ミヤマアキノキリンソウの蕾。キク科アキノキリンソウ属。
アキノキリンソウの高山型、高山の草地に生える。この株は旭岳産。
標準和名は高山型と言うことで「深山マアキノキリンソウ」であるが、高山植物としては「黄金菊(こがねぎく)」の別名方が通りがよい。
ミヤマアキノキリンソウの花。
アキノキリンソウの仲間は変異が多いとされるが、一つ一つの花に大差はない。
強いていえば、舌状花が長い印象のものが多いと言えるかもしれない。ただ、これはアマチュアの見方。
プロは、アキノキリンソウの総苞が狭鐘型で総苞片が4列であるのに対して、ミヤマアキノキリンソウ
の総苞は広鐘型で総苞片が3列となるところを見るという。
ミヤマアキノキリンソウ。
こちらは赤岳産。生育地によって変異が出やすいとも言われる。
低地のアキノキリンソウに対して高山型としてミヤマアキノキリンソウと呼ばれるが、学名上の母種はミヤマアキノキリンソウの方だという。
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