タチカメバソウの群落。ムラサキ科キュウリグサ属。
山地の湿った所に生える多年草、やや高山性で高山植物図鑑にも載る。
特別珍しい種ではないが、分布は割と限られている。
タチカメバソウの葉。
タチカメバソウは「立亀葉草」と書く。葉の形が「亀の甲」に似て、茎が直立する所からの命名。
下部の葉には長い柄があり、基部は普通浅い心形となる。
属の代表種・キュウリグサ、北海道には分布しないが、葉を揉むとキュウリの匂いがすという。
タチカメバソウの蕾。
新葉を出した後、茎を伸ばして先端に蕾をつける。蕾はかたまった状態で現われ、花柄を伸ばして開花に向かう。
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