井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の花・ミヤマワレモコウ、チシマワレモコウ

2021年03月27日 | 日記

ミヤマワレモコウ。バラ科ワレモコウ属。

山地~亜高山の草地に生える多年草。ナガボノシロワレモコウと同じコバノワレモコウノ1変種。

葉や花穂などナガボノワレモコウに似るが草丈はずっと小さく、花穂の色は紅紫色。

2001年まではナガボノアカワレモコウと呼ばれていたという。

チシマワレモコウ1。バラ科ワレモコウ属。

ナガボノシロワレモコウも北方型だがチシマワレモコウは更なる北方型で、高山型とも言われる。

全体に小型で、花穂も短い。この株は礼文島産。

チシマワレモコウ2。

開花前の蕾状態のとき、蕊を包む萼が薄紅色に色づくものがあり、蕾状態の花穂は赤っぽく見える。

開花が進むと白くなる。この株も礼文島産。

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