の野生植物(平凡社)」)
ただ、これと異なる見解もあり、ハナニガナを変種とし、その白花を1品種とする。大した違いはないようだが、その見解では学名も微妙に異なる。
ハナニガナの茎葉。
根生葉には長い柄があるが、茎葉には柄がなく、基部が心形になって茎を抱く。ただし茎を抱かない個体もある。
茎はは長楕円形で手前側半分ほどに刺状の鋸歯がつく。
ハナニガナの頭花。
頭花は8~11個の舌状花からなる(基準種・ニガナの場合は普通5個)。
花の径も20mmほどでニガナ(15mmほど)より大きく、「オオバナニガナ」の別名がある。
舌状花の数など、中間的なものもあるという。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます