井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

オオヤマフスマの群落。

2024年05月21日 | 日記

オオヤマフスマは「大山衾」と書く。ナデシコ科オオヤマフスマ属の多年草。
近縁のハコベ属にノミノフスマ(蚤の衾)という2年草があり衾は寝具・布団のこと。小さい葉を「蚤の布団」に見立てての命名という。
オオヤマフスマはそれより葉が大きいというのでオオヤマフスマと命名されたという話がある。
しかし、牧野富太郎は「語源不明」としている。
大きい「ヤマフスマ」ではないし(ヤマフスマという植物はない)、大山に生えるフスマでもない。
やはり「語源不明」ということか。

コメント
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