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オニハマダイコンの群落。アブラナ科オニハマダイコン属。
海岸・砂浜に生える1~2年草で帰化植物。
在来種のハマダイコンはダイコン属で、オニハマダイコンとは別属である。
ハマダイコンは栽培種のダイコンが野生化したものだがあまり見かけない。今やオニハマダイコンに圧倒されている。
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オニハマダイコンの葉。
オニハマダイコンの葉は多肉質で乾燥や潮風に強みを発揮する。
ハマダイコンはダイコン属で羽状に裂けるが、オニハマダイコンの葉は全縁から波状縁になる程度。
オニハマダイコンは北米原産で厚手の葉は食用になるという。白老町では「オニハマダイコンを食べつくそう」というオニハマダイコン駆除作戦を展開している。
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オニハマダイコンの花。
アブラナ科の花で花弁は4枚。4枚健在の花もあるが、花弁は落ちやすく4枚揃っていない花が多い。
侵略的な帰化種で、短期間で分布域を大きく拡げているところから、オニハマダイコンの花は虫媒花というより無性生殖になっているのではないか、そう考えられる。
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